目次
via pixabay.com
ズベ公は、しばしば方言だと言われます。確かに各地の方言に「ずべ」「ずべら」という言葉があり、いずれも「ずぼら」という意味であることから、方言由来だと考えてもおかしくはありません。
しかし、実際にはズベ公は方言ではありません。先に解説した通り「ズベ公」の「ずべ」は、「ずべら」を略した言葉です。「ずべら」は標準語の元となった東京方言にもある言葉であり、この「ずべら」が「ズベ公」の元になったと考えられています。
厳密に言うと標準語は、東京方言の一種である山の手言葉が元になっており、東京方言も方言の一種と言えます。しかし、一般的には東京以外の言葉を方言と呼ぶことが多いので、東京方便由来の「ズベ公」は方言とは呼びません。
しかし、実際にはズベ公は方言ではありません。先に解説した通り「ズベ公」の「ずべ」は、「ずべら」を略した言葉です。「ずべら」は標準語の元となった東京方言にもある言葉であり、この「ずべら」が「ズベ公」の元になったと考えられています。
厳密に言うと標準語は、東京方言の一種である山の手言葉が元になっており、東京方言も方言の一種と言えます。しかし、一般的には東京以外の言葉を方言と呼ぶことが多いので、東京方便由来の「ズベ公」は方言とは呼びません。
スベ公を使った例文
via pixabay.com
「ズベ公」は死語になっているため、現在では使うことはほとんどありません。そもそも侮蔑語なので、無闇に口にしてはいけない言葉です。
しかし、言葉の意味を正しく理解するためには、文章中でどのように使われているかを見ておく方がよいでしょう。以下で「ズベ公」を使った例文を紹介します。
しかし、言葉の意味を正しく理解するためには、文章中でどのように使われているかを見ておく方がよいでしょう。以下で「ズベ公」を使った例文を紹介します。
あいつ今はおとなしそうな雰囲気だけど、実はズベ公だったらしいぜ
via pixabay.com
「あいつ今はおとなしそうな雰囲気だけど、実はズベ公だったらしいぜ」という例文では、過去に女性の素行が悪かったことを揶揄する言葉として「ズベ公」という言葉が使われています。
「ズベ公」は、現在ではほとんど使われていない言葉であり、現役で素行の悪い女性を揶揄する場合としては、あまり使われません。むしろ、素行が悪かった過去がある女性(ズベ公という言葉が使われていたときに素行が悪かった女性)に対して使われます。
「ズベ公」は、現在ではほとんど使われていない言葉であり、現役で素行の悪い女性を揶揄する場合としては、あまり使われません。むしろ、素行が悪かった過去がある女性(ズベ公という言葉が使われていたときに素行が悪かった女性)に対して使われます。
あの女は男をとっかえひっかえしているとんだズベ公だよ
via pixabay.com
「あの女は男をとっかえひっかえしているとんだズベ公だよ」という例文では、女性の男癖の悪さを揶揄する言葉として「ズベ公」という言葉が使われています。
「ズベ公」は素行の悪い女性を指す言葉であり、男癖が悪いことだけを指すわけではありません。しかし、「素行が悪い女性イコール身持ちが悪い女性」という世間のイメージもあり、そのような意味で使われることがあります。
例文の「ズベ公」は、類語である「売女」「尻軽女」「ビッチ」などに言い換えることもできます。むしろ類語で言い換えた方が意味としては正確かもしれませんが、「ズベ公」が使われる場合もあるので、覚えておきましょう。
「ズベ公」は素行の悪い女性を指す言葉であり、男癖が悪いことだけを指すわけではありません。しかし、「素行が悪い女性イコール身持ちが悪い女性」という世間のイメージもあり、そのような意味で使われることがあります。
例文の「ズベ公」は、類語である「売女」「尻軽女」「ビッチ」などに言い換えることもできます。むしろ類語で言い換えた方が意味としては正確かもしれませんが、「ズベ公」が使われる場合もあるので、覚えておきましょう。
ズベ公と呼ばれていた芸能人
via pixabay.com
「ズベ公と呼ばれていた芸能人」という表現は少し分かりづらいですが、要するにヤンキーだった過去がある女性芸能人ということです。
いかにも「元ヤン」という雰囲気の女性から、現在の雰囲気からはそのような過去は全く想像できない女性まで、幅広く紹介します。
いかにも「元ヤン」という雰囲気の女性から、現在の雰囲気からはそのような過去は全く想像できない女性まで、幅広く紹介します。
美保純
via pixabay.com
「男はつらいよ」シリーズなどへの出演で知られる美保純は、ヤンキーだった過去を明かしています。1960年に静岡市で生まれ、高校中退後に地元のデパートに勤務していたころに「ディスコ・クイーン・コンテンスト」に出場して優勝した経験を持っています。
上京してアルバイトをしていたところをスカウトされ、芸能界に入りました。前述の「男はつらいよ」を始め、数々のテレビやドラマに出演し、現在に至るまで活躍を続けています。
学生時代はヤンキーだったことや芸能界入り直後はポルノ女優として活動していたことが知られています。本人も全く隠そうとしておらず、テレビなどで当時の赤裸々なエピソードを披露することがあります。
上京してアルバイトをしていたところをスカウトされ、芸能界に入りました。前述の「男はつらいよ」を始め、数々のテレビやドラマに出演し、現在に至るまで活躍を続けています。
学生時代はヤンキーだったことや芸能界入り直後はポルノ女優として活動していたことが知られています。本人も全く隠そうとしておらず、テレビなどで当時の赤裸々なエピソードを披露することがあります。
和田アキ子
via pixabay.com
日本を代表する女性歌手であり、テレビ番組の司会なども務める大御所芸能人の和田アキ子もかつて不良だったことがよく知られています
1950年、大阪で在日韓国人2世として生を受けました(後に帰化)。小学生のころから洋楽に親しんでおり、ジャズ喫茶などで歌っていたところをスカウトされます。1972年に発表した「あの鐘を鳴らすのはあなた」で歌手としての評価を確立しました。
中学生のころは男の舎弟を何人も従える不良のリーダーであり、高校をわずか3日で退学するなどの武勇伝の持ち主です。芸能人となった現在でも当時のイメージを引きずっている印象があり、ズベ公と呼ばれてしまうのもある意味納得です。
1950年、大阪で在日韓国人2世として生を受けました(後に帰化)。小学生のころから洋楽に親しんでおり、ジャズ喫茶などで歌っていたところをスカウトされます。1972年に発表した「あの鐘を鳴らすのはあなた」で歌手としての評価を確立しました。
中学生のころは男の舎弟を何人も従える不良のリーダーであり、高校をわずか3日で退学するなどの武勇伝の持ち主です。芸能人となった現在でも当時のイメージを引きずっている印象があり、ズベ公と呼ばれてしまうのもある意味納得です。
小泉今日子
via pixabay.com
「KYON2(キョンキョン)」の愛称で知られる小泉今日子は、意外にもヤンキーとしての過去を持っています。
1966年に神奈川県に生まれました。高校中退後の1981年に有名なオーディション番組「スター誕生!」に出場して合格し、芸能界に入ります。1982年に「私の16才」でアイドルとしてデビューし、堀ちえみ、三田寛子、シブがき隊などと共に「花の82年組」と呼ばれました。現在では女優としても活躍しています。
地元厚木市のレディースの総長を務めており、高校に彼氏の運転するバイクで通学していたという筋金入りのヤンキーだった過去の持ち主です。
1966年に神奈川県に生まれました。高校中退後の1981年に有名なオーディション番組「スター誕生!」に出場して合格し、芸能界に入ります。1982年に「私の16才」でアイドルとしてデビューし、堀ちえみ、三田寛子、シブがき隊などと共に「花の82年組」と呼ばれました。現在では女優としても活躍しています。
地元厚木市のレディースの総長を務めており、高校に彼氏の運転するバイクで通学していたという筋金入りのヤンキーだった過去の持ち主です。
酒井若菜
via pixabay.com
グラビアアイドルとして人気を博し、現在は文筆家としても知られる酒井若菜もヤンキーだった過去を明かしています。
1980年に栃木県に生まれ、1995年に芸能界デビューしました。1997年に「第8回ヤングジャンプ女子高生制服コレクション」で準グランプリになり、グラビアアイドルとしての活動を本格化させます。1997年に「サイコメトラーEIJI」に出演し、女優としての活動も開始します。
2008年に小説「こぼれる」を発表して以降は、エッセーやコラムでも活躍しています。2016年には、膠原病に罹患しており、闘病中であることを発表して話題を集めました。本人がヤンキーだったことを公言しています。いわく、栃木は暇だから勉強するか、ヤンキーになるしかなかったとのことです。
1980年に栃木県に生まれ、1995年に芸能界デビューしました。1997年に「第8回ヤングジャンプ女子高生制服コレクション」で準グランプリになり、グラビアアイドルとしての活動を本格化させます。1997年に「サイコメトラーEIJI」に出演し、女優としての活動も開始します。
2008年に小説「こぼれる」を発表して以降は、エッセーやコラムでも活躍しています。2016年には、膠原病に罹患しており、闘病中であることを発表して話題を集めました。本人がヤンキーだったことを公言しています。いわく、栃木は暇だから勉強するか、ヤンキーになるしかなかったとのことです。
柴咲コウ
via pixabay.com
女優や歌手として活躍し、現在は実業家としても活躍中の柴崎コウは、ヤンキーだったのではないかと言われています。
1980年に東京都豊島区に生まれます。14歳の時に池袋を歩いていたところをスカウトされました。映画「バトルロワイヤル」や「GO」に出演して高く評価され、女優としての地位を固めます。歌手としては、映画「黄泉がえり」の主題歌「月のしずく」が大ヒットし、その後も多くのヒット曲を生み出しています。
本人は芸能界に入る前の過去を公表しておらず、詳細は不明ですが、学生時代にチーマー(1990年代にゲームセンターににたむろしていた不良)だったのではないかと言われています。
1980年に東京都豊島区に生まれます。14歳の時に池袋を歩いていたところをスカウトされました。映画「バトルロワイヤル」や「GO」に出演して高く評価され、女優としての地位を固めます。歌手としては、映画「黄泉がえり」の主題歌「月のしずく」が大ヒットし、その後も多くのヒット曲を生み出しています。
本人は芸能界に入る前の過去を公表しておらず、詳細は不明ですが、学生時代にチーマー(1990年代にゲームセンターににたむろしていた不良)だったのではないかと言われています。
ズベ公は女性を卑下している言葉なので使わないように
2 / 3