2019年5月26日 更新

大阪2児餓死事件の概要と判決!下村早苗の生い立ちと事件の問題点

あなたは大阪2児餓死事件を知っていますか?近年、児童虐待のニュースが多く報道され、胸を痛めてた方も多いと思います。9年前の2010年に起きた凄惨な事件の概要や、下村早苗の生い立ち、そして死亡した子供たちの悲惨な検査結果や事件の問題点をご紹介していきます。

目次

仕事と育児を1人でこなす大変さ

Children Tricycle Toys Children'S - Free photo on Pixabay (304587)

今回の大阪2児餓死事件の問題点のひとつは、仕事と育児を1人でこなす大変さもあるといえます。

仕事と育児を1人でこなす大変さというのは計り知れません。下村早苗が抱えていた3歳と1歳の子供は一人で育てるには、とても苦労がかかります。

下村早苗は子供たちの養育費を稼ぐために昼夜問わず働いていました。とても子供を養っていく能力もなければ、余裕もなかったのです。

孤立した育児

Feet Children'S Baby - Free photo on Pixabay (304586)

今回の大阪2児餓死事件の問題点のひとつは、孤立した育児にあるといえます。離婚後、下村香苗は自分だけでは子供を育てられないと、離婚後、自分をネグレクト状態にした実母を頼ります。

しかし母親は精神が不安定で、子供たちの面倒など見れる状態ではなかったといいます。この孤立した育児が事態を悪化させたのです。

下村香苗自身も一人きりで全てを抱えこみ、精神的にまいっていたため、寮付きの風俗店を転々として生活していたようです。仕事と育児を1人でこなす大変さが問題だといえるでしょう。

託児所とのトラブル

Buddhism Monk Monastery - Free photo on Pixabay (304585)

託児所とのトラブルも、今回の大阪2児餓死事件の問題点のひとつといえるでしょう。

下村早苗は、託児所に子供を預けたまま放置して迎えにいかないこともしばしばありました。時間を守らないこともざらだったのです。

そのため、託児所から、子供を預けることを断られてしまった経緯があったのです。この託児所とのトラブルも大阪2児餓死事件の問題点のひとつであるといえるでしょう。

ホストへの依存

Boys Playing Friends Children - Free photo on Pixabay (304584)

ホストへの依存も、今回の大阪2児餓死事件の問題点のひとつです。離婚してから数年後、2010年3月ごろにはホストクラブにハマるようになりました。

自分は風俗店で働いていたために、仕事のストレスが過多となり、そのストレスをホストで解消していたのです。

ホストに依存し、稼いだお金は養育費にはなりません。どんどん貢いでお金は無くなっていきました。男性の家に外泊するようになり、家に帰らなくなり、子供を放置する日が増えていって、現実逃避する場所があったことが、事件を悪化させたのです。

元夫からの養育費

Indian Child People - Free photo on Pixabay (304583)

今回の大阪2児餓死事件の問題点のひとつは、元夫からの養育費をもらっていなかったことにあります。そのために、仕事と育児を1人でこなすことになり、孤立を招いたのです。

養育費をもらわずに子供を育てる大変さというのは計り知れません。下村早苗が抱えていた3歳と1歳の子供は一人で育てるには、養育費が十分にたりません。

下村早苗はホストにハマる前には、子供たちの養育費を稼ぐために昼夜問わず働いていました。養育費がないために、とても子供を養っていく能力もなければ、余裕もなかったのです。

自立心を持たない女性の出産

Microphone Boy Studio - Free photo on Pixabay (304582)


今回の大阪2児餓死事件の問題点の根本的な部分には、自立心を持たない女性の出産が問題だといえるでしょう。

金銭的にも精神的にも自立心を持っていない女性が、出産をして命を預かるというのは、とても恐ろしいことなのです。

自立心を持たない女性は自分が一番可愛いので、子供のことなんて考えることができず想像力も欠如しています。もちろん子育ては誰にとっても始めてのことで、完璧に自立した女性なんていません。

それでも、想像力の欠如をした女性の出産は誰をも不幸にするのです。

辛すぎる検死結果

Father And Son Walking Love - Free photo on Pixabay (304581)

育児がいくら大変だからといって、母親の無自覚な想像力の欠如により、子供の命と未来が奪われたことは忘れてはいけません。この大阪2児餓死事件が当時、マスコミで多く報道されたのも、死亡した子供たちの検死結果が悲惨だったこともあげられます。

検死結果から、マヨネーズ・辛子などを分け合っていたことがよくわかる形跡がありました。また、捨てられていたゴミも、綺麗に舐めた跡があったということです。

さらに長女の死因は、ゴミを食べた際の食中毒による衰弱でした。先に亡くなったのが長女でしたが、弟はというと、長女の死亡10時間後前後に死亡したのです。長女の死を目の当たりにしたその後に息をひきとりました。尿や便を食べた痕跡すらあったそうです。

ここでは、大阪2児餓死事件で死亡した子供たちの検死結果について、放置された状況がどれだけ過酷だったのか、悲惨な現実を解説していきましょう。

マヨネーズ・辛子などを分け合っていた

Children Siblings Brother - Free photo on Pixabay (304580)

大阪2児餓死事件で死亡した子供たちの検死結果から悲惨な状況が浮き彫りとなりました。子供たちは、十分な食料を与えられなかったため、冷蔵庫に残っていたマヨネーズや辛子などを分け合っていました。

子供たちが食べるには塩分が高すぎるものですが、冷蔵庫に残されたのはそれしかなかったからです。

ゴミを綺麗に舐めた跡

Girls Children Kids - Free photo on Pixabay (304578)

大阪2児餓死事件の現場のゴミ箱に捨てられていたパックは、綺麗に舐められていたものばかりでした。ゴミ箱に入っていた容器は、ゴミを綺麗に舐めた跡が残されていたのです。

十分な食事を与えられていなかったために、ゴミをあさって舐めるしか方法がなかったのです。

長女の死因はゴミを食べた際の食中毒

Kid Child Portrait - Free photo on Pixabay (304577)

そして、長女の死因は、そのゴミを食べた際の食中毒でした。大阪2児餓死事件で死亡した子供たちの検死結果からわかったことです。

死亡した子供たちの検死結果からは、凄惨な当時の状況が浮き彫りとなり、お腹を空かせた子供たちの状況を想像するととてもつらいものがあるといえるでしょう。

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