目次
- アラビア人とは
- アラビア人の特徴や基礎知識
- 居住地や人種
- アラビア人の歴史
- アラビア人の話す言語
- アラビア人の食文化
- アラビア人の宗教
- アラビア人の名前の特徴
- 姓を持たない
- 結婚しても名前を変えない
- 「息子」「娘」を意味する言葉を入れる
- 父祖名を列記
- 家族が増えると名前を変えることもある
- アラビア人男性の性格
- プライドが高く攻撃的な一面を持っている
- 自身を尊重してくれる相手には親切でフレンドリー
- 人情に篤い
- 契約文化
- 時間にルーズ
- アラビア人女性の性格
- 根強い信仰心
- お洒落が好き
- イスラム教徒ではない女性もいる
- 親族以外の男性に顔を見せることはできない
- 男性を尊重し立てるが家庭内では男性を尻に敷くことも
- アラビア人の恋愛観・結婚観
- 寂しがり屋
- 浮気の心配がない
- 口説く際は結婚前提
- 婚前交渉はNG
- 夫の宗教への改宗が必要
- 近年は自由恋愛も増えている
- アラビア人との接し方注意すべきこと
- 邪視信仰
- 過激な思想はほんの一部
- 服装での注意
- モスクでのルール
- 写真撮影
- 宗教について理解を深めアラビア人と接してみよう
via pixabay.com
アラビア人の恋愛では、例え付き合っている2人であったとしても結婚するまで2人きりになることは許されません。もちろん体に触れることも禁止されています。
なぜなら、アラビア人社会では、みだりに婚前交渉をしている人間というのは尊厳の低い人間だと考えられており、親戚・知人・友人などから白い目で見られ、コミュニティから省かれるからです。
アラビア人との出会いが日本であれば、2人きりになることもあり得ますが、アラビア諸国で男性と出会い2人きりになるのは危険です。実際2017年に、結婚をしていない日本人男女がドバイを旅行し、車の中で性交渉に及んだとして有罪判決を受けています。イスラム教を信仰するアラブ諸国では、婚前交渉はNGなのです。
なぜなら、アラビア人社会では、みだりに婚前交渉をしている人間というのは尊厳の低い人間だと考えられており、親戚・知人・友人などから白い目で見られ、コミュニティから省かれるからです。
アラビア人との出会いが日本であれば、2人きりになることもあり得ますが、アラビア諸国で男性と出会い2人きりになるのは危険です。実際2017年に、結婚をしていない日本人男女がドバイを旅行し、車の中で性交渉に及んだとして有罪判決を受けています。イスラム教を信仰するアラブ諸国では、婚前交渉はNGなのです。
夫の宗教への改宗が必要
via pixabay.com
日本では、基本的に役所に婚姻届けを提出するだけで結婚が成立しますが、アラビア人と日本人が結婚する場合には宗教の問題が出てきます。例えば男性がアラビア人でイスラム教徒の場合、女性側はイスラム教・キリスト教・ユダヤ教のうち、いずれかを信仰している必要があるのです。
ですが、三大宗教のうち一つでも信仰していない場合は、夫になる男性の宗教への改宗が必要になります。一方、イスラム教徒のアラビア人女性と結婚したい場合は、男性側に改宗の必要はないそうです。
ですが、三大宗教のうち一つでも信仰していない場合は、夫になる男性の宗教への改宗が必要になります。一方、イスラム教徒のアラビア人女性と結婚したい場合は、男性側に改宗の必要はないそうです。
近年は自由恋愛も増えている
via pixabay.com
アラビア諸国でも国によって様々な事情があり、未だに閉鎖的で男女の恋愛に厳しい考え方を持っている国もあるようですが、最近では随分と変わってきているのだそうです。
例えば、ひと昔前のアラビア人の結婚は両親が決めたお見合い結婚で、しかも結婚式当日まで相手の顔も知らないなんてことが普通だったのだそうです。でも今では、例えお見合いだったとしても兄弟の友人や知人、顔見知りであることがほとんどで、顔も知らない相手と結婚するなんてことはないのだそうです。
また近年は自由恋愛による結婚も増えていて、ファーストフード店などで出会った2人が、お互い惹かれあって
携帯電話の番号を交換し結婚したなんてこともあるそうです。以前よりもずっと出会いに関する自由度は上がっているようですね。
例えば、ひと昔前のアラビア人の結婚は両親が決めたお見合い結婚で、しかも結婚式当日まで相手の顔も知らないなんてことが普通だったのだそうです。でも今では、例えお見合いだったとしても兄弟の友人や知人、顔見知りであることがほとんどで、顔も知らない相手と結婚するなんてことはないのだそうです。
また近年は自由恋愛による結婚も増えていて、ファーストフード店などで出会った2人が、お互い惹かれあって
携帯電話の番号を交換し結婚したなんてこともあるそうです。以前よりもずっと出会いに関する自由度は上がっているようですね。
アラビア人との接し方注意すべきこと
via pixabay.com
『郷に入っては郷に従え』という言葉があるように、日本人には日本人のマナー、アラビア人にはアラビア人のマナーがあります。特にイスラム教徒の多いアラビア人と接する際には、注意すべきことが沢山あると言われています。
今回はその中でも、邪視信仰やアラブ諸国を訪れた際の服装や写真撮影、モスクに入る際に注意することなどについてご紹介します。現地のマナーをきちんと理解した上で、お互い気持ちよく過ごしたいものですね。
今回はその中でも、邪視信仰やアラブ諸国を訪れた際の服装や写真撮影、モスクに入る際に注意することなどについてご紹介します。現地のマナーをきちんと理解した上で、お互い気持ちよく過ごしたいものですね。
邪視信仰
via pixabay.com
アラビア人と接する時には注意しなければいけないことがあります。それは邪視信仰です。聞きなれない言葉ですので一体なんのこと？と思われる方もいるかもしれません。
私達日本人は他人から「その髪型良いね」「今日の服装素敵だね」と褒められると気分が良くなる人が多いですが、実は中東には「良いな～」「カッコ良いな」と羨望の目を向けられた人や物に不幸が訪れると信じられているのです。ですから、褒められることを避けようとしますし嫌います。
相手を褒めることでコミュニケーションが円滑になると信じている日本人からすると驚いてしまうかもしれませんね。しかも、褒められることを避けるために、ガラスに青い眼玉が描かれたお守りまであるのです。
私達日本人は他人から「その髪型良いね」「今日の服装素敵だね」と褒められると気分が良くなる人が多いですが、実は中東には「良いな～」「カッコ良いな」と羨望の目を向けられた人や物に不幸が訪れると信じられているのです。ですから、褒められることを避けようとしますし嫌います。
相手を褒めることでコミュニケーションが円滑になると信じている日本人からすると驚いてしまうかもしれませんね。しかも、褒められることを避けるために、ガラスに青い眼玉が描かれたお守りまであるのです。
via pixabay.com
アラビア人と話をする時はむやみやたらと褒めることは避け、どうしても相手を褒めたい時は、神が望まれたという意味を持つ「マッシャアッラー」という言葉を少し嬉しそうに語尾を上げながら会話の間に挟むと良いのだそうです。
過激な思想はほんの一部
via pixabay.com
イラクで起きた日本人人質事件や「イスラム国」（IS）を自称する集団による非道な行為などにより、アラビア人やイスラム教に対して怖いイメージを持ってしまう人がいますが、実際には過激な思想を持っている人はほんの一部です。
特に日本人は、テレビや新聞、雑誌などの情報を先進国の中で飛びぬけて信じやすい傾向があるため、メディアがイスラム教徒やアラビア人に対して、偏った報道をすることにより鵜呑みにしてしまう傾向があります。その人個人の人間性を見るのではなく「怖い」「過激」といったイメージで、最初から相手を決めつけて見てしまいやすいのです。
日本もグローバル化が進み、色々な外国人が入ってくるようになりました。人間には日本人とかアラビア人といった人種に関係なく、優しい人もいれば、人を傷つける人もいます。自分の目で相手をしっかり観察し、自分の頭で考えることが益々求められそうですね。
特に日本人は、テレビや新聞、雑誌などの情報を先進国の中で飛びぬけて信じやすい傾向があるため、メディアがイスラム教徒やアラビア人に対して、偏った報道をすることにより鵜呑みにしてしまう傾向があります。その人個人の人間性を見るのではなく「怖い」「過激」といったイメージで、最初から相手を決めつけて見てしまいやすいのです。
日本もグローバル化が進み、色々な外国人が入ってくるようになりました。人間には日本人とかアラビア人といった人種に関係なく、優しい人もいれば、人を傷つける人もいます。自分の目で相手をしっかり観察し、自分の頭で考えることが益々求められそうですね。
服装での注意
via pixabay.com
アラビア諸国を訪問した場合、外国人女性はアラビア人女性が着ているような黒い民族衣装で体を覆う必要まではありませんが、過度な肌の露出はやはり避けた方が良いと言われています。なぜなら、アラビア人男性からじろじろ見られたり『結婚しないか』と声をかけられて困ることがあるからです。
また日差しも強いので、日焼けを避けるという意味でも、薄い生地の長袖に風通しのよさそうな帽子、足首まで隠れるロングスカートかジーパン、足元は照り返しを避けて運動靴を履くと良いでしょう。男性の場合はショートパンツでも大丈夫ですが、女性はノースリーブやショートパンツは避けるようにしましょう。
また日差しも強いので、日焼けを避けるという意味でも、薄い生地の長袖に風通しのよさそうな帽子、足首まで隠れるロングスカートかジーパン、足元は照り返しを避けて運動靴を履くと良いでしょう。男性の場合はショートパンツでも大丈夫ですが、女性はノースリーブやショートパンツは避けるようにしましょう。
モスクでのルール
via pixabay.com
モスクとは、イスラム教徒にとっては観光施設である前に聖なる場所です。もちろん主要な観光地では、イスラム教に対する理解を深めるために、非イスラム教徒に対して時間を決めて公開しているモスクもありますが、例え観光でモスクに入るとしても、女性は必ず頭を覆うスカーフと体のラインが隠れるコートやジャケットのようなものが必要です。
また男性もモスクに入る際は、ノースリーブとショートパンツは避けましょう。せっかくモスクを訪れたとしても、服装で中に入れてもらえないのはもったいないですよね。
また男性もモスクに入る際は、ノースリーブとショートパンツは避けましょう。せっかくモスクを訪れたとしても、服装で中に入れてもらえないのはもったいないですよね。
写真撮影
via pixabay.com
観光地や街中で民族衣装を着ているアラブ人を見ると、ついつい写真に残したくなってしまう気持ちもわかりますが、イスラム教を信仰しているアラビア諸国では、偶像崇拝が禁止されており、自分の姿が写真という形で残ることを嫌います。
また、アラブ首長国連邦などでは、許可なく写真撮影やビデオ撮影を行うと違法行為とみなされる場合もあります。加えてアラビア諸国では政府関係機関や空港などの出入国エリアは撮影禁止なのだそうです。
今やスマートフォンが普及し、世界中どこに行っても気軽に写真が撮れるようになりましたが、アラビア諸国を訪れる際は、日本以上に撮影マナーに注意して、周りの人に配慮するように気を付けましょう。
また、アラブ首長国連邦などでは、許可なく写真撮影やビデオ撮影を行うと違法行為とみなされる場合もあります。加えてアラビア諸国では政府関係機関や空港などの出入国エリアは撮影禁止なのだそうです。
今やスマートフォンが普及し、世界中どこに行っても気軽に写真が撮れるようになりましたが、アラビア諸国を訪れる際は、日本以上に撮影マナーに注意して、周りの人に配慮するように気を付けましょう。
宗教について理解を深めアラビア人と接してみよう
via pixabay.com
4 / 5
