2019年8月12日 更新

旧小峰トンネルは心霊スポット?行き方やきっかけとなった事件とは

心霊スポットとして有名な旧小峰トンネルですが、どのような心霊現象や目撃談があるのでしょうか。住所などのトンネルへの行き方や、関連していると噂されている事件の概要や、噂の検証、また、都内・全国の心霊スポットも合わせて紹介していきます。

この事件の被害者のご遺体が見つからないとされた中、犯人の父親が書いた小峰峠の心霊記事を書いたとされる記事の発行後に、小峰峠で幼女のご遺体が発見されました。このことが、小峰峠の心霊話と連続殺人事件の被害者とが一致され、心霊スポットとしてより一層有名になりました。

しかし、犯人である宮崎勤の父親が書いた記事の後に、連続殺人事件の被害者が発見されるとは何か引っかかる部分が出てくる方が多いことでしょう。この事件は不可解な点がいくつかあることでも有名です。

宮崎勤の父親が小峰峠に出る幽霊を記事にしていた

Old Newspaper Retro - Free photo on Pixabay (554747)

犯人である、宮崎勤の父親が発行していた地方紙「秋川新聞」が記事に、小峰峠に出る幽霊の記事をあげています。そこには、小峰トンネルの幽霊に小さな女の子が道の脇にたっており、車に向かって手を振ってくるが、手首から先がなく、「たちけて」という、女の子の声を聴いたとあります。

この記事も実は都市伝説とされており、実際に見たという人もいますが、実際の記事には峠にでる女性の霊についてだったりと、真相がわからない点があるのです。

宮崎勤の逮捕後記事が掲載された新聞は廃刊になる

News Daily Newspaper Press - Free photo on Pixabay (554748)

宮崎勤の父親が発行していた「秋川新聞」新聞は、息子であり犯人である宮崎勤が逮捕された後に、廃刊になっています。ここには様々な原因があり、日本を震撼させるほどの事件を起こした犯人の家族でもあり、誹謗中傷もすごく、父親や母親には、「お前たちも死ね」などの手紙が殺到したといいます。

また、妹たちは、結婚破棄をされたり、通っていた学校を自主退学をする、叔父は離婚や辞職などをしており、世間からの目は犯人当人でなくとも、すごいものでした。その中で、実の父親が発行していた新聞が売れるはずもなく、また、誹謗中傷を回避するためにも廃刊にしたのではないでしょうか。

逮捕後は少女の霊が出なくなった

Barbed Wire Fence - Free photo on Pixabay (554749)

この少女の霊が出るとされている記事の続きには、宮崎勤が逮捕されたあとには、少女の霊が出なくなったという話があります。犯人がきちんと逮捕されたことで、この連続殺人事件の被害者とされている少女の霊は成仏して出なくなったのではないかとされています。

この事件の前には女性の霊が出るとされていましたが、この事件後には少女の霊が出るという風に噂が上書きされており、犯人が逮捕されたあとにはまた女性の霊がでるという風に噂の上書きが行われています。

宮崎勤の父親は自殺

Cliff Ledge Wonder - Free photo on Pixabay (554750)

加害者である宮崎勤の父親は、息子が起こした事件のために世間から批判を受けるのは当然のことだと考えるでしょうが、関係がない親族までに辞職や離婚など、世間から非難をされることになり、苦悩は凄まじかったことでしょう。宮崎勤の家族は、宮崎勤逮捕後、1年後に引っ越しをしています。

しかし、4年後には自分の家を売り払い、売却金を被害者の遺族に支払う段取りをつけたあと、東京都内にある神代橋から投身自殺をしました。

少女の霊が出る噂はガセ!

Portrait Girl In The Black Long - Free photo on Pixabay (554751)

幼女連続殺人事件の被害者の少女の霊が出没するとされていた旧小峰トンネルですが、実はガセネタであることが分かりました。実は遺体発見現場が離れていたり、記事の内容が違ったりといった、噂と事実の違いがあるのです。

他の記事で書かれていることが多い、小峰峠の上に遺棄されていたといった記事は事実とは違うことになります。ここでは被害者の少女の霊ではないことについて紹介していきます。

旧小峰トンネルと遺体発見現場は2キロ以上離れている

Field Woman Walk - Free photo on Pixabay (554752)

旧小峰トンネルと、この連続殺人事件の被害者の遺体が発見されたのは、日向峰という場所で、小峰トンネルから2キロ以上も離れた場所であり、旧小峰トンネルの上で殺害されたとされる記事が心霊スポットの記事で書かれているものは、ガセネタといってもいいでしょう。

より旧小峰トンネルを怖く語るうえで、霊の存在を露わにすることは非常に重要なもので、旧小峰トンネルをより恐怖を与える場所として表現したいために、関連付けられたものではないでしょうか。

宮崎勤の父親が記事にしていたのはタクシーと女の人の霊

City Taxi Public - Free photo on Pixabay (554753)

少女の霊が道端にたち、たすけてという手首のない少女の霊が出るとされていたものは実際には女性の霊と書きましたが、詳細は、タクシーの運転手が小峰トンネルに差し掛かる途中にバックミラーを見ると女性が立っており、タクシー運転手は車を停めて後ろを振り返ると人影がなく、怖くなったタクシー運転手はエンジン全開で車を走らせたという記事でした。

この少女の霊と宮崎勤の父親の記事は、他の語り手と混ざったものではないかとされています。また、この時期に女性の霊をみたという目撃談もあり、この時期に幽霊が出たというのは確かではないかとされています。

元々心霊スポットだったため事件と無理やり結びつけられただけ

Ball Gipsy Girl - Free photo on Pixabay (554754)

旧小峰トンネルは、元々女性の霊が出るとされており、心霊スポットで地元の人には有名な場所でした。そこから近くに連続殺人事件の被害者が遺棄された場所が少し近いということで、無理やり結びつけられただけであり、被害者の遺族のことを考えると痛ましいです。

ただでさえ心の傷が深い中、自分の娘の霊がでるとされており、怖がられるのですからひどいものです。ここで現れる女性の霊は道に立っている、声が聞こえるというもので、少女の霊を見たという方はいますが、少なからず、この事件で亡くなった少女とは無関係の少女でしょう。

東京都内で有名な心霊スポット

Japan Tokyo Skyscraper - Free photo on Pixabay (554755)

心霊スポットが多いことで有名な東京都内ですが、その中でも最も有名な心霊スポットについて紹介していきます。紹介はしますが、遊び半分で行くには危険な場所もありますので、そのような場所にはできる限り行かないようにしましょう。

青山霊園

Cemetery Peace Angel - Free photo on Pixabay (554756)

2 / 4

関連する記事 こんな記事も人気です♪