2019年7月29日 更新

中国のパクリは文化?パクる理由やパクリに対する海外の反応も

中国では度々他国の物や文化をパクるという内容のニュースが取り上げられます。これは中国に住む国民が平気で他の国の物をパクリ、さらに開き直っていることが取り上げられる理由になっています。この記事では中国のパクリ問題と海外の反応について解説を行います。

世界には多くの物で溢れかえっているとされています。そのため、開発・製造した商品や物が似てしまう・酷似していることは稀にあります。

しかしながら、多くの先進国は最終的に似ている物を作り上げてしまっただけに過ぎません。ただし、中国でのパクることを目的にして作った商品はそれとは異なります。

なぜなら、最初から似せようとしているからです。故意に似せて作っているため、完成されて発売される商品も他のブランドや会社に非常に似ている物になってしまうのです。

「パクリは悪くない」という意見も多い

Feedback Group Business - Free image on Pixabay (516281)

上記の項目では「中国人が他国の物をパクる」という行為に関して、海外の人がどのように感じているのかを解説を行いました。肯定的な意見も存在していますが、総じて否定的な意見が多いとされています。

ここからは「パクることが悪くない」と主張している人達の意見を解説を行います。「中国人が行うパクる」という行為は一見悪とされていますが、実はデメリットだけしかないということでもないのです。

以下の事柄が「パクる」という意見に対して肯定的な意見です。

非常に建設的なスタンス

Directory Signposts Support - Free image on Pixabay (516285)

パクるという行為は悪い印象を持たれていますが、実は悪いことだけではないのです。なぜなら、人や組織が成長するためには「パクる」という行為は必須だからです。そのパクったことを熟知した上で我流に変化させることによって一流になると考えられているからです。

またパクられる側も「パクられてしまえば売り上げが減ってしまう」という事実があります。そのため、常に「他には真似できない物を作り続ける必要性」を認識することができるのです。会社・組織の意識改革にも繋がるとされているのです。

国が発展するにはパクることも必要

Migration Integration Migrants - Free photo on Pixabay (516291)

上記でも触れましたが、国が発展するためには必然的に「パクる」という行為が必要になります。なぜなら自国の発展のために必要なものは既に先進国が有しているので、最初から作り上げることは非常に効率が悪いのです。この考え方を「車輪の再発明」と言います。

認識されにくい部分ではありますが、時間もコストの1つに組み込まれています。そのため、時間を掛けて自分たちの力で発展するという考え方は非常に効率が悪いのです。

中国がパクったお菓子

Beverages Bottles Shelf - Free photo on Pixabay (516305)

ここまでの中国内容で中国人がなぜ物事をパクるのか、そしてパクることの世論についてを解説を行いました。日本人には理解しがたい部分も存在しますが、事実として存在しています。

ここからは中国人がパクったお菓子について解説します。中国でもお菓子は存在します。中には中国で誕生したお菓子は存在していますが、中には他の国からパクったお菓子もあります。以下のお菓子が実際に中国からパクられてしまったお菓子の一覧です。

コアラのマーチ

Koala Bear Native Animal - Free photo on Pixabay (516368)

日本人にも馴染み深いお菓子の1つでもある「コアラのマーチ」ですが、数年前までコアラのマーチをパクったお菓子が存在していました。

コアラのマーチの特徴として、クッキーの表面にコアラが描かれていることです。しかしながら、パクられたお菓子にはコアラではなく可愛いクマが描かれていました。

現在は製造・販売元であるロッテが中国に進出したことによって淘汰されたとされています。しかしながら、人知れずコアラのマーチを使ったお菓子が売られている可能性は十分にあるとされています。

おっとっと

Christmas Holiday Yuletide - Free photo on Pixabay (516376)

森永乳業が発売している大人気お菓子である「おっとっと」ですが、こちらのお菓子も中国でパクられていました。販売元は「森永乳業」ではなく、「好朋友」という会社が販売しています。

おっとっとの特徴として「魚や海の生き物をモチーフにしたお菓子」という特徴が存在しています。中にはとてもレアな形をしたものや食べると幸せになる形等も存在しています。

しかしながらおっとっとである「好多魚」でも同じように海の生き物をモチーフにした形状をしています。しかしながら、目が若干怖くどこか恐怖心を与える姿形に形成されています。

きのこの山

Mushrooms Small Nature - Free photo on Pixabay (516381)

明治製菓が製造・販売している大人気お菓子「きのこの山」。きのこの形状をしているお菓子で、きのこの笠に該当する部分がチョコレートになっています。

この大人気お菓子も中国でパクられています。パッケージは「きのこの山」から「蘑古力」という名前に変更されています。パッケージには日本では存在しないお菓子をモチーフにしたキャラクターが描かれています。

しかしながら、最も大きな問題はお菓子にあります。その形状は普段我々が見る「きのこの山と全く同じなのです。また味も非常に似ているとレビューされています。

かっぱえびせん

Asian Barbeque Chopsticks - Free photo on Pixabay (516384)

カルビー株式会社が販売している大人気お菓子である「かっぱえびせん」。お菓子の中でも安価で大量に食すことができる上に、エビに似せた味が多くの世代に受け入れられているお菓子です。

このかっぱえびせんですが、こちらのお菓子も中国でもパクられています。また、基本的にお菓子をパクる中国の会社というのは1社程度が基本ですが、かっぱえびせんに関しては例外で多くの会社がかっぱえびせんをパクっているとされています。その結果、スーパーでかっぱえびせんと酷似したお菓子が並んでしまうこともあるそうです。

collon

Waffle Belgian Syrup - Free photo on Pixabay (516386)

collonは江崎グリコが販売している生クリームをワッフルで包んだ万人受けするお菓子です。また昔から存在しているお菓子なので、世代を問わず食されています。

この大人気お菓子も中国人によってパクられてしまいました。名前は「collon」ではなく、「巻心酢」という名前になっています。また販売元は江崎グリコと全く関係のない徐福記という会社が販売しています。

現在では江崎グリコが中国・上海に支部を設立しています。また、ネット販売を持ちいた事業拡大を販売の軸にしています。

picola

Churros Baking Cookies - Free photo on Pixabay (516389)

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