2019年8月13日 更新

福岡は修羅の国?修羅の国と呼ばれる理由やエピソードも!

福岡県は九州でも有名な観光地の1つですが、一方で「修羅の国」と呼ばれることもあります。福岡では修羅の国と呼ばれるような様々な事件が発生しています。この記事では、福岡が修羅の国と呼ばれている理由や具体的なエピソードをまとめて紹介しています。

目次

Gangster Cool Urban - Free photo on Pixabay (552582)

福岡県には福岡を本拠地としている指定暴力団が5つもあり、東京は4つ大阪は2つであることから、全国で最も暴力団が多い県です。修羅の国と呼ばれるようになった大きな理由は、この暴力団の多さにあります。

暴力団関係の事件も頻発しており、福岡県警察のHPには三大重点目標として「暴力団の壊滅」を掲げています。特に北九州市の小倉には指定暴力団が存在している為、治安が悪いと言われています。

暴力団が密集していることから、抗争などに発展することもあり、事件となるケースもあります。

未成年薬物検挙数連続全国1位

Syringe Pill Capsule - Free image on Pixabay (552583)

福岡県では覚せい剤や大麻などの薬物乱用が非常に多く、福岡県では薬物乱用防止の為の啓発ポスターを募集するなどの対策をしています。特に未成年などの検挙率が高く、問題となっています。

未成年はシンナーや接着剤などを使用したケースが多く、検挙・補導された件数は平成25年まで14年連続ワースト1位となるなど、薬物を乱用する未成年が非常に多いことが分かります。

現在は薬物乱用を防止する取り組みなどが積極的に行われており、徐々に減少している地域もあります。

ガソリンと軽油を間違える県全国1位

Fuel Pump Energy Gas - Free photo on Pixabay (552584)

福岡県は、ガソリンと軽油を間違える人が多い県としても有名です。これは、JAF九州が調査を行ったところ、福岡はガソリンと軽油を間違えて救護依頼をした件数が他県に比べて圧倒的に多く、5年連続ワースト1位であったことが発覚しました。

ガソリンと軽油を間違えてしまった理由は「急いでいた」という人や、「いつも乗っている車ではなかったから」「軽自動車は軽油だと思っていた」など様々であったと言います。

この調査結果を受け福岡では、間違えて給油しないよう注意喚起されました。

飲酒運転摘発率が高い

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交通事故の発生が多い福岡ですが、交通事故の発生原因として最も多いのが飲酒運転であると言われています。福岡県警察のHPでは、三大重点目標として飲酒運転の撲滅を挙げています。

2006年には福岡海の中道大橋飲酒運転事故が発生し、飲酒運転に追突されたことで3歳児が死亡し、飲酒運転による悲惨な事故として取り上げられました。また福岡県には飲酒運転を撲滅する為の条例もあります。

条例には、飲酒運転を目撃した場合は通報することなどが県民の責務として定められています。

犯罪件数は日本でトップクラス

Police Arrest Detention - Free photo on Pixabay (552587)

犯罪件数が多い都道府県としては、大阪や東京などもトップに挙げられますが、福岡県は過去に8年連続ワースト1位になったこともある程、犯罪の多い県になります。

犯罪の中でも前述の通り、福岡は様々な犯罪の件数で1位となっています。また他のワーストトップクラスの都道府県に比べて人口が少ないにも関わらず、犯罪件数が多いことも特徴であると言えるでしょう。

現在はワースト1位ではありませんが、それでも毎年トップクラスにランクインしています。

福岡県の暴力団まとめ

Man Gun Gangster - Free photo on Pixabay (552588)

福岡県が修羅の国と呼ばれている理由について紹介しました。修羅の国と呼ばれている大きな理由として、福岡県内には福岡を本拠地としている指定暴力団が5つ存在する事実があります。

暴力団同士の争いも多く、抗争に巻き込まれて一般人が死亡することもあります。また、発砲事件の多さなども、拳銃の所持などが日本では困難であることなどから、暴力団の多さも原因なのではないかとする説もあります。

では、この5つの暴力団とは、何なのでしょうか?5つの暴力団について簡単に紹介していきます。

工藤會

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工藤會は福岡県北九州市に本部があり、九州地方最大規模の暴力団組織であるとされています。一般企業や暴力団を追放する運動をしている市民など、カタギも攻撃対象にすることがあり、一般市民も恐れている暴力団になります。

その為、北九市内の手榴弾によるクラブ襲撃事件などを起こし、市民に危害を加えることもあります。警察や福岡県庁は「極めて悪質な団体」であるとし、またアメリカからは「ヤクザの中でも最も凶暴な団体」と指摘しています。

太州会

Moon Full Sky - Free photo on Pixabay (552590)

太州会は、福岡県田川市に本部がある暴力団になります。元は田川市内の炭鉱労働者が不良集団を集めて愚連隊と結成し、勢力を伸ばして現在の太州会になったと言われています。

太州会は激しい抗争などが続いていましたが、後に筑農地域を統一するようになります。道仁会と前述の工藤會と共に、反山口組を結束しており、2005年には熊本会とも連携を取るようになりました。

その為、現在は「四社会」へと発展させたと言われています。

道仁会

Milky Way Starry Sky Night - Free photo on Pixabay (552591)

道仁会は福岡県久留米市に本部がある暴力団になります。福岡県以外にも、佐賀県や熊本県などにも、系列組織を置いています。

極めて好戦的な傾向のある暴力団組織であると言われており、1980年代には山口組と抗争となった「山道抗争」や、関東地方の住吉連合会との抗争では、破壊的な戦闘が際立ったとされています。

分裂した九州誠道会との抗争では、銃火器を多用した激しい抗争となり、2013年までに14名の死者が出ています。

浪川会

Andromeda Galaxy Milky Way - Free photo on Pixabay (552592)

浪川会は福岡県大牟田市に本部がある暴力団になります。浪川会は2015年に浪川睦会から改称しています。道仁会から分裂した九州誠道会が、道仁会との抗争の末に福岡県久留米署に解散届を提出し、抗争終結の誓約書を提出します。

その後、解散した九州誠道会を浪川睦会に改称しています。浪川睦会であった2014年に、特定指定暴力団を解除されており、現在は指定任侠団体に指定されています。2018年に二代目を継承し、二代目浪川会となっています。

福博会

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