目次
名前のとおり汗をかけず、痛みを感じる機能が働いていないのが先天性無痛無汗症です。生まれた時から痛みや温度が分からないため、加減がわからず知らない間に脱臼していたり骨折していたりすることがあります。
中には舌を噛み切ってしまったり、怪我をしていることを知らずに重症化してしまったりという症例もあるようです。汗をかくことができないため、熱を発散することができず体温が上昇してしまいます。
暑い・寒いを感じることができないため、体温を常にコントロールしなければなりません。またこの病気になると体内で起きている異変にも気づきにくいため、発見した時には重症化していることも多いです。
中には舌を噛み切ってしまったり、怪我をしていることを知らずに重症化してしまったりという症例もあるようです。汗をかくことができないため、熱を発散することができず体温が上昇してしまいます。
暑い・寒いを感じることができないため、体温を常にコントロールしなければなりません。またこの病気になると体内で起きている異変にも気づきにくいため、発見した時には重症化していることも多いです。
色素性乾皮症
via pixabay.com
通称XPとも言われている色素性乾皮症は、遺伝性の病気です。肌にダメージを受けた際に修復する機能に障害があることで、水疱・火傷のような症状が皮膚全体に広がってしまう症状が現れます。
子供のころに発症する事例が多く、紫外線に5分あたっただけで1週間ほど日焼けの症状が長引くことが初期症状として見られます。これを繰り返すことで見られる症状が皮膚がんです。
XP患者の5人に1人が難聴、発育障害などが見られるのも特徴的。日本では約500人ほどの患者がいると言われています。日焼け対策や紫外線防護クリームを塗ることで、皮膚へのダメージを抑えることが対策方法のひとつです。根本的な治療方法はまだ見つかっていません。
子供のころに発症する事例が多く、紫外線に5分あたっただけで1週間ほど日焼けの症状が長引くことが初期症状として見られます。これを繰り返すことで見られる症状が皮膚がんです。
XP患者の5人に1人が難聴、発育障害などが見られるのも特徴的。日本では約500人ほどの患者がいると言われています。日焼け対策や紫外線防護クリームを塗ることで、皮膚へのダメージを抑えることが対策方法のひとつです。根本的な治療方法はまだ見つかっていません。
多毛症
via pixabay.com
多毛症とは異常に体内の毛が生えている状態のことを指します。大きく分けると先天性・後天性の2種類があり、先天性のものは治療方法がありません。
全身に症状が出る場合と、一部分だけに症状が見られる場合があります。後天性のものであれば、薬による副作用や内蔵性悪性腫瘍が原因である場合も。原因に応じた治療をすれば、症状の軽減も見込めます。
男性ホルモンの過剰分泌による男性型多毛症に女性がかかると、生理不順などの症状もみられるようになります。
全身に症状が出る場合と、一部分だけに症状が見られる場合があります。後天性のものであれば、薬による副作用や内蔵性悪性腫瘍が原因である場合も。原因に応じた治療をすれば、症状の軽減も見込めます。
男性ホルモンの過剰分泌による男性型多毛症に女性がかかると、生理不順などの症状もみられるようになります。
小人症
via pixabay.com
平均身長に比べて著しく、背が低い状態、成長の速度が遅い状態のことを言います。原因は骨やホルモンの異常や染色体の異常、極端な栄養不足によるものなど、さまざまです。
成長ホルモンの不足が原因によるものであれば、毎日成長ホルモンを注射することで治療していきます。原因によって治療方法はさまざまなので、まずは原因を特定することが最優先となります。
どうしても目立つため好奇の目にはさらされやすいですが、ひとつの個性として前向きに捉えて社会で活躍している小人症の方は多いです。
成長ホルモンの不足が原因によるものであれば、毎日成長ホルモンを注射することで治療していきます。原因によって治療方法はさまざまなので、まずは原因を特定することが最優先となります。
どうしても目立つため好奇の目にはさらされやすいですが、ひとつの個性として前向きに捉えて社会で活躍している小人症の方は多いです。
進行性骨化性線維異形成症
via pixabay.com
50%の確率で遺伝する難病のひとつが、進行性骨化性繊維異形成症です。日本国内には約80人の患者がいると言われ、国内では2007年に難病指定されました。筋肉や靭帯などが骨に変化し、関節が固定されることで体が動かなくなる病気です。
症状が進むにつれて内蔵組織も破壊され、動かなくなるどころか呼吸もままならなくなります。進行性の病気であるため、動ける箇所はどんどん減り30歳には寝たきりに、40歳には命を落としてしまうことが多いそうです。
症状が発症してから、進行を抑える治療方法は残念ながら見つかっていません。しかし2017年にips細胞を用いた治療薬が開発されました。臨床試験の結果によっては、この不治の病から開放される日がくるかもしれません。
症状が進むにつれて内蔵組織も破壊され、動かなくなるどころか呼吸もままならなくなります。進行性の病気であるため、動ける箇所はどんどん減り30歳には寝たきりに、40歳には命を落としてしまうことが多いそうです。
症状が発症してから、進行を抑える治療方法は残念ながら見つかっていません。しかし2017年にips細胞を用いた治療薬が開発されました。臨床試験の結果によっては、この不治の病から開放される日がくるかもしれません。
発光病は実在しない病気だった!
via pixabay.com
月夜に照れされると体が光り輝き、死期が近づくにつれて発光は強くなるという神秘的なこの病気は存在しないものでした。しかし似たような病気や考えられないような珍しい病気はあるため、リアリティを感じた人も多かったはずです。
発光病自体は実在しませんでしたが、この世の中には私たちが想像できない症状で苦しんでいる病気の人がたくさんいます。この先新しい病気が発見される可能性もあります。そしてそれは、いつ自身の身に降り掛かってもおかしくありません。
自身には関係ないことと切り離さずに、お互いが助け合えるような心を持てれば誰もが暮らしやすくなる世の中に近づけるのではないでしょうか?
発光病自体は実在しませんでしたが、この世の中には私たちが想像できない症状で苦しんでいる病気の人がたくさんいます。この先新しい病気が発見される可能性もあります。そしてそれは、いつ自身の身に降り掛かってもおかしくありません。
自身には関係ないことと切り離さずに、お互いが助け合えるような心を持てれば誰もが暮らしやすくなる世の中に近づけるのではないでしょうか?
3 / 3