2019年10月11日 更新

腹上死した有名人はいる?腹上死が起こる原因や確率についても

腹上死という言葉を聞いてもあまりイメージがわかないという人も多いかもしれません。性行為は快楽というプラスのイメージがありますが、実は命を奪いかねない危険な行為になってしまう場合があります。他人事ではない「腹上死」とは何なのか、その原因と対応を見ていきましょう。

仮にも自分が性行為を行っていた最中に、彼の腹上死を目のあたりにしてしまったら、女性側はどうすればよいのでしょうか。ただでさえ人の死に向き合うことなど少ないうえ、それが性行為の最中となると、気の動転の度合いは測りきれないほどでしょう。

それでも自分の身を守るのは自分でしかありません。いざという時、冷静に行動できるために「どうすべきか」をしっかりと確認しておきましょう。

すぐに119番通報する

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怖くてもなんでも、まず最初に警察に連絡をすることが大優先です。人間は怖いことから逃げようとする本能があります。例え自分に殺意があったわけでも、企みがあったわけではないとわかっていても、人が「死んだ」という事実を考えると、いくら愛する相手であっても自分に手錠をかけられることを想像してしまうかもしれません。

それでも警察には出来るだけ、早ければ早いほど状況証拠も残り、女性への疑いも少なくなるので、早急に行動するこおが必要です。この際、決してベッド周辺の状態が変わるようなことがないよう細心の注意をははらい、「現場」をそのままにしておくようにしましょう。

フロントに連絡

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もしホテルで性行為をしている最中に起きたのであれば、警察に電話したあとはすぐにフロントへの連絡が必要です。凶悪事件でないにしても、警察は事件を早急に解決するために動きは非常に敏速です。ホテル側にも、すぐに警察が来ることを伝えないと、ホテルの人だけでなく他の利用者にまで迷惑と混乱をもたらすことになります。

もし彼が腹上死ということを伝えることにためらいがあるのであれば、「一緒に泊まっていた相手の容体が急変して」など詳細は濁して伝えても、そこで罪が重くことはありません。

「ホテル内で人が亡くなった」「警察がすぐに来る」という事実を伝えることが何よりも重要です。

応急処置をする

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学校の授業、部活動の集まり、免許取得時の講習…など、心肺蘇生方法は少なくなとも1度は学んだことがあるひとが殆どと思われますが、いざという時に使えるかというと話は別です。ましてや自分のパートナーが、愛情の行為であるはずの性行為中に心臓がとまったのであれば、いきなり「応急蘇生を!」なんて考えにはなりにくいでしょう。

それでも、心配が停止した人に対して、蘇生を行なうor行わないとでは、その後の生存率や後遺症の有無の確立に格段に差が出てきます。怖い気持ちも抑えて、心臓マッサージだけでも行うことが大切です。

また、もしその後に警察が来た時も「蘇生を試みた」という事実があれば、その後不本意にも疑いを賭けられたり、その潔白の証明に無駄なエネルギーを費やすということも避けられる場合があります。

腹上死が起きるシチュエーション

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滅多に起こることが少ない「腹上死」について説明をしてきましたが、実際に起こるとしたらどのような状況や場面が多いのでしょうか。誰にでも起こる可能性があるとはいえ、少しでも要因となり得るシチュエーションを認識しておけば、自分の中で「〇〇しないように」と意識しておくことができます。

ほとんどが不倫相手とのセックス中

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腹上死で説明した有名人であげたように、元モスバーガー創業者の桜田さんや、元大関・貴ノ浪さんも、発見されたのは不倫関係にあった女性と一緒にいた時でした。

不倫という関係は決して良い印象のものではありませんが、「誰かにみつかるかもしれない」という一種のリスクのようなものが興奮をさらに高め、心拍数や体内の循環(性的興奮も含め)を高めやすくしてしまうと考えられます。

スキャンダルとして表に出やすくなるのも「腹上死」という特殊の死亡原因なのに加えて、不倫関係の事実が出てきやすく、世間の目が向きやすいという点でもマスコミも情報を集めやすくなります。

久しぶりのパートナーとのセックス中

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付き合って長いカップル、結婚してから少し日が経っていた夫婦、最初の子供が少し育った頃の父&母。パートナーと久しぶりに肌を重ねて興奮を感じるというシチュエーションは、どんなカップルの間にもあります。

ただ、性行為自体が久しぶりというのであれば、嬉しさから気持ちの高まりや興奮は非常に大きいものです。前回を思い出すだけでなく、もしかしてそれまで「やりたい」と思っていても、なかなか言い出せず胸に秘めていたという場合もあるかもしれません。

そんな一見幸せそうな瞬間ですが、興奮から心拍数の急上昇も心配されるので、腹上死の可能性も十分にあると言えます。

腹上死を題材としている作品

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一般には「非日常」的な死に方の腹上死ですが、映画の中では物語の展開をにぎるシチュエーションとして使われていたり、映画の中でも中心的な位置づけになっていることが実は少なくなありません。

今回は腹上死を題材いした作品を2つご紹介しましょう。

映画・Wの悲劇

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「Wの悲劇」は、1984年12月15日に公開された日本の青春映画です。夏樹静子さんの小説「Wの悲劇」が原作とされていますが、原作の舞台劇目線の設定とは異なり、映画ではその舞台を演じる女優の成長と元劇団員の男性との恋を描いた青春映画となっています。

あらすじは、舞台女優を志望する三田静香(薬師丸ひろ子さん)が劇団のスキャンダルに巻き込まれ、それをチャンスと逆手に取り成り上がっていくストーリーです。

ここでは主人公の静香(薬師丸ひろ子さん)が、舞台の主演の座を手にいれるため、「腹上死」の当事者の身代わりとなってマスコミの前に出ていくという大胆に役に臨み、その演技が話題となりました。

映画・BODY/ボディ

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「BODY」は1993年にアメリカで公開された映画で、主演は世界的人気を誇るマリリン・モンローさんでした。監督のジェニファー・リンチは第14回ゴールデンラズベリー賞で「最低監督賞」を受賞してしまうなど酷評が多かった作品で、別作品のオファーを断ってまで主演を務めたマリリン・モンローさんへの風当たりも強くなりました。

ストーリーは大富豪の老人が心臓発作で亡くなったところの発見から始まります。現場には過激なセックスを録画したビデオカメラやSM用具、遺体の手足は手錠という悲惨な状態で、ビデオの映像にはマーシュの愛人のレベッカ(マリリン・モンローさん)が映し出されていました。

レベッカの弁護人として国際弁護人のフランク(ウィレム・デフォーさん)が調査を務めますが、次第にレベッカの性の誘惑に巻き込まれ破滅へと向かってい浮くという展開です。日本ではR15指定で放送されるなど、ショッキングな印象は全国共通のようです。

腹上死が起こる可能性は0%ではない

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