2019年7月20日 更新

最強生物28選!動物に人間が襲われた事件についても

世界にはさまざまな動物が暮らしていますが、その中でも最強とされる動物は一体どの動物なのか、どんなところが最強なのかを様々な特徴や生態とともにご紹介します。その他にも過去に起きた人間と動物との事件についてもご紹介していきたいと思います。

タマカイは体長2m、体重は400㎏を超えることもある超巨大魚でインド洋や太平洋に生息し、日本でも和歌山県や伊豆諸島、小笠原諸島などでも稀に見ることができる魚です。

大きい口と丸い尾をもっていて何でも丸呑みにする習性があり、その習性でタマカイは殺人魚ともよばれておりヒトが丸呑みされた事件も起こっているほどです。

現代の魚類のなかではシーラカンスに似た形態や習性をしていて、滅多に捕獲されることがなくその希少性から現在は絶滅危惧されている魚です。

デンキウナギ

Eel Fish Underwater - Free photo on Pixabay (491731)

デンキウナギはうなぎという文字が入っていますが私達が一般的に知るウナギとは全くの別物だそうです。
デンキウナギは南アメリカ、アマゾン川、オリノコ川に生息していて全長2.5mほどで平たい顔と身体をしており、生息地付近では頂点捕食者として君臨しているそうです。

魚には珍しく空気呼吸が必要で水面で息継ぎをします。
デンキウナギの名のとおり電気を発し、その仕組は筋肉の細胞が発電板になっており体中に張り巡らされた発電板から最高電圧は1アンペアにも達します。
その電圧は水中であると人間をも殺せるほどの威力を持ち大変危険です。

ダツ

Animal Fish Garfish - Free vector graphic on Pixabay (491759)

ダツはサヨリやサンマの仲間で細長い身体に鋭いクチバシが特徴の魚で、世界中の熱帯、亜熱帯の海域に生息し日本にも様々なダツの種類が生息しています。

温かい海を好み、日本でも釣りなどで引っかかることもある魚ですが、ダツには危険な習性があり餌だと思うと光るウロコやライトめがけて猛スピードで突進し、モリ突きのように刺さってしまうため人間の死亡事故などにも発展するほどで、沖縄などではサメなどによる被害よりもダツによる被害のほうが多いほど、危険で身近な魚です。

世界三大害獣事件

Sign Caution Warning - Free vector graphic on Pixabay (494209)

現在でも動物による人間の被害は数多ありますが、世界各国でいまもなお特に悲惨な害獣事件として語り継がれている「世界三大害獣事件」についてご紹介します。

ジェヴォーダンの獣事件

Eiffel Tower France Paris - Free photo on Pixabay (494233)

ジェヴォーダンの獣事件は18世紀のフランス・ジェヴォーダン地方で起きたもので、牛ほどの大きさのオオカミに似た生物が次々と人を襲ったという事件で未だに真相はわからず未確認動物と陰謀の両説での憶測が現在もなされています。

中世フランスには公的な当時の記録がたくさん残っており、ジェヴォーダンの獣は広い胸部をし曲がりくねった尾にグレイハウンドのような頭部を持ち、全身赤い毛に黒い縞模様だったと書かれており、最初の襲撃はランゴーニュ地方から来た女性が襲われたが農場の牛たちによって追い払われたというものでした。

それをきっかけに次は14歳の少女が行方不明になり次の日内臓を食べられた状態で発見されました。
獣は女性と子供を好み、なぜか牛などには目もくれず人間ばかりを襲うという点が他の動物とは違う不審な点でした。

そのあとも襲撃は続き198回襲撃され死者88人、負傷者36人という記録や襲撃は306回あったとの情報もあり確かな人数はわかりません。
その後は戦争などの影響によって絶滅したのではないかという説もあり未だに謎が多い事件です。

チャンパーワットの人喰い虎

Tiger Wildlife Eyes - Free photo on Pixabay (494316)

ヒマラヤ山脈に近いネパール地方で19世紀の後半、436人がメスのベンガルトラに襲われ殺害される事件がありました。
これはトラによる世界最大の被害としてギネスブックにも載っています。

ジャングルを行く人が次々と襲われ、トラは初めは待ち伏せて人を襲っていましたが徐々に大胆になりシャールダ-川をわたりインドのクマーウーン地方で昼間から村の近くを徘徊し人を殺すようになりました。

ハンターを送り込んでも成果が一向になく犠牲者が200人を越えた頃に国軍を投入し、1907年イギリス人ハンターのジム・コルベットによりついに射殺されました。

射殺後トラを確認したところ以前ネパール人によって銃撃され右の牙が折れて下の歯も根本から失っており野生の動物を狩ることができず人間を襲っていたそうです。
トラを仕留めた場所には記念碑が建てられているそうです。

三毛別羆事件

Brown Bear Master Petz Nature Park - Free photo on Pixabay (494373)

三毛別羆事件(さんけべつひぐまじけん)は1915年12月9日から14日にかけて北海道苫前郡苫前村三毛別で発生した日本最大の獣害事件です。
巨大で穴持たずとよばれる冬眠できなかったヒグマが数度にわたり民家を襲い7名が死亡、3名が重傷を負いました。

推定7.8歳のオスのヒグマで体長2.7m体重340㎏の巨大ヒグマが餌をもとめ開拓村に侵入し6歳男児の頭部をえぐり死亡させ、続けざまに34歳の女性も襲い身体の一部を捕食し残りをくわえ森に帰りました。

翌日10日に見つかったときには足と頭骨のみで発見され、二人の痛ましい事故の通夜の最中にもまたヒグマが襲いかかり二人の遺体の棺を転がしましたが、怒号と銃声にひるみクマは逃げ出し参列者は事なきを得ました。
Brown Bear Animal World Wild - Free photo on Pixabay (494931)

その10分後比較的安全とされた地域に避難してきた10人ほどの家族をヒグマが襲います。
そこでは1歳、3歳、6歳、34歳女性などが襲われ生きながらにして上半身から食べ始めたり、臨月であった妊婦の胎児を引きずりだしたりと無残な事件がまた起こりました。

この事件で新たに4名が亡くなり、1人重症で逃げられ手当てを受けていた男性も亡くなり被害は8人に登りました。14日討伐隊により身体を休めるヒグマが発見されそこで銃殺されました。討伐隊の数は延べ600人にもなったそうです。

連日晴れていたにも関わらず討伐隊がクマの死骸を運ぶ際は大吹雪で、クマを殺すと空が荒れるという天候の急変を「熊風」と呼び語り継がれています。

他にもある動物が絡んだ事件

Forest Fog Hirsch Wild - Free photo on Pixabay (494527)

上記の他にも動物による事件・事故が発生していますが、次はその一部をご紹介します。

ニュージャージー州サメ襲撃事件

Hai Sharks Sea - Free photo on Pixabay (494545)

映画「JAWS」のモデルにもなった事件で、1916年にニュージャージー州のリゾートホテル地の海岸で遊泳中の男性がサメに襲われて死亡し、その後5日にもホテルの従業員の男性がサメに襲われ救助されるも両足を食いちぎられておりまもなく死亡する事故が起こりました。

その後今度は海ではなく淡水の川に同様のサメと思われるものが現れ人を襲います。そこから約30㎞離れた川でも少年が襲われ、助けに入った男性もろとも足を食いちぎられ二人共搬送されるも死亡した。

その後も近くで騒ぎを知らずに泳いでいた少年にも襲いかかり足を大怪我したが少年は奇跡的に回復しました。
その事件で住人たちは怒りで沸きたち川にダイナマイトを連日投げ込むなどしてサメの捕獲を試みたが見つからず、その2日後に海上での漁師の網に2.5mのホオジロザメがかかり、胃を裂くと人間の骨と思われるものが出てきたためこのホオジロザメが一連の事件の犯人であるとされその後人間が襲われる事はなくなりました。

ツァボの人食いライオン

African Lion Wildcat Mane - Free photo on Pixabay (494835)

1898年ケニアのツァボ川付近で2頭のオスライオンが人間を襲って食べた事件が起こりました。
当時ツァボ川にかかる鉄道橋の建設をしておりその作業員35人が犠牲になりました。

10㎞にも及ぶ工事範囲の広さなどの影響でその襲撃は9ヶ月も続きます。

最後は人間が撃ち殺し終息となりましたがなぜこのライオンたちが人間を襲ったかというはっきりした原因は不明です。

インドの季節労働者たちは未開のツァボの地になじめずマラリアなどの病気で死亡する人が多数死亡したために埋葬できず谷底に投げ込みハイエナなどの餌食にするしかなかったことで、ライオンなども人間の味を覚えたことや、一頭は歯に深刻な歯周病を抱えており大型の獲物を痛みで仕留められないために人間を襲った説や周辺に餌がない過酷な環境だった説など様々な憶測が現在も飛び交います。

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