2019年5月26日 更新

大阪2児餓死事件の概要や判決とその後!下村早苗の生い立ちと現在も

下村早苗という女性をご存知ですか?下村早苗は2010年に大阪2児餓死事件を起こした加害者です。実の子どもである、桜子ちゃん(当時3歳)楓ちゃん(当時1歳)にネグレクトを働き、餓死をさせました。彼女はどうしてそのような事件を起こしてしまったのでしょうか。

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Martini Drop Water - Free photo on Pixabay (293614)

風俗店に勤務し始めた後、早苗はホストにハマってしまい複数のホストと交際をするようになります。風俗嬢がホストにハマってしまうことは珍しいことではありません。ホストを人気にさせる為に、風俗での仕事を頑張り貢いでしまう。そんな負のループに陥ってしまったのではないでしょうか。

そんな中、「ホストに行きたい」という願望が一番になってしまい、実の子である2児を邪魔に思うようになってしまうのです。そして夜な夜な2児を家に放置し、煌びやかな世界へ早苗は向かっていくのです。

家族に頼ることができなかった

Architecture Family House Front - Free photo on Pixabay (293616)

早苗が離婚をし3人の子どもと元夫の家を出た後、早苗は実母に頼ろうと子どもを連れて、実母のもとを訪れます。ですが実母は精神不安定な状況に陥ってしまっていて、そんな姿を見た早苗は実母を頼ろうという気持ちにはなれませんでした。父親である大介にも拒まれてしまいました。

3人の子どもを育てながら働くというのは容易なことではありません。そん中、養育費もないという状態は早苗にとって大きな負担となり、育児放棄の原因となってしまったのでしょう。

現実を直視することができなかった

Winters Woman Look - Free photo on Pixabay (293620)

早苗は「自分が2児の母であること」「離婚をしたということ」「子持ちの母であるということ」を現実として直視することができなかったのではないかと言われています。

実の両親の複雑な男女の関係を目の当たりにし成長してきた早苗、自分の幸せを見つけ子宝にも恵まれた早苗、にも関わらず離婚をしてしまいシングルマザーとなってしまった早苗。

そんな波乱万丈な人生が子供が衰弱していることが分かっても、世話をすることは無く、家に寄り付かなくなるという現実逃避と思える行動を起こすきっかけとなってしまったのでしょう。

元夫との関係

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早苗と元夫との出会いは、2人が働いていた割烹店になります。元夫はその後、株式会社デンソーの契約社員として働くことになり、正社員になりました。妻の為、子どもの為、仕事に精を出していたのでしょう。

早苗と元夫の関係は、当初「良い関係」でした。ですが、長男が生まれることをきっかけに早苗が外出するようになり、関係は悪化していきます。早苗の不倫が離婚の原因とされていますが、噂では元夫も不倫をしていたのではないかという噂も浮上しています。

自身の生い立ち

Girl Drinking Tea Coffee - Free photo on Pixabay (293628)

早苗が「大阪2児餓死事件」を起こしてしまった大きなきっかけは、自身の生い立ちとされています。実の母親、父親からも愛情を貰えずにネグレクトを受け続けながら大人になった早苗は自分の子どもに対して同じ行為を働き、殺してしまうことになったのです。

ネグレクトをしてしまう人のほとんどは「いけない事だとわかっているがやってしまう」という心理状況です。自分が過去に最愛の存在である両親からネグレクトを受け、現在まで成長をしてきているので「犯罪行為」という大きな行為だとは思っていないのでしょう。

むしろそれが「当然の行為」と思ってしまっているのではないでしょうか。

下村早苗の現在の様子

Pretty Woman Portrait Sexy - Free photo on Pixabay (293624)

我が子を殺してしまった罪は、許されるものではありません。我が子2人を殺めてしまった下村早苗。逮捕されてしまった後、早苗はどんな生活を送りどんな様子で今を過ごしているのでしょうか。

「もう一度2人を抱きしめたい」

Girl Woman Emotions - Free photo on Pixabay (293632)

早苗は逮捕後、「子供のことを今でも愛している」「もう一度2人を抱きしめたい」と話をしています。早苗は何度も現実逃避を行い、これまでの人生を歩んできました。逮捕をした後も、自分が実の子を殺してしまったという事実を現実逃避しているのでしょう。

いくら母親が「もう一度抱きしめたい」「子どもを愛している」と叫んでも、桜子ちゃんと楓ちゃんは戻ってきません。早苗の2人の子どもは死ぬ間際まで、早苗の帰りを待っていたことでしょう。母親の声は天国の2人の耳に届いているのでしょうか。そして今も、母親である早苗を天国から見守っているのでしょうか。

姓を変え中村早苗となっている

Girl Sad Crying - Free photo on Pixabay (293633)

下村早苗は姓を変え「中村早苗」と名乗っています。刑務所内の部屋で同室だった40代女性の中村さんとの出会いをきっかけに、姓を変えたようです。

中村さんは下村さんが刑務所に入り、1ヶ月後に出所をしましたがその後の早苗との文通でのやり取りで、中村さん夫婦によって養子縁組が成立したようです。

現在も服役中

Girl Teenager Human - Free photo on Pixabay (293635)

下村早苗は現在も服役中です。和歌山の刑務所で服役をしているという噂があります。彼女は刑務所の中で何を考えているのでしょうか。今も2児の子どもに対して「今でも愛している」「2人を抱きしめたい」という気持ちは消えていないのでしょうか。

それは誰にも分かりません。早苗は出所をした後、どんな生活を送るのでしょうか。2人の子供のお墓を前に涙を流し罪を悔やむのでしょうか。言い渡された懲役30年は彼女を変えてくれるのでしょうか。

下村大介の現在の様子

Rugby Football Sports - Free photo on Pixabay (293638)

実の父である下村大介は、テレビにも取り上げられるほどの有名人です。高校ラグビー指導者として素晴らしい成績を収めています。早苗が逮捕された後、大介は証人台に立ち早苗について多くの証言をしています。下村大介のその後について紹介をしていきましょう。

孫の遺体引き取りを拒否

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