2019年9月5日 更新

昭和最後の日は何が起きた?昭和最後の一週間を振り返る

1989年1月7日昭和天皇崩御により、64年間続いた昭和という時代の幕が閉じました。昭和最後の年である昭和64年は、たった1週間しかありませんでした。この1週間に間に起きた出来事や昭和が終わりを迎える頃の、日本の様子を振り返ってみましょう。

先述した内村航平さんと同じ誕生日なのが、AKB48・NMB48の元メンバーである梅田彩佳さんです。福岡県北九州市出身ということもあり、本人もブログにて内村航平さんに触れていたこともあったとか。

うめちゃんという愛称で呼ばれていて、AKBグループ内でもダンスの技術はトップクラスと評されていました。

グループ卒業後も勢いはとどまらず、バラエティやドラマ、ミュージカルなど幅広いシーンで才能を発揮しています。

亀田大毅

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記録だけではなく、記憶に残る元プロボクサーとしても知られる亀田大毅さんも、昭和64年生まれです。大阪府大阪市にて1月6日に誕生し、亀田三兄弟の次男として世間の注目を集めました。

史上最年少の15歳3ヶ月でバンダム級優勝を果たしたのち、同年に協栄ジムに入門しました。2015年に左目の網膜剥離が原因でボクサーを引退。

現在はトレーナーとして育成する側に立ち、尽力しています。プロボクサーがここまで注目されるようになったのは、彼をはじめとした、亀田三兄弟の存在があってこそではないでしょうか?

昭和最後の日に「平成」が発表された

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生前退位がされた平成とは違い、昭和天皇の崩御により時代の終わりを告げた昭和は突然幕を閉じました。令和の元号が決まってから実際に使われるまでは、1ヶ月の時間がありましたが平成は違います。

昭和天皇の崩御に伴い、臨時閣議が開かれわずか数時間の間に新元号が決まり翌日から使用されました。

平成という元号が決まった数時間の流れを紹介します。長きに渡る自粛ムードから、突然の元号変更など昭和から平成への移り変わりは穏やかだったとは、とても言えそうにありません。

「平成」は1989年1月7日に決定

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昭和天皇が崩御されたニュースが流れてからすぐ、新元号へ向けての報道も多くありました。1月7日午前8時ころには臨時閣議が開かれ、元号決定までのスケジュールを発表。午前10時には天皇陛下の儀式が行われ、新元号への準備は着実に進められました。

ほぼ当初のスケジュール通りの午後2時35分、正式に発表された元号が平成です。令和という元号が発表された際には、国中が歓迎ムードでしたが、この時はまだ崩御されたばかりということで、国民の戸惑いの方が大きかったかもしれません。

新元号発表の視聴率は58.1%

Tv 70S 60S - Free image on Pixabay (591251)

自粛ムードだったこともあり、これからの国の行く末をテレビで見守る国民がほとんどでした。新元号が発表されるまでの数時間は、決めるまでの流れや歴史などが繰り返し報道されていたと言われています。

現在のようにインターネットが普及していなかったこともあり、情報はテレビやラジオで知る人が多かったのもこの視聴率を作った理由のひとつでしょう。

新元号発表の際の視聴率は各局を合計すると58.1%。日本国民の半数以上が、新元号を発表する瞬間をテレビの前で見守っていたということになります。

「平成」の他に2つの案があった

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新元号を決めるにあたりいくつかの候補の中から、有識者との話し合いにより決められました。元号は国民の理想にふさわしいこと、書きやすく読みやすい漢字2文字であることなど、いくつかの条件に沿ったものとなります。

それに伴って平成以外に候補とされていたのが、修文(しゅうぶん)と正化(せいか)です。どちらも素晴らしい2文字ではありますが、書類処理をする際にアルファベットの頭文字で元号を簡素化するにあたり昭和の「S」と同じになってしまうことが、平成が選ばれた理由のひとつとされています。

昭和最後の日は平成の始まりの日でもある

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お祭りのように迎えた令和とは違い、自粛ムードが続くなか発表されたのが平成です。今までの自粛ムードから、新時代の移り変わりに不安を感じ戸惑った国民も少なくありません。

しかし元号の変化は、とてもわかり易い新時代の訪れ。昭和天皇の崩御を悲しむのと同時に、平成天皇の即位に新たな希望を見い出した人々もいたはずです。

1989年1月7日は昭和最後の日でもあり、平成の始まりの日でもあります。この歴史的瞬間は、その時代を生きた人々の胸に深く刻まれていることでしょう。昭和という時代は、歴史的にも語り継がなくてはならないさまざまな出来事がありました。

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