2019年2月26日 更新

必死のパッチの意味と語源は?奥深い関西弁の世界とは

独特の上がり下がり(イントネーション)で繰り広げられる関西弁には、時々、ん!? 今の言葉は何? と戸惑う方もいる中で、気にせず話が展開されていきます。聞き慣れない関西弁の語源・意味などをわかりやすく解明していきます。「必死のパッチ」ってなんやねん!?

目次

意味がわかると面白い!関西弁の世界

Adorable Baby Bath - Free photo on Pixabay (78391)

いかがでしたでしょうか!? 「必死のパッチ」から始まった関西弁の世界。昔に比べて、メディアに関西出身のお笑い芸人さんの出演が増えているので、少し馴染みはあるのかもしれません。が、関西のローカルテレビの方が全国放送に比べてコテコテの(どっぷりディープな)関西弁です。

早口で話す関西人に少し迫力を感じてしまうかもしれませんが、テンポ良く、リズム良く話すことが根付いている関西人。言わば=うどんで言う出汁=のようなものだと言えるでしょう。関東と関西では、うどんの出汁の味に違いがあり、即席の”どんべぇ”の味が違うのをご存知ですか?

昔ながらの関西弁は笑いの世界だけでなく、ローカルアニメでもお楽しみ頂けます。「じゃりン子チエ」…主人公はチエちゃんという子供です。個性豊かな人物が登場し、設定された背景に今見ても引き込まれてしまいます。特に大阪のディープな街を設定しているので余計に際立っております。

関西弁と共にある根強いアイデンティティー、心情、生きていく強さ・人間の弱さなどをアニメから感じ取ることができるくらいになると、関西人と話す楽しみも他に見い出せそうです。独特のイントネーションもお楽しみください!
Frog Prince - Free photo on Pixabay (78392)

関西人にとってのボケ&ツッコミは文化だと書きました。笑いのツボを形成する大事な部分は、笑いを追求されているプロの落語家・漫才師・お笑い芸人さん達と共に作り上げてきている、そんな笑いの神様たちから自然に与えてもらっているというルーツがあります。

地域それぞれにある文化(ルーツ)が言葉をはじめ、食べ物、建物、価値観などに受け継がれています。現代では自由に別の土地へ移り住むことが簡単にできるようになったので、伝統が途絶える危機にあり、又、それを支えるよそ者(その土地の出身者ではない)が有難いことに魅了されています。

関西弁の世界も他にはない独特な、関西弁でいうコテコテな世界観を楽しんで頂けるのではと、ご紹介させて頂きました。コミュニケーションあってこその人間関係、それぞれの文化を知る事は相手様を一旦受け入れるという事です。

これを機に、関西人&関西弁にご興味お持ち頂ければ幸いです。それでは落語風に。…「おあと宜しいようで、これにて失礼致します。」

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