2019年6月11日 更新

こっくりさん事件の実例と噂!こっくりさんのやり方や注意点も

あなたはこっくりさんをご存知ですか?こっくりさんは霊を呼び寄せせ質問に答えてもらうという「遊びの一種」になります。一時は大きなブームを引き起こしたこっくりさんですが、実は様々な事件が発生しているのです。そして怖い噂も絶えず語られています。

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これから紹介するこっくりさん事件は「社会精神医学1986年4号」に実際に連載された論文になります。1970年の後半、神奈川県にあるとある中学校で事件は起きました。その中学校には「英語倶楽部」というクラブが存在しており、事件が起きたその日もいつものように活動をしていました。

その日にいた英語倶楽部のメンバーは、3年生の女子が5人・2年生の女子が3人・1年生の男子が2人でした。倶楽部の活動中、3年生の部長と2年生の全生徒がこっくりさんを始めました。こっくりさんは成功し、10円玉が動き出します。するとその中の1人が驚き「危ないからやめないか」と提案をしました。

こっくりさんを行っていたメンバーはその提案に同意し、こっくりさんを一時辞めることにしたのです。

こっくりさんを止めてエンゼルさんに

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こっくりさんは危険だと噂がたっていたのでしょう。10円玉が勝手に動いたことに対して恐怖を覚えました。が、「エンゼルさんなら大丈夫だろう」ということで、こっくりさんと類似した降霊術であるエンゼルさんを開始します。

するとこっくりさん・エンゼルさんを行っていないが、その場に居た2年生のAが突然泣き出し「何かが乗っていて背中が重い」と言い出したのです。そんなAの姿を見た周囲の中学生はゾッとしたことでしょう。

そしてAは「霊に呼ばれている・何かが視えている」と叫び、部室を走り回り始めたのです。ついには部室を飛び出します。英語倶楽部のメンバー全員でA子を探し回ると、自分の教室の席でぼんやりとしているAを発見したのです。

生徒に次々と異変

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それで終わると思った怪奇現象でしたが、終わることはありませんでした。Aを探していた男子B・Cは教室に戻ると、教室のコンクリートの壁に女の顔を見ました。その顔を見た瞬間に、肩と腕が一気に重くなり「地獄へおいで」という声が聞こえたのです。

Bは恐怖から教室を飛び出し、Cはそれを追いかけました。Bは4階にある教室の窓を開けて、よじ登ろうとしていたのです。Cはそれを必死に止め、教室に連れ戻しました。Bが落ち着いたことを確認したCは「紙を処分しなければ危険だ」という衝動に駆られ、部室に戻りました。

部室に戻るとCは白い人影を目撃。その瞬間、背中が熱くなり足の力が入らなくなり倒れてしまうのです。廊下で這っているところを発見され部室に連れ戻されることになりました。

1年後に再び事件が起こる

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前述で紹介した事件は、学校内ですぐに大きな噂となりました。B・Cの居た1年○組のクラスは「呪われている」と噂が立つほどでした。事件の1年後の4月、興味本位で1年○組の女子4人がエンゼルさんを始めました。

その女子たちは20回、エンゼルさんを繰り返します。20回目を行っている途中に、参加をしていた女子が突然泣き出したのです。泣いた理由は分かっていませんが、泣き出した女子は「何かを感じ」「何かを視て」「何かが聞こえて」しまったのでしょうか。

狐に取り憑かれたような状態

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そしてその後直ぐに、傍でエンゼルさんを見届けていた女子Xの手足が勝手に動き出し、人間の声とは思えないような声で言葉を発し始めました。その姿は「まるで狐」だったといいます。そしてその場に居た女子Y・女子Zの2人も意識が朦朧とし始め、手足が勝手に動き出したのです。


時間が経つとその症状はなくなりますが、その日以降も何度も学校内で同じような症状が現れました。精神科を受診し「多重人格」と診断されたXは、1ヶ月の入院生活を経て症状は改善となりました。

こっくりさん関連の事件や噂

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こっくりさんが関連した事件や噂は多く存在します。1度はこっくりさんの噂話を聞いた事がある人がほとんどなのではないでしょうか。それだけ、こっくりさんを行っている人は多く、何よりも簡単できてしまう降霊術だということが良く分かります。ですがその結果、多くの事件が発生、そして噂が立つようになったのです。

勿論、噂はあくまでも噂ですので「本当に噂どおりのことが実際に起きたのか」は定かではありません。それを踏まえ、こっくりさん関連の事件や噂について紹介をして参ります。

福岡の中学校で生徒が放心状態に

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福岡にあるとある中学校の生徒が「悪霊に取り憑かれた」と騒ぎ、多くの生徒が次々に倒れてしまい、放心状態に陥る生徒が多発しました。26人の生徒全員が異常な状況に陥ってしまったのです。

こっくりさんとの関連については、分かっていません。その日生徒たちは、霊山として有名な山へ登山に向かっていました。生徒が「悪霊に取り憑かれた」と騒ぎ始め、次々と男、女関わらず「俺を殺してくれ」「死にたいんじゃ」と叫び始めたのです。

兵庫県の集団パニック

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2013年にこっくりさんによる兵庫県の集団パニックが発生しました。こちらはインターネット・テレビなど多くのメディアで報道が行われました。2013年6月19日、兵庫県のとある県立高校でそれは起きました。

学校側の説明ですと、1年生の女子生徒は午前中の休み時間にトイレの前で体調不良を訴えました。そしてそのうち、女子生徒は泣き喚きはじめパニック状態に陥ってしまい、過呼吸になってしまったのです。傍に居た女子生徒も、同様にパニック状態になりました。

そして、1時間のうちに21人が過呼吸を発症。その内の18人が救急搬送されることとなりました。学校側はこっくりさんを否定していましたが、最初に過呼吸となった女子生徒は霊感が強い女性だったということもあり、オカルト好きな人々が「こっくりさんによって集団パニックが起きたのではないか」と推理をしたのです。

主婦が錯乱状態に

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1985年のある日、静岡県でそれは起きました。1人でひっそりとこっくりさんを行っていた主婦が錯乱状態に陥ってしまい、救急搬送されました。1人こっくりさんについては「可能であるが成功率が低い」というような紹介を行いました。

が、中には「1人でこっくりさんを行う事は危険な行為」として警鐘を鳴らしている人が多くいます。もしもこっくりさんが暴走してしまった時、冷静な判断が取れなくなってしまいパニック状態に陥ってしまう可能性も高いのです。

100円玉を使ったら?

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基本的にこっくりさんを行う場合には、10円玉を利用していきます。が、こっくりさんを行おうとしたときに「あれ?丁度10円玉がないな」なんて状況に出くわすこともあります。そんな状況から、10円玉ではない100円玉を使ってこっくりさんを行い、怖い思いをしてしまった人もいるのです。

とある女性が100円玉でこっくりさんを行ったところ、降霊には成功。ですが、どんな質問に対しても返ってくる答えは「ころす」だったそうです。その後女性はどうやってこっくりさんに帰っていただいたかは分かりません。

終わり方を間違えて体調不良に

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