目次
- 38歳で妊娠を希望したい
- 38歳で妊娠する確率
- 自然妊娠の確率
- 卵子が減少するので妊娠しにくい
- 二人目の人の方が妊娠しやすい
- 二人目の妊娠の確率が上がる理由
- 妊娠への知識があるから
- 体を労われているから
- 出産経験によりホルモンバランスが整うから
- 精神的焦りが少ないから
- 38歳で不妊治療はできる?
- 35~39歳の不妊症率21.9%
- 不妊治療は早めにスタートしたほうがいい
- 二人目の不妊治療をする人もいる
- 不妊治療の方法
- 検査をする
- タイミング法
- 人工授精
- 体外受精
- 38歳で初産の場合のリスク
- 難産になりやすい
- 妊娠高血圧症になりやすい
- 常位胎盤早期剥離になりやすい
- 産後の母体の回復が遅い
- ダウン症の可能性が高くなる
- 38歳での出産で気をつけること
- 日々の健康をチェックする
- 出生前診断はパートナーとよく相談する
- 高齢出産であることを意識する
- 太り過ぎないようにする
- 少しの変化を感じたときは病院に相談する
- 周りと比べない
- 38歳で妊娠希望なら早めの行動を
38歳で初産という人も多いのではないでしょうか。38歳での出産は、高齢出産となるため、さまざまなリスクもあるということを理解しておかなくてはいけません。38歳で初産の場合のリスクをご紹介します。
難産になりやすい
via pixabay.com
38歳で初産の場合のリスクは、難産になりやすいことです。若い人でも難産で出産に時間がかかる人もいますが、高齢になるほど難産になる人が多いと言われています。出産予定日近くになると、だんだんと赤ちゃんも骨盤まで下りてきて、子宮口が開き、出産となります。
高齢になると、子宮頚部もなかなか柔らかくならず、子宮口も開きにくいのです。子宮口が開いていかないと、赤ちゃんも外の世界に出てこられないため、出産に時間がかかりやすいと言われているのです。
高齢になると、子宮頚部もなかなか柔らかくならず、子宮口も開きにくいのです。子宮口が開いていかないと、赤ちゃんも外の世界に出てこられないため、出産に時間がかかりやすいと言われているのです。
妊娠高血圧症になりやすい
via pixabay.com
38歳で初産の場合のリスクは、妊娠高血圧症になりやすいことです。妊娠高血圧症とは、妊娠20週以降に、高血圧やむくみ、蛋白尿などが見られることを言います。昔は妊娠中毒症という言い方で統一されていましたが、最近では高血圧が重視されている面もあってか、妊娠高血圧症という呼び方になっています。
妊娠高血圧症は、酷くなると胎児にも影響を及ぼす可能性もあるため、きちんと妊婦検診を受けて、日常生活でどのようなことに注意をしたら良いかというのを指導してもらうことが大切です。
妊娠高血圧症は、酷くなると胎児にも影響を及ぼす可能性もあるため、きちんと妊婦検診を受けて、日常生活でどのようなことに注意をしたら良いかというのを指導してもらうことが大切です。
常位胎盤早期剥離になりやすい
via pixabay.com
38歳で初産の場合のリスクは、常位胎盤早期剝離になりやすいことです。常位胎盤早期剝離とは、妊娠中でお腹の中に赤ちゃんがいる状態で、胎盤が子宮から剥がれ落ちる病気です。
原因は不明で、突然起こることもあるため、予測できない病気だと言えます。お腹の中の赤ちゃんは、ママから胎盤を通して、酸素や栄養をもらって生きています。
胎盤が剥がれ落ちてしまうことから、母体にも胎児にも影響を及ぼし、危険な状態になります。普段とは違うお腹の痛みや張りなどを感じたら、すぐ病院を受診するようにしましょう。
原因は不明で、突然起こることもあるため、予測できない病気だと言えます。お腹の中の赤ちゃんは、ママから胎盤を通して、酸素や栄養をもらって生きています。
胎盤が剥がれ落ちてしまうことから、母体にも胎児にも影響を及ぼし、危険な状態になります。普段とは違うお腹の痛みや張りなどを感じたら、すぐ病院を受診するようにしましょう。
産後の母体の回復が遅い
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38歳で初産の場合のリスクは、産後の母体の回復が遅いことです。若い人と比べて、高齢出産では産後の回復が遅いと言われています。産後に動きすぎると、産後の肥立ちが悪くなってしまい、それが更年期まで続くこともあるようです。よく産後は、赤ちゃんのお世話以外は何もしないで寝ていた方が良いと言われていました。
しかし丸々1カ月近く赤ちゃんのお世話以外何もせずにいられないことも多いでしょう。家事や育児に非協力の夫や両親だったら、全て自分でしなくてはいけなくなります。サポートしてもらえるようにお願いして、3週間から1カ月は無理のないように生活することが大切です。
しかし丸々1カ月近く赤ちゃんのお世話以外何もせずにいられないことも多いでしょう。家事や育児に非協力の夫や両親だったら、全て自分でしなくてはいけなくなります。サポートしてもらえるようにお願いして、3週間から1カ月は無理のないように生活することが大切です。
ダウン症の可能性が高くなる
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38歳で初産の場合のリスクは、ダウン症の可能性が高くなることです。ダウン症とは、21トリソミーの染色体異常で、染色体が1本多く、3本になっています。ダウン症かどうかは、マーカー検査や新型出生前診断で判断することができ、羊水検査でダウン症かどうかが確定されることになっています。
羊水検査は、子宮に長い針のようなものを刺して、羊水を採取します。針を刺すということで、流産の可能性があると言われています。羊水検査で、染色体異常や遺伝子異常を見つけることができるのです。障害があったら育てていくことができないと思っている夫婦は、羊水検査を受けている人も多いです。
羊水検査は、子宮に長い針のようなものを刺して、羊水を採取します。針を刺すということで、流産の可能性があると言われています。羊水検査で、染色体異常や遺伝子異常を見つけることができるのです。障害があったら育てていくことができないと思っている夫婦は、羊水検査を受けている人も多いです。
38歳での出産で気をつけること
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38歳は高齢出産となるため、リスクも大きいと言われていますが、出産までに自分でできることがあったらしておきたいものです。気を付けることはあるのでしょうか。38歳での出産で気をつけることをご紹介します。
日々の健康をチェックする
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38歳での出産で気をつけることは、日々の健康をチェックすることです。妊娠中は悪阻があったり、体が重くなってくることから、寝てばかりいることも多くなるでしょう。出産するには、体力が必要です。健康的な体づくりをすることも大切なのです。
血圧は高くなっていないか、むくみはないかなど、自分でチェックできるものは定期的にして、出産まで健康的な体を作ることが大事です。健康でいることが高齢出産を乗り越える糧となるのです。
血圧は高くなっていないか、むくみはないかなど、自分でチェックできるものは定期的にして、出産まで健康的な体を作ることが大事です。健康でいることが高齢出産を乗り越える糧となるのです。
出生前診断はパートナーとよく相談する
via pixabay.com
38歳での出産で気をつけることは、出生前診断はパートナーとよく相談することです。38歳での出産となると、やはりダウン症や障害がある子供が産まれるのではないかという不安があるでしょう。
出生前診断を受けることで、判断することもできますが、障害によっては産まれてこないとわからないという場合もあります。障害があることで育てるのは難しいため、わかる範囲だけでも調べておきたいという場合は、パートナーとよく相談をし、決めることが大切です。
出生前診断を受けることで、判断することもできますが、障害によっては産まれてこないとわからないという場合もあります。障害があることで育てるのは難しいため、わかる範囲だけでも調べておきたいという場合は、パートナーとよく相談をし、決めることが大切です。
高齢出産であることを意識する
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38歳での出産で気をつけることは、高齢出産であることを意識することです。38歳での出産は高齢出産となるため、若い人が出産するのとは違います。
若い時は体力はあったけど、加齢とともに体力も衰えてきて、出産後の子育ても大変になってきます。高齢出産でどのようなことに気を付けたらよいか、どのように出産に望めばよいかということをしっかり考えておく必要があるでしょう。リスクのことも頭にいれておいて、自分が今できることをして、高齢出産に望むことが大切です。
若い時は体力はあったけど、加齢とともに体力も衰えてきて、出産後の子育ても大変になってきます。高齢出産でどのようなことに気を付けたらよいか、どのように出産に望めばよいかということをしっかり考えておく必要があるでしょう。リスクのことも頭にいれておいて、自分が今できることをして、高齢出産に望むことが大切です。
太り過ぎないようにする
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