2019年9月14日 更新

地底湖で起きた事件の真相は?白米美帆さんを含めたその後の動きとは

みなさんは、岡山地底湖行方不明事件をご存知でしょうか? こちらの記事では、殺害を企てた犯人と思われる白米美帆さん(当時大学生)のその後(事件後)の動きなど事件の真相についてまとめています。探検サークルなどに加入している方は、ご覧になってみてはいかがでしょうか?

目次

大学生行方不明の謎の事件

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みなさんは、危険な場所に行く時どういった行動をとりますか? まず、その場所の本質を知る必要がありますよね。「この場所は、こういうところ」「この場所は、もしかしたらこうなる」など幾らでも危険と直結するイメージが生まれます。

その思考が生まれないとしても、何かあったときに助けが来るように誰かに伝えます。これがなかった為に事件に発展してしまった岡山地底湖行方不明事件ですが、関係者が真実を語らないことも相まって不可解な部分を多く含む結果になってしまいました。

隠蔽などの間違いの肯定は、「あっ、別に間違いを押し通していいんだ」という伝言ゲームが始まり後に大きな事件に発展していきます。そのため(事件を引き起こした犯人のためにも)一つ一つ紐解いて修正する必要があります。では、まず事件の概要について見てみましょう。

岡山地底湖行方不明事件の概要

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先ほども申しましたが、事件の発端となるべき点は連絡を入れなかったことです。これは、非常に欠落しやすく怠りがちな基本的な部分です。「大丈夫、大丈夫!」と甘くみて痛い目を見る経験はいくらでもあると思いますが、死に直結するようにもなると流石に慎重に考えなければいけません。

連絡しないことを逆に捉えれば、それは「いけないことをする」という意思とも受け取れます。また、犯人と思しき人だけの責任ではなく「家族、サークル仲間をはじめそれに近しい人、近所の人、周囲の人など」起源を考えれば教育が原因で引き起こされるとも考えられます。

一概にして一括りにするのはあまりよくないことですが、このようにあらゆる可能性を予測して対策することは大事なことなのです。それでは、まず事件の概要を掴むために行方不明となった男子大学生について見てみましょう。

遊泳していた男子大学生が行方不明となった

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被害にあった(男子大学生)名倉祐樹(当時21歳)さんは、高知大学(3年)の探検部に所属していた男性の方です。2008年1月5日、岡山県新見市にある鍾乳洞「日咩坂鐘乳穴(ひめさか かなちあな)」内の地底湖で行方不明になったと言われています。

地底湖というと幻想的というのでしょうか?日常とはかけ離れた場所なので、はしゃいで事故に巻き込まれたという可能性もあります。ですが、名倉さんが危険になった際に周りが助けない状況はおかしいですよね。洞窟内に湖があることは当然知っているはずなので、その対策・準備はしていることになります。

また、探検部と称したサークル内の人間関係は裏では陰口を叩くなど良いとは言えないもので、男女ともに裸になって騒ぎ立てるなど実際の活動も理性のかけた内容が目立つとされています。危険な地へ赴くという吊り橋効果なのか恋愛においても盛んだったと言われ、人間関係で揉めていた可能性もあると言われています。

仲間から通報を受け捜索に当たるも見つからず

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ここで唯一救いがあるのが、仲間の通報です。そのまま黙認していたら犯行の意思はより深く探ることは出来ますが、事件性はさらに増したことでしょう。ただ、懸命な捜索も空しく救出に到ることはありませんでした。

日咩坂鐘乳穴は、救助隊員が「3本の指に入る」と語るほどの難所であり、探検部がいかに危険なことをしていたかを知ることが出来ます。鍾乳洞の奥は暗闇であり、捜索は至難を極めたと言われています。

食料としていたビスケットも度重なる匍匐前進で粉々になるなど、二次被害が不安視される中でも救助が行われました。自分が死ぬかもしれないのに危険な地に自分から行くなんて自分では考えられません…。自分を信頼しているのと、助けたときのイメージを常に持っているんでしょうね。

岡山地底湖行方不明事件の詳細

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この事件は、サークル活動の一環として洞窟を訪れた5人のうち1人が洞窟内で遊泳し行方不明になったことで警察に通報されました。事件は、2008年1月5日に起こったとされ「人との間にある闇の深さ」について考えさせられました。

被害にあった学生が所属していた団体は、学生や社会人で構成された大学の洞窟探検サークルだと言われ、行方不明となった男子学生は「5人グループで午前11時半ごろ洞穴に入り、午後2時半ごろに行方不明」になったと言われています。

「地底湖で泳いでいたところ戻ってこなかった」とメンバーは話していますが、他4人が共犯という可能性から苦し紛れの言い訳にも取れます。今現在も、有益な情報は得られず未解決の事件として扱われるなど疑問の残る結末を迎えたままでいます。

地底湖に足を運んだ人たち

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2008年1月5日、この日洞窟に足を踏み入れたのは団体の中の5人です。また、現場に1人も残さず帰ってきており誰も被害者を厭う者はいないことから、被害者を疎んじていたことが明らかに背景にあります。

連れてきたリーダーに常識があれば、責任をもってその場に残るなど理性的な判断を下します。「何でそんな面倒なことしないといけないの?」と思うのであれば、その資格がないのも同然になります。

しかし、こんな手の込んだことをしてまでして人を殺したいという裏側はとても気になるところです。何かどうしても許さないようなことでもしない限り、ここまで人を貶めようとはしないはずですからね。

そのうちの1人が遊泳を始めた

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洞窟の地底湖は深さ32メートルもあると言われ、それを知らずして湖に入るのは無謀と言えます。さらにそこで着衣のまま泳いだと証言しているので発言そのものが異常、あるいはごまかす為の妄言と捉えるのが普通だと言えます。

そもそも一人で遊泳というのがおかしいので「本人がおかしくなって(酒・薬・障害など)遊泳した」「何らかの目的・ルール(調査・謝罪・罰ゲームなど)のもとに遊泳した」という考えが妥当になります。

もし知らなかったと反論するのであれば、準備不足を突きつけられるので洞窟に入ること自体に問題があり企画したリーダーに責任が発生します。つまり、故意に洞窟に入って何かをする必要があったという見解が妥当と言えるでしょう。

警察に通報がある

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警察への通報は、学術探検サークルのメンバーが午後6時15分頃に通報したものだと言われ事件をより紛らわしくさせる要因となりました。そのまま通報をせずにいるのであれば確信犯となり、事件扱いとなるはずですからね。

しかし、このことがまかり通れば誰でも殺人を犯せることになってしまいます。つまり、危険な地に行くということは地形的な危険性だけでなく他の要因(恨みによる殺意など)により死に直結する可能性を孕んでいることになります。

届け出をせずに洞窟内を探索

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届け出をせずに危険な地に行くということは、秘密裏に何かをするということになります。つまり、知られると困るようなことを実行していることに外ならず被害者自身にも少なからず責任が付きまとうものだと言えます。

また、警察は通報を受けても捜索を行わないケースがあり、警察のみに一任すれば事件が解決するという考え方も問題だと言えます。「当事者たち、解決する力のある人たち、周りの人たち、ニュースなどで事件を知る人たち」全員がしっかりと考え行動しなければ、こういった事件が今後なくなることはないでしょう。

二次災害の懸念があり捜索は難航

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