目次
- クラピカ理論とは?
- クラピカ理論とは?
- ハンター×ハンターについて
- 頭脳派キャラのクラピカ
- クラピカ理論登場話解説
- クラピカ理論は心理学に基づいていた
- 左回りの法則
- イギリスでの実験
- 左回りの法則の根拠は?
- 右脳と左脳の関係
- 心臓を守るため
- 肝臓の重さ
- 利き手
- 後天性
- クラピカ理論が使われるシチュエーション
- 左右の道で迷った時
- 何かを選ぶ時
- ゲームやゲーム実況
- マンガ「エリアの騎士」にも左回りの法則が登場
- 日常にあるクラピカ理論
- トラック競技
- 野球
- 娯楽施設やスーパー
- おばけ屋敷
- ハンター×ハンターに出てくる使えるネタ
- じゃんけん確率論
- じゃんけん必勝法
- ハンター×ハンターの作者冨樫義博
- 天才と呼ばれる漫画家
- 冨樫義博の人気作
- 冨樫義博は休載が多い?!
- 迷った時は左を選択!
さてここからは、私たちの日常において実際に使われているクラピカ理論の例を具体的に紹介していきます。
みなさんが必ず一度は訪れたり、目にしたことがある場所にもクラピカ理論は応用されています。ぜひ自身の経験とも照らし合わせながら読み進めてください。
みなさんが必ず一度は訪れたり、目にしたことがある場所にもクラピカ理論は応用されています。ぜひ自身の経験とも照らし合わせながら読み進めてください。
トラック競技
via pixabay.com
先ほども少し紹介しましたが、私たちが幼い頃から駆け回ってきたグラウンドのトラックは左回りですよね。それら日常的に触れてきたトラック競技が左回りに行われるため、誰しもいつのまにか左回りに慣れるのだという説でした。
また、左回りをする上では右腕を強く振ってバランスを取り、右足で強く地面を蹴ることが求められます。そう、世界人口の90%を占める右利きの人間にとっては、より力の入りやすい右腕と右足の強さが重要になる左回りは、良いタイムを出す上で合理的なのです。
また、左回りをする上では右腕を強く振ってバランスを取り、右足で強く地面を蹴ることが求められます。そう、世界人口の90%を占める右利きの人間にとっては、より力の入りやすい右腕と右足の強さが重要になる左回りは、良いタイムを出す上で合理的なのです。
野球
via pixabay.com
トラック競技に限らず、他にも左回りが採用されているスポーツは数多くあります。その中でも特に有名なのが野球ですね。
ただの競争ではないのであまり意識されませんが、野球のベースを一塁から順に踏んでいくとしっかり左回りになります。これも、なるべく早く次の塁に到達するための合理的な設計がされているといえます。
他にも競艇や競輪、スピードスケートやカーレースも左回りです。テレビで目にする有名スポーツの多くに左回りが取り入れられています。
ただの競争ではないのであまり意識されませんが、野球のベースを一塁から順に踏んでいくとしっかり左回りになります。これも、なるべく早く次の塁に到達するための合理的な設計がされているといえます。
他にも競艇や競輪、スピードスケートやカーレースも左回りです。テレビで目にする有名スポーツの多くに左回りが取り入れられています。
娯楽施設やスーパー
via pixabay.com
スーパーマーケットのレイアウトにも、クラピカ理論が取り入れられています。お客さんの目にとまりやすくするため、入り口から向かって左側に人気商品を配置しているのです。また、お客さんが左回りに店内を移動することを見据えて全体の配置のバランスが取られています。
ディズニーランドをはじめとした娯楽施設も、お客さんが左回りに進めるような設計がされています。人間は不安を感じると左に寄る、すなわち左回りの方が心地いいため、より施設を楽しんでもらえるというわけです。
ディズニーランドをはじめとした娯楽施設も、お客さんが左回りに進めるような設計がされています。人間は不安を感じると左に寄る、すなわち左回りの方が心地いいため、より施設を楽しんでもらえるというわけです。
おばけ屋敷
via pixabay.com
反対にわざと右回りのレイアウトがされている施設もあります。そしてその中でも、有名なのがおばけ屋敷です。
人間は不安な時、無意識のうちに左に寄って不安解消を図るというのが「左回りの法則」です。ということは、反対に右回りをするとさらに不安があおられるということになります。
その心理を逆手にとって、おばけ屋敷では順路が右回りに設計されています。お客さんを「なんとなく気持ち悪い」という不安な状態にする右回りが、ミステリアスな雰囲気作りに一役買っているのです。
人間は不安な時、無意識のうちに左に寄って不安解消を図るというのが「左回りの法則」です。ということは、反対に右回りをするとさらに不安があおられるということになります。
その心理を逆手にとって、おばけ屋敷では順路が右回りに設計されています。お客さんを「なんとなく気持ち悪い」という不安な状態にする右回りが、ミステリアスな雰囲気作りに一役買っているのです。
ハンター×ハンターに出てくる使えるネタ
via pixabay.com
ハンター×ハンターではアクションパートでも日常パートでも、相手との緻密な駆け引きが行われるシーンが数多く登場します。そうした中で、クラピカ理論に限らず日常生活の役に立つ様々な小ネタが挿入されています。
ここではハンター×ハンターで登場した、「じゃんけん」に関する豆知識を2つ紹介していきたいと思います。
ここではハンター×ハンターで登場した、「じゃんけん」に関する豆知識を2つ紹介していきたいと思います。
じゃんけん確率論
via pixabay.com
先述のハンター試験でレルートという女性キャラクターが登場し、レオリオとじゃんけん対決を行いました。その駆け引きの中で彼女が見せたのがじゃんけん確率論です。
これは、そもそもじゃんけんは「1回の勝負で負ける確率は3割強のみ、約7割は負けない」ものであり、統計と人間心理を加えて考えれば勝てる確率はかなり高くなる、というもの。
レルートは「最初の手は統計上チョキが多い」ことと、「人間は不安になると前回と同じかそれより強い手を出す」という情報を基にレオリオを簡単に打ち負かしました。駆け引きに強い彼女の強みが出た場面であり、この確率論は我々にも参考になりそうです。
これは、そもそもじゃんけんは「1回の勝負で負ける確率は3割強のみ、約7割は負けない」ものであり、統計と人間心理を加えて考えれば勝てる確率はかなり高くなる、というもの。
レルートは「最初の手は統計上チョキが多い」ことと、「人間は不安になると前回と同じかそれより強い手を出す」という情報を基にレオリオを簡単に打ち負かしました。駆け引きに強い彼女の強みが出た場面であり、この確率論は我々にも参考になりそうです。
じゃんけん必勝法
via pixabay.com
続いてはグリード・アイランド編で主人公のゴンとキルアがじゃんけん大会に出場するシーンで、ゴンが披露した「じゃんけん必勝法」です。
じゃんけんは必ず「最初はグー」で始め、相手の手の動きだけに注意を向ける。そうすると相手がグーから拳を振り上げて、振り下ろす途中にはもう出す手の形に変わっていることが見てわかる。あとは後出しで勝てる手を出せば絶対に勝てる。これがゴンの「じゃんけん必勝法」です。
一読してわかるようにとても簡単な理屈ですが、ゴンも言うように才能と練習が必要な手法であり、誰でも一朝一夕にできるものではなさそうです。とはいえ、相手の手の握りが緩いか固いかだけでも即座に判別できれば、相手がグーかそれ以外かわかり、勝率はグンと上がりそうです。練習してみる価値はありそうですね。
じゃんけんは必ず「最初はグー」で始め、相手の手の動きだけに注意を向ける。そうすると相手がグーから拳を振り上げて、振り下ろす途中にはもう出す手の形に変わっていることが見てわかる。あとは後出しで勝てる手を出せば絶対に勝てる。これがゴンの「じゃんけん必勝法」です。
一読してわかるようにとても簡単な理屈ですが、ゴンも言うように才能と練習が必要な手法であり、誰でも一朝一夕にできるものではなさそうです。とはいえ、相手の手の握りが緩いか固いかだけでも即座に判別できれば、相手がグーかそれ以外かわかり、勝率はグンと上がりそうです。練習してみる価値はありそうですね。
ハンター×ハンターの作者冨樫義博
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クラピカ理論も登場した大人気作品、ハンター×ハンターの作者といえば冨樫義博先生。デビュー以来数々の大ヒット作を生み出してきたベテランの売れっ子作家です。
そんな冨樫先生は、良くも悪くも世間の注目を浴び続ける作家として有名です。というわけで、ここでは冨樫先生の経歴や過去の作品、そして近年世間から注目される所以である休載の多さについて解説していきます。
そんな冨樫先生は、良くも悪くも世間の注目を浴び続ける作家として有名です。というわけで、ここでは冨樫先生の経歴や過去の作品、そして近年世間から注目される所以である休載の多さについて解説していきます。
天才と呼ばれる漫画家
via pixabay.com
冨樫義博先生は、よく「天才」だと言われる有名漫画家の一人です。
そう呼ばれる要因はやはり、大ヒット作品をいくつも生み出しているという点でしょう。実際、国民的な漫画雑誌である週刊少年ジャンプのコミック総売上数において、歴代8位と10位の作品は冨樫先生が手がけたものです。また連載作品4作のうち3作がアニメ化されています。
また漫画制作へのこだわりも強く、「キャラクターとの対話」を通じて作品を「論理展開」させていくという手法をとっているという冨樫先生。生きたキャラクターの自己判断でストーリーが進んでいるという感覚がないと不安なのだそうです。こうした逸話からは確かに天才ならではの独特の感性が伺えます。
そう呼ばれる要因はやはり、大ヒット作品をいくつも生み出しているという点でしょう。実際、国民的な漫画雑誌である週刊少年ジャンプのコミック総売上数において、歴代8位と10位の作品は冨樫先生が手がけたものです。また連載作品4作のうち3作がアニメ化されています。
また漫画制作へのこだわりも強く、「キャラクターとの対話」を通じて作品を「論理展開」させていくという手法をとっているという冨樫先生。生きたキャラクターの自己判断でストーリーが進んでいるという感覚がないと不安なのだそうです。こうした逸話からは確かに天才ならではの独特の感性が伺えます。
冨樫義博の人気作
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