2019年6月2日 更新

女心と秋の空の意味と正しい使い方!正しくは「男心と秋の空」?

女心と秋の空ということわざはよく耳しますよね。しかし元々は男心と秋の空ということわざだったことをご存知ですか?それぞれの意味や、男心が女心に変わった理由についてご紹介します。男心と女心、変わりやすいのはどちらなのか見ていきましょう。

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「女心と冬日和といえり」は「A woman‘s mind and winter wind change often.」というイギリスのことわざが元になっています。

女心と冬の風は頻繁に変わるという意味なので、冬の風が強くなったり弱くなったりすることを女心に例えていることがわかります。

尾崎紅葉の小説にある「冬日和」は冬の風を表しているのです。秋の空に見立てたことわざがなかったためヨーロッパの冬の風を使ったのでしょう。

女心と秋の空の英語表現

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英語では女心の移り変わりやすさを表したことわざがいくつかありますがに、男心の移り変わりやすさを表したことわざはありません。

欧米の女性は日本の女性に比べて自我意識が強いため欧米の男性は女性の気持ちの移り変わりやすさに泣かされることが多かったようです。

「A woman’s mind and a winter wind change oft.」は女心と冬の風はよく変わる、「Women are as fickle as April weather.」は女性は4月の天候の様に気まぐれ、「A woman is changeable.」は女心はいつも移り気、などのことわざがあります。日本とは気象条件が異なるため秋ではなく冬や春の天候に例えられています。

人の心は変わりやすい

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女心に限らず、人の心は移ろいやすいものです。男性と比較すると考え方や気持ちが変わりやすいのは女性ですが愛情の面では男性も十分に気持ちが変わりやすいと言えるでしょう。

ことわざが使われるようになった背景を知るとことわざに親しみが持てますね。元々は「男心と秋の空」でしたが男尊女卑がなくなり女性の地位が向上したことで「女心と秋の空」のことわざが使われるようになりました。

本当の意味を理解した上でことわざを使いましょう。

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