2019年7月11日 更新

夢女子の特徴とは?夢女子の種類や夢女子あるあるも!

世間から「痛い」と思われがちな夢女子ですがどのような意味なのでしょうか。当記事では夢女子の特徴やあるあるを紹介しています。また、夢女子はアニメキャラやvtuberなど様々な種類が存在します。自分が夢女子かどうかを判断する診断も用意しているので参考にして下さい。

目次

ひと昔前なら、25歳を超えたら結婚に焦らなくてはいけない雰囲気でしたが、近年では晩婚化が進んでいる上に、一人で生きて行く選択する人も多いです。

「家族や会社の上司から結婚を催促される」「いつまでも夢を見ていないで婚活しないといけない」などのプレッシャーが少ない為、「好きな事を続けている方が幸せなのではないか」と思う人が多いです。

ご多分に漏れず、夢女子も結婚に憧れを持っている人はいますが、そこまで焦りがないです。リアルのめんどくさい恋愛より、自分の好きなキャラや有名人との理想を妄想し続けた方が楽しいと思う人が多いようです。

オタク気質を公言する人が増え仲間が見つけやすくなった

Bonding Casual College - Free photo on Pixabay (471873)

2000年代前半のオタクはというと、「軽蔑される」「犯罪者予備軍扱いされる」風潮でした。しかし最近では、スポーツや音楽鑑賞と同じように、人に公言できる趣味としてアニメやゲームを楽しんでいる人が多いです。

夢女子は「単にアニメが好き」と比べてまだまだ風当りがきついですが、昔と比べると公言している人も多いので、仲間を見つけやすくなりました。また、上で紹介したインターネットの影響も大きく、身の回りに同じ趣味を持った人が居なくても価値観を共有できます。

ところが、「仲間がいる」「周りも同じだから」という感覚によって、夢女子は現実を見る必要がないと思ってしまいます。加えて、「夢女子活動を辞めて別の趣味に移行しよう」と思っても、夢女子仲間が誘ってくれる為、活動を続けてしまうという面もあります。

現実との分別がついている夢女子もいる

Sparkler Holding Hands - Free photo on Pixabay (471874)

アニメのキャラや有名人との恋愛を本気で願っている夢女子ですが、 「このままキャラの事を考え続けていると婚期を逃す」「有名人の追っかけをしていても満たされる事はない」のように、憧れを憧れとして認識している夢女子もいます。

しかし彼女らは、一般の人が異性を好きになるのと同じようにキャラや有名人の事を好きになっています。また、恋心は自制心や自分の意識で変えるのは難しいです。なので、「叶わない恋と分かっていても相手を想う気持ちが止まらない」と悩んでいる人も多いです。

自分を変えるために現実の人と恋愛をしようとしても、「キャラや有名人よりも魅力的な人がいない」「自分の妄想のような理想の恋愛は難しいと感じる」などの理由で、現実から目を逸らすように夢女子活動を続けてしまいます。

夢女子と「俺の嫁」オタクの比較

Men Women Apparel - Free photo on Pixabay (471875)

「俺の嫁」とは、アニメや漫画、ゲームに登場するお気に入りのキャラクターを指す言葉です。嫁と言っていますが、もちろん脳内だけで、本気で結婚しているとは本人も思っていません。また、「好きなキャラは○○」と公言する際に、愛情を表現する為に「○○は俺の嫁」と使われます。

夢女子の男性版のようなものですが、それぞれに違いはあるのでしょうか。夢女子と「俺の嫁」オタクを4つの項目で比較しているので、参考にして下さい。

夢女子はヒロインを敵対視する

Warning Angry Be Careful - Free photo on Pixabay (471877)

「俺の嫁」オタクは好きなキャラを自分の嫁と公言しつつも、作中の男性との関係をポジティブに捉えています。なぜ好きなキャラの恋愛相手なのに妬かないのかと言うと、「憧れの対象であるから」「現実にあんな人はいないと思っているから」です。

対して夢女子は「なんであんな女が○○とくっつくの」「性格悪い女につきまとわれて○○が困っている」のように、ヒロインを敵対視する傾向にあります。その為からか、夢女子の妄想や夢小説では本来のヒロインを性格の悪い人にされたり、ないがしろにされる事が多いです。

作中の世界観や設定を受け入れた上でキャラを愛する「俺の嫁」オタクと比べて、夢女子は作中の世界観や設定を自分の都合の良いよう変更する傾向にあります。

夢女子は妄想内での自分を美化する

Woman Thoughtful Pensive - Free photo on Pixabay (471881)

「俺の嫁」オタクも夢女子と同じように、異性の好きなキャラとの恋愛を妄想して楽しむ事があります。しかし、相違点として、夢女子は妄想内での自分を美化する事が挙げられます。

「俺の嫁」オタクの妄想は「冴えない自分」「コミュ力の低い自分」が、「慕ってくれる後輩」「励ましてくれる先輩」と不器用ながら関係を深めていく妄想が多いです。あるいは、ごく普通の生活を送っていると異世界に飛ばされ、向こうで出会った女性と旅をする中で親密度を高めていくといったものです。

対して夢女子は理想のキャラに合わせて自分を美化する傾向にあります。例えば「本来は偏屈な性格なのに、好きなキャラに支配される素直な性格になる」「本来はズボラな性格なのに、好きなキャラに見合うように完璧な女性になる」などが挙げられます。

上記の事から、「俺の嫁」オタクは等身大の自分で妄想するのに対して、夢女子は妄想内での自分を美化する傾向にあります。

女子特有の「同担拒否」

Stop Shy Cover - Free photo on Pixabay (471882)

「同担拒否」というのは、コミュニティ内で同じキャラやメンバーを好きになる事を禁止するという意味があります。「○○を好きな担当は自分だけ」と価値観から、「同担拒否」と言われています。

「俺の嫁」オタクは、「○○は俺の嫁」「○○に手を出すな」と公言していても、いざ同じキャラを好きな人に出会ったら、「ツンツンしてるのに困ったら求めてくる所がかわいいよね」「グッズ被っちゃったし譲ろうか?」のように、価値観や応援する姿勢を共有する傾向にあります。

対して夢女子は、「同担拒否」の人が少なくありません。「自分だけの○○であって欲しい」という独占欲や、「顔だけで選んで中身を知らない」「キャラに対する知識が浅い」という人に対して「にわかよりも自分の方がキャラを愛せる」という心理から、「同担拒否」を宣言する人が多いです。

夢女子に対しては社会からの風当たりがまだまだ強い

People Woman Girl - Free photo on Pixabay (471883)

昔は「アニメ好き」「○○オタク」というと気持ち悪がられたり抵抗のある人が多かったですが、最近ではアニメ好きな人が増えたり、何かに夢中になっている事を評価される風潮にあります。

「俺の嫁」オタクも例に漏れず、「自分の好きな事を公言できる事は素晴らしい」「人生楽しそうだな」と評価される事が多くなりました。もちろん、女性のオタクも社会に受け入れられる傾向にあります。

しかし、夢女子はまだまだ社会からの風当たりが強いです。アニメ好きな人からは、「キャラの信念を曲げる」「作品の世界観を壊す」妄想や夢小説は悪だと評価され、一般の人からは「理想を追い求めすぎて痛い」「興味がないのに語ってくるのが気持ち悪い」と思われます。

夢女子は人に迷惑かけなければOK

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夢女子は一般の人から「痛い」「気持ち悪い」と思われる事もあります。しかし、現代は「好きな事や趣味がない」「自分らしく生きれない」という人が多く、彼らと比べて「夢中になれる事がある」「好きな事を好きと言える」夢女子は、よっぽど人生を楽しく過ごしているでしょう。

ただし、「自分の妄想や趣味を周囲の人に押し付ける」「『同担拒否』を宣言して同じキャラを好きな人を迫害する」などの行動は他人に迷惑がかかるので控えましょう。もしも続けていると周りに誰もいなくなって、自分が悲しい思いをするだけです。自分の趣味や価値観を誇りに持って、周囲の人に迷惑をかけないように夢女子活動を楽しみましょう。

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