標語とは?標語の例や575にする理由と俳句との違いは?

看板やポスター等で、575の俳句調で作られた標語を目にした事がある方も多いと思います。また、学校の宿題で標語を作ってくるように言われたお子さんもいらっしゃるのではないでしょうか。 標語がどのようなものなのか、例を挙げながら改めて認識を深めていきましょう。

標語について詳しくなりましょう

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交通安全や大気汚染防止、ポイ捨て等様々なポスターや看板が生活のなかに溢れています。

どれも工夫がされている、分かりやすい言葉が書かれていて、中にはいつまでも記憶に残るようなフレーズに出会うこともありますね。

そんな、耳や頭に残り、メッセージが解りやすく説明されている短い声がけのような言葉を『標語』と言います。
Garbage Litter Littering · Free vector graphic on Pixabay (71338)

そもそも標語と聞いても、それが何のことなのか分からない、〝標準語〟と何が違うのだろう。と思う方もいらっしゃるかもしれません。

ここではそんな標語について、詳しく掘り下げて解説していきます。

標語について

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『押さない、掛けない、喋らない』『飲んだら乗るな、乗るなら飲むな』

皆さんも聞き覚えのある、これらのようなお馴染みの文句も標語です。

一般で応募、採用された耳に新しい言葉から、ずいぶん昔から使われ続けている名言といっても良いような言葉も存在しています。

標語の意味

Arrows Center Inside · Free image on Pixabay (68487)

標語とは、集団が行動をする際に集団全体に注意を呼びかける時等に使用されます。

また、団体が目標を掲げる際にも使用されます。標語の特徴は、伝えやすくすぐ覚えられるように短い文で作られた言葉や句になっていることです。

大勢に対して伝えたいことや、言いたいこと、指示するような内容をわかりやすくし、なおかつ耳に残るように言葉選びにも工夫がされています。

標語の由来

Jet Fighter Raaf Hornets · Free photo on Pixabay (68598)

古い標語の代表は、1937年に第一次近衛内閣で行われていた国民精神総動員運動による国策標語と言えるでしょう。

その目的は、日本軍が中華民国の軍隊と戦う際、国民に、国家のために尽くす自己犠牲精神を推進し、この戦いに協力させるというものでした。

国民精神総動員運動で当初から使用された標語は、『挙国一致 きょこくいっち(国を挙げて一致団結)』『尽忠報国 じんちゅうほうこく(忠誠を尽くし、国の恩に報いる)』等です。

そのほかには『ぜいたくは敵だ!』等の、今でも理解しやすい言葉の標語も使われていました。
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1942年には、国民決意の標語を懸賞付きで募集されました。その時の入賞作品が、今でも知られている『欲しがりません勝つまでは』等の標語です。

当時は、国民全員が死を恐れずに戦争を勝ち抜いていくという覚悟が固まっていたのです。

標語は、当時から大勢の人に共通認識を持たせるのに効果的だったと言えるでしょう。

Books Stack Red · Free photo on Pixabay (68792)

また、今でもよくありますが民間に標語の募集をかけるというのも伝えたい事柄(政策や企業、注意勧告等)に興味を持ってもらうのに効果的です。

標語を考えるには、その事柄を調べ、理解をする必要があります。それによってより強く意識を持ってもらえる事になるからです。

企業の場合でも、標語のために一般の人に商品のことや企業の取り組み等を調べてもらえれば興味を持ってもらえ、商品を買ってもらうことに繋がるかもしれません。

つまり宣伝効果にも期待が出来るという事ですね。

標語の類義語

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標語の類義語には、モットーやスローガンといった言葉があります。こちらの方が日常生活において馴染みが深いのではないでしょうか。

モットーには、座右の銘という意味合いもあります。自分にとっての戒めや励ましとして胸にしまっておく言葉の事です。

この言葉はどちらかというと団体よりも個人の生き方などに対して使う方が良い言葉かもしれません。

例をあげると、日本で有名な座右の銘(モットー)の一つに『初心忘るるべからず』というものがあります。こちらは宮本武蔵の言葉になります。
Glory Nuclear O'Reilly Unit 3 · Free photo on Pixabay (69018)

スローガンの方が意味合いとしてはほぼ標語に近いと言えます。

しかし、企業のスローガンの場合は企業理念や目標、簡潔に企業を説明した言葉等を創るので、キャッチコピーやキャッチフレーズと言われたりもします。

スローガンはポスター等の広告塔に書かれるだけではなく、集会等多数の人が集まった際に掛け声として叫ばれる事もあります。

そのため伝えたい内容よりも口にしやすい事の方が重要視され、韻を踏んだような言葉をよく使われたりもします。

標語と俳句、短歌の違い

Landscape Garden Japan · Free photo on Pixabay (69362)

標語は575の音で作られる事が多いために、俳句や短歌と同一に思われる事もあるかもしれません。

短歌も俳句も、昔から親しまれてきた定型詩で、
日本文化の代表として知られています。標語と、短歌や俳句とは創り方や決まり等にも違いがあるのでしょうか。

そこで、標語と俳句、短歌の何が違うのかを具体的に説明していきます。

俳句との違い

Kanzashi Hair Ornaments Kimono One · Free photo on Pixabay (69512)

俳句の特徴は、575の3句17音で出来た詩であることです。

有名な句をあげると、『古池や蛙飛こむ水のおと 』など。こちらは松尾芭蕉の句ですね。ご存じの方が多いと思います。

その歴史は明治中期まで遡り、基本的に季語を含める決まりになっています。

伝えたい情景をたった17音で表現しなければならないため、その内容はかなり洗練されていなければなりません。
Japan Autumnal Leaves Kyoto · Free photo on Pixabay (69542)

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