2019年5月26日 更新

闇サイト殺人事件の全貌!犯人神田・堀・川岸の現在と被害者について

皆さんは闇サイト殺人事件を覚えていますか? 闇サイト殺人事件は、神田、堀、川岸の3人の犯人がネットで出会い、強盗殺人をし、犯人の一人は死刑判決になった事件です。 今回は、闇サイト殺人事件の概要や詳細、被害者について詳しく解説をしていきます。

目次

闇サイト殺人事件の被害者女性は、磯谷利恵さんです。
事件当時は31歳で、結婚を前提として付き合っていた彼氏がいました。

今回は、闇サイト殺人事件の被害者・磯谷利恵さんがどんな女性だったのか、そしてあの偽の暗証番号の意味とは何だったのかを詳しく解説していきます。

創価学会の熱心な創価学会女子部員だった

Woman Pretty Girl - Free photo on Pixabay (314796)

闇サイト殺人事件の被害者である磯谷利恵さんは、創価学会の熱心な創価学会女子部員だったといいます。

学会や総会には仕事の合間に顔を出し、同じ創価学会の人から信頼を得るほど活動に熱心でした。
そのために、磯谷利恵さんが亡くなったと聞いたときには同じ創価学会の部員は涙した人が多かったそうです。

最後の抵抗・磯谷さんが残したメッセージ「2960」

Summerfield Woman Girl - Free photo on Pixabay (314819)

闇サイト殺人事件では、犯人は結局、磯谷利恵さんの財布に入っていた6蔓延しか手に入れることができませんでした。

これは、磯谷利恵さんがキャッシュカードの暗証番号を教えるように犯人に脅されたときに、嘘の暗証番号を教えて現金を引き出さないようにしたからです。

実はこの時、犯人に教えた「2960」は「憎むわ」という意味で磯谷利恵さんが犯人に伝えたのではないかと言われています。
Architecture Family House Front - Free photo on Pixabay (314874)

磯谷利恵さんが奪われたキャッシュカードには、親に内緒にしていた約800万円の貯金されていたのですが、これはお母さんにマイホームを建ててあげるためのお金だったのです。

どうしても奪われたくないお金だったからこそ、最後の抵抗としてメッセージとして嘘の暗証番号を教えたのではとされているのです。

彼氏が暗号を解読

Model Flowers Bouquet Of - Free photo on Pixabay (314905)

磯谷利恵さんには、結婚を前提にお付き合いをしていた彼氏がいました。
その彼氏が、キャッシュカードの「2960」を犯人に教えたと聞いたときに、これは「憎むわ」という意味だと気づいたのです。

実は彼氏と磯谷利恵さんの間で当時、語呂合わせがマイブームだったそうです。
それで彼氏が、これは磯谷利恵さんの最後のメッセージだと気付いたのです。

磯谷利恵さんの彼氏ですが、現在は数字を研究して博士号を取るまでになっているのです。
これは、自分の彼女が数字で最後のメッセージを伝えた経験が影響しているといいます。

闇サイト殺人事件のその後

Architecture New York City - Free photo on Pixabay (314929)

闇サイト殺人事件は残虐で卑劣な事件です。
この事件を繰り返してはいけないという声があがり、その後いろんなことが変化しました。

それに、多くのメディアが報道したために、どうすればこんな事件が起きずに済んだのかニュースを見た人が考えることとなりました。

今回は闇サイト殺人事件のその後について、詳しく解説していきます。

被害者母が大きな動きを見せる

Contract Signature Lease - Free photo on Pixabay (314950)

闇サイト殺人事件の裁判で、犯人の2人は死刑になりましたが、闇の職業安定所で書き込みをした川岸健治は死刑にはならずに無期懲役になっています。

このことに一番憤慨したのは、被害者・磯谷利恵さんの母でした。
犯人がすべて死刑判決が下るように願って、署名活動を始めたのです。

この署名活動を広める為に、各メディア宛てに手紙を書いたり、ホームページを作り署名活動を続けたのです。

闇サイトの閉鎖

Work Typing Computer - Free photo on Pixabay (314995)

警視庁は闇サイト殺人事件を受けて、実際に闇の職業安定所を確認しました。
すると、そこには犯罪を連想させるようなキーワードのある掲示板が沢山あったといいます。

本当はその掲示板一つ一つを消していく予定だった警視庁ですが、あまりに犯罪を連想させるキーワードが多かったのでやむを得ず闇サイトを閉鎖することを決めたのです。

獄中からの手紙

Old Letters Letter - Free photo on Pixabay (315025)

被害者・磯谷利恵さんの母親のもとには、獄中にいる犯人から手紙が何通か届きました。
これは犯人の一人である堀は、自分から手紙を書きたと希望して、謝罪する内容の手紙を送ったといいます。

しかし、この時に死刑判決を受けた後に保知が控訴していることから、母親はその手紙は本当の反省ではないと解釈したようです。

また川岸も被害者の母親に手紙を送りましたが、これは酷いものでした。
内容は「あんたの娘は運が悪かっただけだ。」といった謝罪の一つもない手紙でした。

闇サイト殺人事件を題材とした作品

Old Books Book - Free photo on Pixabay (315055)

闇サイト殺人事件は、日本にインターネットの怖さを知らしめた残虐であまりにも酷い事件です。
この事件をきちんと教訓にこれから考えるべきことがあるということで、闇サイト殺人事件を題材にした本が出版されたり、テレビドラマが制作されました。

今回は、その本やテレビドラマについて解説していきます。

単行本「いつかの夏 名古屋闇サイト殺人事件」

Handwriting Sütterlin Vintage - Free photo on Pixabay (315115)

5 / 6

関連する記事 こんな記事も人気です♪

日本や世界の不思議な事件まとめ!中には未解決の事件も?

日本や世界の不思議な事件まとめ!中には未解決の事件も?

日本や世界では不思議な事件が多く起きています。未解決の事件もたくさんあり、発生理由がわからなかったり行方不明のまま見つからなかったりするものもあります。どのような事件が起きているのか日本編と世界編に分けて詳しくご紹介していきます。
光市母子殺害事件の詳細と判決!大月孝行の壮絶な生い立ちと現在は?

光市母子殺害事件の詳細と判決!大月孝行の壮絶な生い立ちと現在は?

1999年に発生した光市母子殺害事件の犯人は大月孝行(旧姓・福田)という男性でした。犯人の男は18歳という若さで主婦・乳幼児を殺害したのです。今回は光市母子殺害事件について詳細を紹介すると共に、死刑に至るまでの経緯、そして大月孝行の生い立ちを紹介して参ります。
ホモフォビアの意味と原因とは?同性愛の歴史と日本で起きた事件

ホモフォビアの意味と原因とは?同性愛の歴史と日本で起きた事件

性について寛容と言われる日本でも多く存在する『ホモフォビア』という思想をご存じでしょうか。同性愛などの性的思考と関係が深いその言葉が生まれた歴史的背景や、原因について、また世界での捉え方も同時に触れて、性的志向への議論に関しても考えて行きます。
アメリカの有名ギャング「アル・カポネ」の生涯!逮捕された理由とその後も

アメリカの有名ギャング「アル・カポネ」の生涯!逮捕された理由とその後も

アル・カポネは、20世紀のアメリカを代表するギャングです。アメリカで禁酒法が施行された時代に犯罪組織の近代化に成功し、絶大な権力を誇りました。その影響は現在まで続いています。今回は、アメリカ史上最も有名なギャング、アル・カポネの生涯に迫ります。
底なし沼は日本にも実在する?沼の仕組みや脱出法と死亡事故も

底なし沼は日本にも実在する?沼の仕組みや脱出法と死亡事故も

底なし沼は国外だけのものではなく、日本にも実在しています。ここでは、底なし沼の深さや仕組みについて解説、脱出方法・救助方法や悲しい死亡事故、また、底なし沼がある場所の特徴や底なし沼がでてくる映画や童話なども紹介していきます。

この記事のキーワード