2019年6月30日 更新

宇宙の外には何がある?現代宇宙論と宇宙の成り立ち

宇宙にはたくさんの星があることは知っていても、宇宙について詳しくは知らないと言う方も多いのではないでしょうか?そんなかたのために、今回は壮大な宇宙の外についてご紹介していきます。ぜひ宇宙の外を想像してロマンを感じていただけたら嬉しいです。

Space Deep Galaxy - Free photo on Pixabay (439908)

「銀河」とは、無数の星や宇宙に存在する塵、ガスなどがある巨大な天体の事です。しかし、その銀河の見た目はとても幻想的なもので、誰もが感動を覚えるのが銀河です。

地球は先ほどご紹介した太陽系に属しており、その太陽系にある地球を含めた8つのつながりだけでも44億㎞以上になると言われています。しかし宇宙は太陽系で成り立っているわけではありません。

太陽系も小さな星の集まりで、太陽と同じような構成が数千億個も集まってできている銀河のほんの一部だと言われています。

銀河の集団

Galaxy Space Universe Night - Free photo on Pixabay (439919)

そんな銀河ですが、原子銀河の誕生はビッグバンが起こった100万年から10億年後の間だと言われています。そこから銀河は増え続け、NASAの研究で今では2兆個にも上る銀河が存在していると憶測されています。

私たちの地球がある太陽系が属しているのは「天の川銀河」と呼ばれる銀河です。その直径は10万光年です。1光年は光が1秒間に進める猛スピードです。しかしそのようなスピードで進んでも横断するのに10万年もかかります。

そしてそのような銀河が2兆個も存在しているという宇宙のスケールを想像してみると、その壮大さに驚く人も多いのではないでしょうか?

宇宙の大規模構造

Andromeda Galaxy Milky Way - Free photo on Pixabay (439930)

宇宙の大規模構造とは、宇宙の中で銀河の分布が示す構造の事です。そんな宇宙の大規模構造は、石鹸の泡がくっつきあっているように見れることから、宇宙の泡構造とも言われています。

宇宙が誕生したころは、その半径は4100光年しかなかったと言われています。そこから宇宙は急激に膨張し、それから数億年間自ら光を放つ星は無く、宇宙の暗黒時代と言われていました。

しかし、徐々に自ら光る星が誕生しやがて銀河ができました。今では無数の銀河が存在すていますが、それらは宇宙の中で均一に分布しているわけではなく、重力でお互いに引きつけ合い群れを成しています。
Soap Bubbles Float Make - Free photo on Pixabay (439966)

一般に数個から数十個の群れを成しており、それを銀河群と呼びます。また、数十から数百もの銀河が集まっている集団を銀河集団といいます。

こうしてできた、銀河群や銀河集団が集まって出来ている集団が「超銀河団」です。超銀河団は平面上の分布をもっていることから、「グレートウォール」と呼ばれています。このグレートウォールと別の超銀河団のグレートウォールとの間には超空洞と呼ばれている何もない空間が存在しています。

このように、銀河やポイドが複雑に入り組んだ構造のことを「宇宙の大規模構造」と呼んでいるのです。

宇宙は膨張し続けている?

Sunrise Space Outer - Free image on Pixabay (439974)

1929年にハッブルが発表した説が「宇宙膨張説」です。有名なアインシュタインはこの説が発表されるまで宇宙静止説を唱えていましたが、確かなる証拠が明らかとなり、認めざる終えなくなったと言われています。

そしてこの宇宙膨張説を認めたアインシュタインは、「生涯で最大の不覚だ」と言葉を残しました。その宇宙膨張説とはどのようなものなのでしょうか?

宇宙膨張説を発表したハッブルは、望遠鏡で銀河を観測していた際に、遠い銀河程赤みがかっていたことに気づきました。このハッブルが見た赤みがかっていた銀河はドップラー効果によるもので、銀河は遠ざかっていたことが分かりました。
Telescope By Looking View - Free photo on Pixabay (440027)

また、膨張は加速していると言われていますが、物質は万有引力によって互いに引きつけ合うため、膨張のスピードは次第に遅くなると考えられていましたが、宇宙の膨張は加速していると言われています、

宇宙が加速するには何らかの力が必要だと言われていますが、現代の物理学ではそのような力を見つけることは出来ていません。ぞの為、私たちは宇宙について、まだほんの少しのことしか知らないと言われているのです。

宇宙は人間の脳みそのようと言われている

Brain Mind Psychology - Free image on Pixabay (440028)

宇宙はまるで人間の脳みそのようだと言われています。その理由は、脳細胞の写真と、宇宙を形成する銀河同士のネットワークである「コズミックウェブ」の写真を見比べてみるととても似ているからです。

なので、「宇宙は巨大生物の脳内にあるのではないか」とも言われているのです。しかし一方で私たちの脳は宇宙によって作られているものではないです。脳の形は何十年にもわたる進化によって作られたものです。

なので今の科学では、脳みそのようだとしかいうことができず、実際には分からないのです。

宇宙の外は未だ解明できない謎

Astronaut Weightless Space - Free image on Pixabay (440064)

今回は宇宙の外側について、さまざまな理論やどのような世界が広がっているのかについてご紹介してきましたがいかがでしたでしょうか?

宇宙については多くの理論がありますが、それでも今の時点で分かっている宇宙のことはほんの少しだと言われています。もしかしたら宇宙は誰かの脳内なのかもしれませんし、もしかしたら私たちの中にも宇宙があるのかもしれません。

謎が多い宇宙だからこそ惹かれる、宇宙の世界に少しでも興味をもっていただけたら嬉しいです。

2 / 2

関連する記事 こんな記事も人気です♪

第七感の能力とは?チャネリングした例と日本人の能力者も

第七感の能力とは?チャネリングした例と日本人の能力者も

人間には五感が備わっていますが、第六感、第七感もあると言われています。そして、第七感が開くと、宇宙意識につながるとされています。では、第七感とはどのような能力なのでしょうか?第七感の意味や能力、第七感をもつ日本人などについて、詳しくご紹介していきます。
第三の目の開眼には前兆がある?第三の目が開いている人の能力と開き方

第三の目の開眼には前兆がある?第三の目が開いている人の能力と開き方

身体には「気」の出入り口が7つあり、第三の目はその6番目になります。では第三の目にはどのような能力があるのでしょうか。また、開眼する前兆や、第三の目が開いている人には特徴があるのでしょうか。第三の目の意味や能力、開き方などについて、詳しくご紹介していきます。
地球にいる宇宙人の種類8選!宇宙人の目撃談や見分け方とスピリチュアル

地球にいる宇宙人の種類8選!宇宙人の目撃談や見分け方とスピリチュアル

謎の多い宇宙人ですが、もうすでに地球にいるのではないかとも考えられています。今回は、そんなもうすでに地球にいる可能性のある宇宙人の名前や特徴とその理由や、スピリチュアル的に見た宇宙人の謎についても詳しくご紹介していきます。
ディープウェブへの入り方とは?検索エンジンから見えない闇と体験談

ディープウェブへの入り方とは?検索エンジンから見えない闇と体験談

ディープウェブとは、検索エンジンではたどり着けないインターネットの領域のことです。怪しい噂と共に語られることが多いディープウェブの実態は、どのようなものなのでしょうか?今回は、誤解されることも多いディープウェブの真実や体験談、入り方などについて解説します。
こっくりさん事件の実例と噂!こっくりさんのやり方や注意点も

こっくりさん事件の実例と噂!こっくりさんのやり方や注意点も

あなたはこっくりさんをご存知ですか?こっくりさんは霊を呼び寄せせ質問に答えてもらうという「遊びの一種」になります。一時は大きなブームを引き起こしたこっくりさんですが、実は様々な事件が発生しているのです。そして怖い噂も絶えず語られています。

この記事のキーワード