2019年10月14日 更新

座間市事件とは?事件の概要や犯人のその後についても

2007年(平成29年)10月、行方不明になっていたとある女性の捜索中に発覚したのが「座間市事件」です。逮捕された男の部屋からは、9人分の頭と大量の人骨が発見されたことで、世間に大きな衝撃を与えました。今回は、座間市事件の概要や事件後の犯人について紹介します。

目次

Man Woman Love - Free image on Pixabay (705209)

昭和の価値観で考えると、1度も直接会ったことも無く、顔を合わせてきちんと話をしたことも無い人を付き合っている、または好きになるということはほとんどあり得ません。

しかし、SNSやゲームチャット、アバターなどを若者達が気軽に楽しめる現代では、ネット上での片思いや、恋人などを作るという不思議な価値観がまかり通っています。

白石と最後にやり取りしていたこの女性も、1度も直接逢っていないにも係わらず、52日間交際していたのだと語っているのです。これもまた彼女と呼べるものなのでしょうか?何れにしても、現代女性達の警戒心の薄さは大きな問題と言えるでしょう。

座間9遺体事件のその後

Press Camera The Crowd - Free photo on Pixabay (705216)

狭い部屋の中で9人もの被害者達を殺害し、自宅で解体していたという座間市事件は、目的の分からなさや遺体と共に暮らしていたという白石の異常性もあって、日本中を大いに震撼させました。

また被害者の中には、未成年の女子高生達が3人もいたことから、インターネットやSNSについての危険さや、子供達の警戒心の薄さなどについても焦点が当たる事件となったのです。

ここでは、座間9遺体事件が発覚してから、一体どのような変化があったのか?事件のその後を追っていきます。

ツイッターのルールが改定

Twitter Pattern - Free image on Pixabay (705225)

犯人の白石隆浩だけではなく、殺されてしまった9人の被害者達もツイッターを使用していたことで、「自殺」「自傷行為」などのハッシュタグの危険性が問題となりました。

かつては、集団自殺のメンバーを集ったり、その人々をターゲットにして殺人を犯そうとする輩などは、「自殺サイト」のような無料掲示板などを利用していたのですが、こちらもやはり社会問題となり閉鎖したりしています。

しかしツイッターでは、殺人や殺すなどという物騒な言葉には注意していたものの、自殺や自傷行為というタグには特に注視していなかった為、抜け穴のように使われるようになっていたのです。座間市事件以後、ツイッター社は利用規約を改定し、自殺や自傷行為を煽るような呟きを禁止しました。

SNSの利用の仕方が各地で見直される

Social Media Manager - Free image on Pixabay (705238)

座間市事件は、改めてSNSの利用法や、スマホ所持の低年齢化などが問題視され、事件発覚後には政府でもSNSに関する調査や、再発防止などを議論する「座間市における事件の再発防止に関する関係閣僚会議」が開かれ、12月19日(火)には再発防止策が発表されました。

SNS事業者に対する自殺について不適切な書き込み削除要請や、いじめなど悩みを抱えている子供達への対策、心のケアの場所を作るなどの対策が立てられています。

しかし、まず見知らぬ他人に対する警戒心や、ネットリテラシーを子供達に徹底させたり、未成年のうちはSNSに書き込めないようにするほうが大切かもしれません。あくまでも自分で責任を取れるようになるまでは、本来連絡手段以外で子供達に携帯を持たせる必要などないのです。

現場となったアパートについて

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事件現場となってしまったアパート「シーバスハイム」の持ち主は、当初経営を断念しようとしていました。しかし、家賃の安さや静かな環境などが好きだという住人達は、経営継続を懇願し、結局その後誰も引っ越ししようとしなかったのです。

持ち主は捜査終了後、被害者達の魂を慰める為にお祓いをし、今現在も経営を続けています。

また、2019年現在、白石隆浩が殺人を犯した205号室には、自ら望んで部屋を借りて暮らしている男性がいます。家賃は1万1千円という破格の値段で、心霊現象なども起きておらず快適だとその男性は語っていました。

裁判への道のりは長い

Justice Right Case-Law - Free image on Pixabay (705249)

事件から2年目を迎える2019年(令和元年)の春、4月25日(木)になって、ようやく第1回公判前整理手続きが行われました。

しかし、被害者の数が多いことや、罪状も「殺人罪」「死体損壊」「死体遺棄」「強制性交等殺人」など複数に亘る為、これから裁判が開かれても判決が下るまではとても長い時間が掛かるでしょう。

また、座間市事件は裁判員裁判になる確率が高いのですが、公判中証拠提出などの際、殺害方法の再現や、発見された頭部や骨などを裁判員達は見る必要があります。その為、辞退する人が続出するのではないか?という懸念もあり、白石隆浩の罪が決定するまではとても道のりが長いのです。

授かった命は大切にしていこう

Hand Keep Float - Free image on Pixabay (705257)

9人もの被害者達を殺害した白石隆浩は厳しく裁かれるべきですが、座間市事件は簡単に「死にたい」と見ず知らずの他人に対して呟いてしまった被害者達にも問題があると言えます。

冒頭でも触れていますが、ネット世界は本来男のものでありアングラな世界でした。2ちゃんねるを立ち上げた西村博之の「嘘を嘘と見抜けない人でないと掲示板を使うのは難しい」という言葉がありますが、ネット世界を知らない者は気楽にネットやSNSに手を出すべきではありません。顔が見えない分、ネットやSNSで人々は日常出せないダークな本音や、悪意をむき出しにしやすい場所でもあります。

狭い世界しか知らない子供や女性達は、日常のままの空気感を晒し出している分、ターゲットになりやすいということを自覚しましょう。生きるも死ぬも、自分の命を守れるのは自分だけであり、自分の人生に責任を持つということが現代人には必要です。嫌なことがあるなら逃げることは大切ですが、人間はいつか必ず死ぬのです。死に急ぐ必要は無く、生まれた以上は死ぬまで生きて行く覚悟が必要なのかもしれません。

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