2019年8月13日 更新

福岡は修羅の国?修羅の国と呼ばれる理由やエピソードも!

福岡県は九州でも有名な観光地の1つですが、一方で「修羅の国」と呼ばれることもあります。福岡では修羅の国と呼ばれるような様々な事件が発生しています。この記事では、福岡が修羅の国と呼ばれている理由や具体的なエピソードをまとめて紹介しています。

目次

Child The Little Girl Anger Bad - Free photo on Pixabay (552607)

2014年に福岡市に住む少年ら13人が決闘容疑で書類送検されたことがニュースになりました。少年たちは、LINEで決闘をすることを約束し、舞鶴公園で6対6の12人が集まりました。

決闘は1対1のタイマンで行われ、当日はLINEで少年らが集めた見物人が100人近く集まっていたと言われています。これにより1人は重傷、11人は軽傷となりました。

決闘を申し込むことや、決闘を行うこと、見物することは決闘罪として罪に問われることになります。その為、少年らは書類送検されています。

店員がコンビニ強盗を木刀で殴る

Thief Burglary Break Into - Free photo on Pixabay (552608)

2013年には、コンビニに強盗が押し入ったところ、店員が店に防犯用として備えていた木刀で強盗を殴り、返り討ちにしたことがニュースになりました。

コンビニには防犯用としてカラーボールなどが備えられていることは有名ですが、木刀があるのは他の都道府県では珍しいのではないでしょうか?木刀で撃退する事例は多く、中には過度に木刀で殴り、強盗犯が頭蓋骨を骨折したこともあります。

木刀を備えておかなければならない程、危険であるということが伺える事例になります。

暴走族が邪魔という理由で轢き殺す

Highway Jam Traffic - Free photo on Pixabay (552617)

2010年に、福岡県北九州市小倉で暴走族のバイクに男性が故意に衝突し、暴走族の男性2人が死傷する事故がありました。故意に衝突した男性は、「爆音や蛇行に腹が立った」と供述していたとされています。

実際に福岡県内は暴走族が非常に多く、爆音や蛇行による迷惑行為は頻発しています。しかし、それを理由に2人を死傷させたことを正当化する発言などがあったことから、男性は懲役18年の実刑判決となりました。

暴走族は迷惑ですが、このような事件は正当化されていいものではないでしょう。

2014年に発砲事件「初めて」0件に

Youth Active Jump - Free photo on Pixabay (552622)

福岡県では、発砲事件が非常に多く、統計として残っている1970年以降から発砲事件がなくなることはありませんでした。発砲事件があることが、そもそも他の都道府県の人にとっては非常に珍しいケースではないでしょうか?

しかし、1970年以降続いていた発砲事件が、2014年に初めて発砲事件件数がゼロになったことが発表されました。発砲事件の件数は、最も多かった86年には56件、2004~2008年と11年にはワースト1位となっていました。

その為、福岡県にとっては件数がゼロになったことは、かなり大きな衝撃となりました。

ニュースでも報道された

Old Newspaper Retro - Free photo on Pixabay (552625)

発砲事件の件数がゼロであったということは、福岡県では大きなニュースとして大々的に報道されました。新聞にも取り上げられるなど、異例の事態となりました。

しかし、他の都道府県民からは「発砲事件がゼロなのが普通なのでは?」「ゼロであることが報道されるって、福岡は危険過ぎる」という声もあり、逆にゼロであることを大々的に取り上げることに違和感を覚えました。

件数がゼロであることがニュースになったことで、皮肉にも発砲事件が頻発していた過去を知らしめる結果となりました。

本当に起きた修羅の国・福岡での事件

Squad Car Police Lights - Free photo on Pixabay (552632)

福岡で発砲事件がゼロになったことが報道されたことを紹介しました。大々的に報道されるほど、福岡では発砲事件がない事の方が珍しいということが、皮肉にも全国的に広まった事例でした。

福岡では、日常的に他の都道府県では想像が付かないような出来事が起こります。しかし、その中でも凶悪な事件が発生し、福岡県民にも衝撃を与えたものがあります。

では、福岡で実際に起きた有名な事件とは、どのような事件だったのでしょうか?

北九州監禁殺人事件

Police Officers Security - Free photo on Pixabay (552636)

この事件は犯罪史上非常に稀な凶悪な事件とされており、当時はあまりの残虐性に報道規制がなされた為、地元だけでなく全国的にもあまり報道されなかったと言われています。

事件は2002年に福岡県北九州市小倉で、監禁、拷問、虐待によって家族同士で殺し合いが行われた事件になります。被害者同士で虐待させることで、犯人は自らの手を汚さずに殺人を遂行し、死体の処理を行わせています。

主犯は死刑、共犯は無期懲役の判決が下された、非常に残忍な事件になります。

古賀哲也が起こした事件

News Daily Newspaper Press - Free photo on Pixabay (552637)

最近の凶悪な事件は、2019年7月に起きた福岡県糟屋郡粕屋町殺人事件があります。この事件では被害者の女性が、福岡県粕屋町の川で遺体となって発見されました。女性は夫と買い物をした後、1人で帰宅途中に殺害されています。

逮捕された古賀哲也容疑者は、待ち伏せをして女性を殺害したとされ、死体遺棄の容疑で逮捕されました。事件が発生したとされる時間帯に、現場からは数分に渡って女性の叫び声が聞こえていたと言われています。

修羅の国・福岡県への周囲の反応

Bonding Casual College - Free photo on Pixabay (552640)

福岡県の修羅の国のエピソードなどを紹介してきました。福岡県以外の都道府県の人にとっては、ネットの情報が誇張されている部分も多く、福岡は修羅の国であるというイメージが強い傾向にあります。

実際に手榴弾や銃による事件が多いことなどや、暴力団が多いという事実もあり、修羅の国であるという印象は強まっています。では、福岡に対する他の都道府県の人の反応は、どのようなものがあるのでしょうか?

他の都道府県民の反応を紹介します。

暴力団の抗争地だと思っている

Man Board Drawing - Free photo on Pixabay (552641)

福岡がそもそも「修羅の国」と呼ばれるようになった理由は、福岡県内に5つも指定暴力団が存在するという事実にあります。また、暴力団同士の抗争により事件となったケースも多い為、福岡を「暴力団の抗争地でしょ?」と言う人もいます。

手榴弾や銃による発砲事件の発生率なども、この印象を更に強めており、「街路樹に手榴弾が転がっているようなところ」という印象を持っている人もいます。

その為、福岡はやはり危険な地域というイメージがあります。

「流石は修羅の国だ」という反応も

4 / 5

関連する記事 こんな記事も人気です♪