2019年8月17日 更新

エスカレーター事故は後を絶たない?世界で起きた事故の数々とは

毎日のようにエスカレーターを利用する人も多いのではないでしょうか。私たちの身の回りにある乗り物の1つですが、エスカレーターが原因で怪我をしたり死亡してしまったりする事故は世界各地で起きています。今回は世界や日本で起きたエスカレーター事故を紹介します。

急いでいるときは特に、エスカレーターの片側を歩くことで階段よりも格段に早くたどり着けるために、ついつい歩いてしまう人も多いのではないでしょうか。しかし、実際には危険な行為であり、決して推奨されているエスカレーターの使い方ではありません。

実際には多くの人が当たり前のように片側を空けたり、その空いた片側を歩いたりしています。果たしてエスカレーター歩行はマナー違反なのでしょうか。

SNSで激論が繰り広げられた

Technology Laptop Keyboard - Free photo on Pixabay (558201)

SNSでは、エスカレーターを歩くことに対して賛否両論あります。賛成派の意見としてはエスカレーターをより効率よく使えている、人によって急いでいる度合いが違うため急いでいる人を優先させてあげるべきだという意見があります。

反対に、安全面では多くの人が歩行することでエスカレーターに衝撃が伝わり、衝撃に耐えられず損傷してしまう可能性が高いとの意見もあります。人によってエスカレーター歩行への意見が異なるために、度々激論になっています。

しかしエスカレーター歩行はどこでも見受けられるものの、決して推奨されている乗り方ではないことを心に留めておきましょう。

片側を空けるのもマナー違反

Escalator Prague Metro Railway - Free photo on Pixabay (558202)

地域によってエスカレーターのどちら側を空けるかは異なりますが、どこでも自然と片側は止まって乗る人、もう一方は歩く人用に列ができるものです。しかし、この片側を空ける文化がエスカレーター歩行をしやすくしているとして、マナー違反だと捉える人もいます。

本来、エスカレーターは2列で並び、歩かないように乗るのが推奨されている乗り方でアナウンスでも呼びかけていますが、歩くこと自体を禁止している施設はありません。

しかし片側を空けることが癖付いているため、わざと多くの人が歩いている方に止まって乗っていると、周りから冷たい視線を浴びるなど、片側を空けないことがマナー違反のように捉えられることも少なくありません。

エレベーターでも多数の事故が発生している

Elevator Berlin Ludwig Erhard Haus - Free photo on Pixabay (558191)

エスカレーターは事故に遭うからエレベーターにすれば安全かというとそうとは言い切れません。世界ではエレベーターでも多数の事故が起こっており、死傷者が出ています。エスカレーターと違い逃げ道がないため、エレベーターに乗っている人全員が被害を受けたケースも多いです。

また、エスカレーターは通常1階や多くても複数階を移動するものが多いですが、エレベーターは高層ビルでも使われていることから、エスカレーターの事故以上に恐怖を感じるような事故が起きています。

エレベーターを支えているケーブルが切れ、地上95階から11階まで急降下してしまったり、エレベーターに乗り込んでいた際、ドアに挟まれそのまま上昇したことで体が切断されたりという事故は実際の出来事です。決してエレベーターが安全とは言えないことが分かるでしょう。

決まりを守ってエスカレーターに乗ろう

People Woman Girl - Free photo on Pixabay (558193)

今回は、日本や世界で実際に起こったエスカレーター事故を紹介しました。一部の事故はエスカレーターの損傷や点検不備のため、それらを避けて乗ることは難しいでしょう。

しかし、実際に起こっている多くの事故は個人の不注意や誤ったエスカレーターの乗り方が原因であることがほとんどであり、決まりさえ守ってエスカレーターに乗れば、安全であると言えるでしょう。

上手くエスカレーターを使うことで階段を上り下りするよりも楽であり、エレベーターのような待ち時間もほとんどないため、効率よく施設内を移動することができます。

4 / 4

関連する記事 こんな記事も人気です♪