2019年7月29日 更新

マジックテープを復活させる8つの方法と長持ちさせる裏ワザ

マジックテープを使い続けているうちに気づくと粘着力が弱くなった経験はありませんか。使えなくなってきたら交換することを考えがちですが、ある方法を使うことで復活させられるかもしれません。今回は、マジックテープを復活させる方法と長持ちさせる裏ワザを紹介します。

マジックテープがなかなか外れない時や急いでいる時は、ついつい勢いよくはずしてしまうものです。簡単にはずれない場合、粘着力が強い証拠で、フックが綺麗にループにハマっている状態です。

とくにマジックテープを付け替えたり新しく商品を買ったりした際によく見られる現象です。それを無理にはがしてしまえば、フックがのびたりループ面が毛羽立ったりする原因となります。

長持ちさせたいのであれば、粘着力が強い内から丁寧に取り扱うことを心がけましょう。優しくはがしやすい方向からはがすことがコツです。

油脂がつかないように注意する

Cream Skin Care - Free photo on Pixabay (518690)

マジックテープに油脂が付かないように注意しましょう。小さなゴミやホコリが付くのとは違い、綺麗に取り除くのは難しいです。また、洗い方を間違えればマジックテープの粘着性が弱まる原因となります。

マジックテープを扱う際には、綺麗な洗いたての手で触り、汗やハンドクリームが手についている状態では触れないように注意しましょう。特に冬は乾燥するために手にハンドクリームをつける機会も多いでしょう。

油脂がマジックテープについていると、フックとループが滑ってうまくかみ合わなくなってしまいます。少しのことですが、気を付けるのと気を付けないのとではマジックテープが使える期間に大きな差が生まれます。

アイロンで復活させるのは間違い?!

Ironing Press Clothing - Free photo on Pixabay (518692)

マジックテープを復活させる方法をネットで調べると、「アイロンを使用する」というのをよく見かけるでしょう。それを実践した人の中には、余計に傷んでマジックテープが全く使えなくなってしまった人も少なくありません。

では、どうしてアイロンを用いた方法は適していないのでしょうか。

粘着力をアイロンで復活させる方法

Iron Old Antique - Free photo on Pixabay (518693)

アイロンで粘着力を復活させる方法は、ドライヤーと原理は同じで、伸びてしまったフック面を熱を加えて再びフック状にするものです。しかしアイロンの場合は、直接高温で押し当てるのではなく、なるべく温度を低めに設定し、当て布などをしましょう。

また、フックの部分が熱で曲がって来たかどうかをチェックしながら進める必要があります。蒸気を当てて曲げる方法もあります。

通常のアイロンがけのついでに行うので手間がかからないというメリットがある反面、熱を加える加減がドライヤーに比べて難しいというデメリットもあります。

マジックテープは熱に弱い

Ice Cream Cone - Free photo on Pixabay (518695)

手軽に裁縫ができるようにと、アイロンでマジックテープを付けられる商品も多く出回っています。そのため、マジックテープは熱に強いというイメージが定着しているのでしょう。

しかし、マジックテープはプラスチックやナイロン素材でできているものが多く、実際には熱に弱いという性質があります。ドライヤーの熱風でさえ、高温で当て続けると溶けてしまうくらい弱いものです。

アイロンはドライヤーよりも高温で、直接熱いスチームを当てるため、軽く当てたつもりでも溶けてしまうことは少なくありません。

マジックテープの寿命を見極める方法

Away Bridge Wood - Free photo on Pixabay (518696)

これまで紹介してきた方法を全て試しても全く粘着力が戻らない場合は、マジックテープの寿命を迎えた可能性が高いです。マジックテープが寿命になるとどんな方法を試しても復活せず、結局取り換えた方が早い場合もあります。

では、どのようにマジックテープの寿命を見極めるのでしょうか。

ゴミを取っても復活しない

Lint Feathers Finger - Free photo on Pixabay (518700)

マジックテープはほとんどがゴミやホコリが詰まることが原因なので、これらを取り除いても粘着力が復活しない場合は寿命なのかもしれません。しかし、粘着力が弱まって来たからといってすぐに付け替えるのはもったいないです。

頻繁に使用していたり買ってから数年たっている場合には寿命の可能性が高いですが、それ以外の場合はただのゴミが詰まっているだけのことも多いので、掃除をしてみる価値はあります。

寿命なのかを見極めることは難しいですが、ゴミをとっても復活しない場合は寿命の可能性もあることを視野に入れ、付け替えることを覚悟しましょう。

テープの毛が切れたりすり減ったりしている

Texture Fabric Burlap - Free photo on Pixabay (518705)

マジックテープの表面を見るだけでも寿命かどうかを見極めることは可能です。毛自体がすり減っていたり所々切れていたりする場合には新しいものに付け替える必要があります。

これまで紹介したどの方法も、毛が長く新しい状態に近いことが前提です。切れたマジックテープの毛を戻したり長くしたりすることはできません。

新しいマジックテープと比べてみて、明らかに毛の長さが短い場合は、フック面がループの部分に届いていなくてひっつかないことが考えられます。

テープ自体が変形している

Milk Can Old Pot - Free photo on Pixabay (518706)

マジックテープの寿命が疑われる場合、テープ自体が変形していないか確認してみましょう。マジックテープは消耗品なので使い続けるうちに変形することがあります。この原因は様々で、勢いよくテープをはがしていたり熱によってテープ自体の形が変わっていたりします。

丁寧に使っていても寿命を迎えるとこのような変化が見られることがあるので、粘着力が弱くなって戻らない場合には新しいものに付け替えることを視野に入れましょう。

また、自分でマジックテープを付ける場合は、ぴったりとフック面とループ面が重なるようにつけ、一部が重ならないなどの問題が起こらないように慎重につける必要があります。

マジックテープを交換する際のコツ

Sewing Machine Couture Thimble - Free photo on Pixabay (518709)

マジックテープは付け替えるのが面倒だと感じる人も多いですが、やってみると意外と不器用でも簡単にできることも多いです。マジックテープは大きく分けて、シールタイプ、裁縫タイプ、アイロンタイプがあります。

自分がつけやすいと感じるマジックテープを選びましょう。しかし、耐久性の面から見ると裁縫タイプがおすすめです。では、マジックテープを交換する際のコツを見ていきましょう。

硬い面と柔らかい面はどっちに付けるべき?

Background Texture Pink - Free photo on Pixabay (518710)

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