2019年7月26日 更新

カラスがかわいいと人気に?カラスの飼い方や注意点も

屋根の上に、電線に、ごみ置き場に、いつも見ているカラス。しかし、カラスの姿はそれだけではありません。カラスは良く知るととてもかわいい一面があり、静かに人気急上昇中なのです。カラスの魅力や、もし飼いたいと思ったらどうすれば良いかをご紹介します。

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寒さに弱く、迎え入れた最初の年は保温が必要です。初めての冬を乗り切れば丈夫になります。性質は臆病で特定の人にだけ慣れ、他の人には攻撃的になることもありますので注意が必要です。コミュニケーションを取るのが大好きなので、一緒に遊びながら言葉を教えてあげると良いでしょう。

一番気をつけないといけないことはその寿命です。ヨウムは非常に長生きで、平均寿命は40~60年で、100歳を超える場合もあるとも言われています。ヨウムだけではなく大型のオウムは人間より長生きすることもありますが、それを知らずに飼い始める人も多いようです。飼う場合は、自分が死んだ後に世話を引き継いでくれる人を探しておかなければなりません。

鳥を飼育する上で大切なこと

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鳥は種類によってはとても安く手軽に入手できますが、大変なのはその後です。ひとつの命ですから、子供を育てるように気を配り、愛情を持って、大切に飼わなくてはなりません。鳥を飼育する上で大切なことをご紹介しましょう。

最後まで責任を持つ

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どんな動物も、見ているだけなら可愛いのですが、飼ってみると意外と大変なことがたくさんあります。毎日新鮮なえさと水を準備し、温度を管理し、けがや病気をしていないかチェックし、たくさんの愛情を注がなくてはなりません。

鳥も同じことで、可愛い見た目に惹かれて飼ったものの、毎日の世話に加え、鳴き声がうるさい、羽や糞が散るなど面倒くさいことがたくさんあります。インコ類の中には構ってやらないとストレスで自分の羽を抜くものもおり、世話だけではなく一緒に遊ぶことも大切な日課となります。それはとても大変なことで、「鳥なんか飼わなければ良かった」と思うこともあるかもしれません。
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しかし、一度飼ったら「飽きたからやめた」というわけにはいきません。「外でも生きていけるだろう」と逃がしてしまうのは言語道断です。最後まで投げ出さず、大切に飼わなくてはいけません。また、中には自分より長く生きる鳥もいますので、後を継いで大事に飼ってくれる人を探しておかなくてはなりません。

飼うというのは一つの命を預かること。最後まで責任を持ってかわいがりましょう。そうすれば鳥たちは、宝石のようなたくさんの想い出をくれることでしょう。

適正な飼育環境を用意する

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「鳥かごと餌さえあれば買えるだろう」という安直な考えで鳥を飼ってはいけません。鳥それぞれの特徴を良く知った上で、適切な飼育環境を整える必要があります。

餌にしても、鳥の種類による違いはもちろん、個体ごとの好き嫌いもあります。まずその鳥の種類にあった餌を与え、食いつきをみて調節していく必要があります。鳥によっては主食を補うものとして、野菜やカルシウムなどを一緒に与えなくてはなりません。

鳥かごもその鳥にあったものを選びましょう。体が小さいからと小さな鳥かごで飼うと充分な運動ができず、運動不足やストレスで弱ってしまいます。止まり木や巣箱なども、それぞれに合ったものを吟味しなくてはなりません。
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かごを置く場所も考えましょう。直射日光の当たらない静かな場所に置き、周りの環境が大きく変わらないようにします。猫やヘビなどの外敵が侵入しないかどうかも気をつけなくてはなりません。

また、鳥によっては保温、保湿が必要になります。特に最初の冬は気をつけて加温しましょう。鳥にとっては暑い、寒いより一日の温度差が重要になります。できるだけ温度差がでないよう、エアコンなどを使って温度管理をするようにしてください。

適切な飼育環境を整えてからも安心せず、毎日鳥の状態をチェックして健康を保てているかどうか気を配りましょう。鳥を飼うのは大変ですが、あなたの鳥が頼れるのはあなただけです。命を預かっていることを意識し、責任を持って楽しみながら世話をしてください。

近所に鳥を診察できる動物病院があるか調べる

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昔は動物病院と言えば犬・猫専門のところが多かったのですが、最近はハムスターやフェレットなどペットの多様化が進み、様々な動物を診察できる病院が増えています。

それでもまだ、鳥は診られないという病院もあります。鳥は体が小さい分、怪我や病気をした時あっという間に悪化してしまい、命を落としてしまうことが多いです。いざという時にすぐに行ける病院があるか、必ず調べてから飼育を始めるようにしましょう。

また、簡単な怪我や病気なら飼い主が見られるように、飼い方の本などで勉強し、ある程度の応急処置セットはそろえておきましょう。まずは飼い主が大切な鳥のお医者さんになり、適切にケアしてあげ、病院に連れていくべきかどうか判断できるようになりましょう。

今話題の「カラスゴリラ」とは

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今ネットで「カラスゴリラ」という謎の生物が話題になっているのをご存じでしょうか。色が黒いことを除けば、まったく共通点のないこの2つの生き物が一体どのように結びついたのでしょうか。

Twitterに投稿され有名に

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カラスゴリラは、2019年6月、Twitterでつぶやかれた衝撃的な映像に登場します。階段の上にカラスがぽつんと佇んでいますが、良く見るとおなかのところがぽっかり空いています。まるでショットガンか何かでおなかを撃ち抜かれてしまったかのようです。

しかし、カラスはのんきそうにきょろきょろしており、特に痛そうな態度は見られません。このツイッターはたちまち拡散され、「どうなっているのか全く分からない」との声が多く上がりました。たくさんのイメージ図が描かれ、その中で顔がカラス、体がゴリラの絵もあったことから、「カラスゴリラ」と呼ばれるようになったのです。

カラスゴリラの真相とは

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しかしもちろんこのカラスは、カラスゴリラという新種ではありませんでした。翼を地面につくくらいだらんと下げ、お尻を上げた姿勢を取っており、足がその翼に隠れているか、黒い翼と一体化して見えなくなっているため、あのような奇妙な姿に見えていたということです。

おそらく、大変リラックスしているか、日光浴をしていたのだと考えられています。カラスの専門家ですら見たことがない姿勢ということで、かなりレアな姿が動画に収められたと言えるでしょう。

カラスの魅力をみんなに広めよう

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