目次
姐さん
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「姉さん」 ではなく『姐さん』で『あねさん』と読みます。親分や目上の人の奥さんのことを指していて、『姐御(あねご)』とも言います。
ヤクザの世界では親分や子分と、親子関係になぞらえた関係性を大切にしているので「親分、組長」は父親のような存在で、その奥さんは母親のような存在となります。
それでも「おかみさん」のような言い方はせず、あえて母よりも格の低い「ねえさん」 と呼ばせるのは、ヤクザ社会が女に権限を持たせない事から来ていると言われています。
ヤクザの世界では親分や子分と、親子関係になぞらえた関係性を大切にしているので「親分、組長」は父親のような存在で、その奥さんは母親のような存在となります。
それでも「おかみさん」のような言い方はせず、あえて母よりも格の低い「ねえさん」 と呼ばせるのは、ヤクザ社会が女に権限を持たせない事から来ていると言われています。
ええとこ付き
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『ええとこ付き』とは、「八方美人」のことを指しても言いますが、ヤクザの中では親分を乗り換えることを言うようです。
「ええところ」に「付きたがる」といったところでしょうか。例をあげると「ええとこ付きするようなヤツは、好かん。」のような使い方をするようです。
「ええところ」に「付きたがる」といったところでしょうか。例をあげると「ええとこ付きするようなヤツは、好かん。」のような使い方をするようです。
絵
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『絵を画く(えをかく)』のように使います。また『絵図を画(えずをかく)』とも言います。
「絵」は計画や策略のことを指していて、陰謀を企んでいる様子を例えています。
「絵」は計画や策略のことを指していて、陰謀を企んでいる様子を例えています。
おとしまえ
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『落とし前をつける』という言葉はヤクザものの作品ではお決まりと言っていい程よく耳にする言葉です。
ヤクザ用語としては失敗や無礼をはたらいてしまった時の後始末をしてその場を納めたり許しを得たりする、ケリをつける、という意味があります。
元々は香具師(やし/テキ屋の事)が縁日やお祭りで露店を出した際、お客さんと折り合いをつけるために適当なところまで値段を落とすことを指して使っていた隠語でした。
平たく言えば、その場を丸く収めるという意味と言えます。
ヤクザ用語としては失敗や無礼をはたらいてしまった時の後始末をしてその場を納めたり許しを得たりする、ケリをつける、という意味があります。
元々は香具師(やし/テキ屋の事)が縁日やお祭りで露店を出した際、お客さんと折り合いをつけるために適当なところまで値段を落とすことを指して使っていた隠語でした。
平たく言えば、その場を丸く収めるという意味と言えます。
ガサ入れ
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『ガサ入れ』はヤクザも使いますが、本来は警察用語になります。
『ガサ』は「捜す(さがす)」の『サガ』を転倒させた言葉で、「入れ」を組み合わせて創られた言葉です。基本的には家宅捜索を意味します。
主に犯罪や暴力で成り立っているヤクザにとっては警察用語も馴染みのある言葉なのかもしれません。 「手入れ」にも同じ意味があります。
『ガサ』は「捜す(さがす)」の『サガ』を転倒させた言葉で、「入れ」を組み合わせて創られた言葉です。基本的には家宅捜索を意味します。
主に犯罪や暴力で成り立っているヤクザにとっては警察用語も馴染みのある言葉なのかもしれません。 「手入れ」にも同じ意味があります。
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警察(捜査官)がヤクザの事務所にガサ入れをするのは、違法薬物や銃等、犯罪の証拠を掴むためだけではありません。
実際、ヤクザもちょっとやそっと探したぐらいで見付かるようなところに証拠品や違法なものを隠しているはずがないので、ガサ入れをしても何も見付からない時もあります。
それでも、ガサ入れを実行する事によってヤクザに対して心理的な「揺さぶり」をかけるのには効果的なのだそうです。
警察がヤクザに対して臆することなく向かっていくことはヤクザにとってプレッシャーになります。その効果も手伝って、匿っている事件の犯罪者を押さえることが出来たりする事もあるのです。
実際、ヤクザもちょっとやそっと探したぐらいで見付かるようなところに証拠品や違法なものを隠しているはずがないので、ガサ入れをしても何も見付からない時もあります。
それでも、ガサ入れを実行する事によってヤクザに対して心理的な「揺さぶり」をかけるのには効果的なのだそうです。
警察がヤクザに対して臆することなく向かっていくことはヤクザにとってプレッシャーになります。その効果も手伝って、匿っている事件の犯罪者を押さえることが出来たりする事もあるのです。
金筋
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『金筋』と言っても、服や帽子に縫いつけた金色の筋の装飾のことではありません。
ヤクザの言う『金筋』とは、筋金入りの極道のことを指して言います。ヤクザとして本格派だったり、博徒(ばくち打ち)として本物という意味です。
ヤクザの言う『金筋』とは、筋金入りの極道のことを指して言います。ヤクザとして本格派だったり、博徒(ばくち打ち)として本物という意味です。
シャブ
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『シャブ』とは覚せい剤の隠語です。不良やヤクザが言う「シャブ中」は、覚せい剤中毒のことを「シャブ屋」は薬物(覚醒剤)を売っている人のことを言います。
覚醒剤のことをシャブと呼ぶようになった由来はいくつか言われています。
「アンプル(注射する薬を入れる、先を折って使うタイプのガラス瓶)」に入った薬を振るとシャブシャブという音がするからだという説や、常用を続けると骨までシャブられる事から由来とする説。
静脈内に投与すると冷たく感じ、寒い、しゃぶい、となることからという説もあります。
覚醒剤のことをシャブと呼ぶようになった由来はいくつか言われています。
「アンプル(注射する薬を入れる、先を折って使うタイプのガラス瓶)」に入った薬を振るとシャブシャブという音がするからだという説や、常用を続けると骨までシャブられる事から由来とする説。
静脈内に投与すると冷たく感じ、寒い、しゃぶい、となることからという説もあります。
外
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『娑婆(シャバ)』と言った方がピンとくる人が多いかもしれません。『外』とは刑務所の外のことを言います。
ゲームや映画、また、現実でもヤクザが刑務所に入る事は珍しくありません。
ちなみにヤクザの組員が刑務所から出所した際、お迎えにきた組員達が『おつとめご苦労さまです。』と声を掛けますが、この「おつとめ」は一般的に勤務をしている人が使う「勤め」ではなく「務め」になります。
これは、服役という義務を果たしたことに対する労いの意味があるためです。
ゲームや映画、また、現実でもヤクザが刑務所に入る事は珍しくありません。
ちなみにヤクザの組員が刑務所から出所した際、お迎えにきた組員達が『おつとめご苦労さまです。』と声を掛けますが、この「おつとめ」は一般的に勤務をしている人が使う「勤め」ではなく「務め」になります。
これは、服役という義務を果たしたことに対する労いの意味があるためです。
詰める
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ヤクザの間では、何を『詰める』と言うのかというと、指です。指詰め、断指、エンコ詰めなどの言い方があります。
組織の掟を破ったりしたときの反省の意を込めたり、抗議をするときなどに自ら(もしくは強制的に)小刀等で小指を切り落とす慣習があるのです。
なぜ小指を切り落とすのかというと、小指を切り落とすことによって、人の手はうまく力が込められなくなります。
喧嘩で拳を握った時にもパンチに力が入らなかったり、刀の柄を握る力も半減してしまいます。ヤクザにとっての(暴力的)価値を半減させてまで相手に想い込めて指を差し出すのです。
組織の掟を破ったりしたときの反省の意を込めたり、抗議をするときなどに自ら(もしくは強制的に)小刀等で小指を切り落とす慣習があるのです。
なぜ小指を切り落とすのかというと、小指を切り落とすことによって、人の手はうまく力が込められなくなります。
喧嘩で拳を握った時にもパンチに力が入らなかったり、刀の柄を握る力も半減してしまいます。ヤクザにとっての(暴力的)価値を半減させてまで相手に想い込めて指を差し出すのです。
ヤクザと付き合うデメリット
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