2019年8月8日 更新

ハリネズミのジレンマの意味とは?恋愛で陥る心理やヤマアラシとの違い

あなたは「ハリネズミのジレンマ」という言葉を聞いたことがありますか? 言葉は聞いたことがあるけれど、どういった意味なのかはよくわからない。 そんな人も多いのではないでしょうか? ここからは、ハリネズミのジレンマとは、どういった意味を持つ言葉なのか、詳しく説明していきます。

目次

自分が傷つきたくない

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ハリネズミのジレンマに陥ってしまう心理で多いものの一つに、「自分が傷つきたくない」というものがあります。

恋人関係の最悪の結末は、別れてしまうことだと思いますが、ハリネズミのジレンマに陥ってしまうと、相手から嫌われたくないと思う心理が働きます。

その結果、自分が相手に近づきすぎることで、嫌われて別れられてしまうのでは?という不安から、ハリネズミのジレンマに陥ってしまうこともあるのです。

この場合、一見して自分が傷つきたくない。という自分本位な心理にも見えますが、相手を想うからこそ、こういった心理に陥ってしまうのです。

好きだからこそ、嫌われたくない。当たり前の心理なので、そういう意味ではハリネズミのジレンマに陥ってしまうことは、相手を想っているからこその現象だとも言えるでしょう。

相手を傷つけたくない

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言葉は時として人を傷つけてしまうことがあります。

それは恋人だけではなく、友人や家族であったとしてもです。

悪気のない一言で、相手を傷つけてしまったことは、誰しもが経験したことがあるのではないでしょうか。

そんな経験から、自分の言葉が恋人を傷つけてしまうのではないか?と不安にかられている状態になってしまう人も少なくありません。

恋人はもっと本音で接してほしいと思っていても、ハリネズミのジレンマに陥ってしまった人にとっては、本音を伝えること=相手を傷つけてしまう。と思い込んでしまうこともあるのです。

恋人を大事にしたいと思うからこそ、ハリネズミのジレンマに陥っているとも言えるでしょう。


相手を失うのが怖い

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相手に近づきすぎた結果、相手を失ってしまうのではないか?と感じている人も多いものです。

これは、過去の恋愛経験で、相手に近づきすぎた結果として、相手を失ってしまったという経験を持つ人が陥ることの多い状態です。

恋人同士といえど、適切な距離がありますので、近づきすぎれば良いというものではありません。

しかし、ハリネズミのジレンマに陥ってしまうことで、距離を置きすぎるのも恋人関係としては良好なものとはいえません。

相手を失うのが怖い気持ちは誰にでもあるものですが、相手を失ってしまうのが怖いがために、ハリネズミのジレンマに陥ってしまうと、良好な関係を築くのが難しくなっていくので、避けたい事態であることには変わりないでしょう。

状況が悪い方へ変わるのが怖い

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ハリネズミのジレンマに陥ってしまう心理の一つとして、相手に近づきすぎることで、状況が悪い方へ変わるのが怖いと感じるものがあります。

良かれと思って伝えたことが、相手を不快にさせてしまうのではないか?

そんなふうに感じたことがある人も多いのではないでしょうか?

ハリネズミのジレンマに陥ってしまうことで、この感覚がいつもよりも過敏に反応してしまうこともあります。

恋人に伝えることで解消される問題も、ハリネズミのジレンマに陥ってしまったことで、伝えることによって、状況が悪い方へ変わってしまう。と思い込んでしまっているのです。

過剰に相手を気遣ってしまうがゆえに、状況が悪い方へ変わってしまうことを恐れてしまうのも、ハリネズミのジレンマの特徴の一つと言えるでしょう。

どんな人が多い?ハリネズミのジレンマに陥りやすい人の特徴

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ここまでハリネズミのジレンマについて解説してきましたが、それでは、どんな人がハリネズミのジレンマに陥ってしまうのでしょうか?

ここではハリネズミのジレンマに陥ってしまう人の特徴を紹介していきます。

悲観主義で物事を悪い方にばかり考える

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悲観主義で物事を悪い方にばかり考えがちな人は、ハリネズミのジレンマ陥りがちです。

恋人関係にある相手に、これを言ってしまったら嫌われてしまうのではないか?

こんな風に接したら離れていってしまうのではないか?

誰しもがそんな風に思うことがありますが、悲観主義で物事を悪い方に考えがちな人は、そう考えてしまうことが少なくありません。

結果として、ハリネズミのジレンマ陥ってしまうことが多くなりがちなのです。

臆病で繊細な性格をしている

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臆病で繊細な性格の人も、ハリネズミのジレンマに陥りがちです。

相手を怒らせてしまうのではないか?自分が傷ついてしまうのではないか?

臆病で繊細な性格な人は、些細なことにも気遣いができる良い面もある反面、ハリネズミのジレンマに陥って恋人と良好な関係を築くのが難しいこともあります。

臆病で繊細であることは決して悪いことではありませんので、良い面を見せられると恋人とも良好な関係を築いていくことができるでしょう。

空気を読み過ぎる

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現代の日本人にとって「空気を読む」というのは、恋愛のみならず学校や仕事でも大事な要素ではりますが、空気を読みすぎるとハリネズミのジレンマに陥ってしまうことがあります。

些細なことにも空気を読むようになると、ハリネズミのジレンマに陥ってしまう可能性が高ります。

友達や同僚とは違い、相手が恋人であるなら、空気を読みすぎることなく、少しくらいワガママな自分を見せても良いかもしれません。

プライドが高く見栄っ張り

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プライドが高く見栄っ張りな人も、ハリネズミのジレンマに陥ってしまう可能性があります。

これは、常に相手に自分を良く見せたいという心理からくるものです。

常に良い自分を見せるだけでは、恋人関係は上手くいきません。

ときには、自分のダメなところや、弱さを見せあえるからこそ、恋人関係は上手くいくものです。

恋人にだけはプライドや見栄は捨てて、素直な自分でいることが良好な関係を築いていくうえで大事なことの一つと言えるでしょう。

過去に恋愛で手痛い失敗を経験している

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過去の恋愛から学べることはたくさんありますが、時としてそれがトラウマとなって心に残ってしまうこともあります。

過去の恋愛とは相手が変わっているにも関わらず、現在の恋愛にも過去の事例を持ち込んでしまうと、ハリネズミのジレンマに陥ってしまう可能性が高まります。

過去の恋愛のように失敗したくない。と思うのは通常な心理ではありますが、過剰反応して現在の恋人と良好な関係を築くことができなくなってしまうのは避けたいものですね。

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