2019年7月30日 更新

38歳で妊娠できる確率は?ダウン症のリスクも上がる?

38歳で妊娠を希望し人工授精を考えている人もいるでしょう。38歳は高齢出産となるため、様々なリスクもあります。二人目は妊娠の確率が上がるとも言われているのです。38歳で妊娠できる確率、ダウン症のリスク、初産の場合のリスクなどについてもご紹介します。

二人目の妊娠の確率が上がる理由は、精神的焦りが少ないからです。一人目出産後は、初めての育児で何もわからない状態からママをしなければいけません。

毎日が勉強で、子供の成長とともに、自分も成長していき、立派なママになっていきます。しなくてはいけないのは育児だけではありません。家事や共働き家庭だったら仕事もすることになるでしょう。精神的に焦ってしまって、うまくいかなくなることも多いです。

だんだんと育児に慣れてきて、子供はかわいいから二人目そろそろ欲しいなと思うようになるのです。精神的に余裕ができると、体にも気を遣うことができ、妊娠の確率も上がっていくのです。

38歳で不妊治療はできる?

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38歳で自然妊娠できるならそうしたいけど、なかなか妊娠できないということもあるでしょう。妊娠できないと、不妊治療も選択肢に入るのではないでしょうか。38歳で不妊治療はできるのか見ていきましょう。

35~39歳の不妊症率21.9%

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35~39歳の不妊症率は21.9%というデータがあります。避妊をせずに性行為を行ったら、自然妊娠もすぐできると思いがちですが、加齢とともに不妊症率も増加していきます。40代以降になると、半数以上の人が不妊で悩まされることになるのです。

不妊の原因は3つに分かれています。1つ目は排卵が正常に起こっていないこと、2つ目はクラミジアなどによる感染症によるもの、3つ目は子宮筋腫や子宮内膜症といった子宮疾患によるものが挙げられます。

不妊治療は早めにスタートしたほうがいい

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不妊治療は早めにスタートした方がいいと言われています。不妊治療をしたら、必ず妊娠できるとは限りません。不妊治療をしたとしても、不妊治療で妊娠できる確率はやはり加齢とともに減少していくのです。1年間のうちに避妊なしで性行為を行って、妊娠することができなかったら、若くても早めに不妊治療をスタートした方が良いでしょう。

不妊治療のことを何もわからないと、不妊治療に踏み切るのはなかなか勇気がいることです。しかし早めに不妊治療をすることで、妊娠する確率が上がるのです。

二人目の不妊治療をする人もいる

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一人目は自然妊娠できたけど、二人目がなかなか授からなくて不妊治療をする人もいます。一人目は妊娠できたのに、なぜ二人目が妊娠できないのか疑問に思う人もいるでしょう。

ホルモンバランスが整っていたのに、産後ホルモンバランスが乱れてしまい、排卵が起こらなかったり、月経不順になってしまったりすることもあります。二人目は妊娠しやすいと言われていますが、ホルモンバランスが乱れることで、二人目を自然妊娠することができなく、不妊治療をすることを決める人もいるのです。

不妊治療の方法

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不妊治療という言葉を聞いたことはあるけど、実際どのような方法で不妊治療を行うのか知りたいという人も多いのではないでしょうか。不妊治療の方法をご紹介します。

検査をする

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不妊治療の方法は、まず検査をすることからスタートします。検査には、基礎体温、エコー検査、子宮卵管造影検査があります。基礎体温を見ることで、排卵がきちんと起こっているかどうかを見ます。初めて病院を受診する時に、だいたい3ヶ月分くらいの基礎体温表を持参することで、今後どのように不妊治療をしていくのかの参考になるでしょう。

エコー検査では、子宮の中が正常か綺麗かというのを見ます。エコーで見るだけなので、痛いことはありません。子宮卵管造影検査では、卵管から子宮に精子をきちんと届けることができるかを調べます。短時間ですみ、思ったよりも痛くなかったという声も多いです。

ここまでが女性に検査になりますが、男性の場合は精液検査というのがあります。精液検査では、マスターベーションを行って病院に精子を届けることで、精子の数や精子の動きが正常かどうかを調べるのです。不妊の原因は女性にも男性にもあります。検査は夫婦一緒に行うことをおすすめします。

タイミング法

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不妊治療の方法は、タイミング法です。タイミング法は、基礎体温やエコー検査などを見て、妊娠しやすいベストなタイミングを医師が教えてくれる方法です。一番初めに試してみる方法でもあります。自然妊娠と同じような方法ででき、夫婦どちらともに大きな負担がかかることがないため、割と気軽に試せる方法だと言えるでしょう。

38歳では、タイミング法で妊娠できる確率は約30%と言われています。タイミング法を行う場合は、男性に問題がないことが大前提となります。自分でも排卵日をだいたい予測することはできますが、生理不順の場合は予測がずれてしまうことも考えられます。なかなか妊娠できないと感じた時には、病院で指導してもらう方が良いでしょう。

人工授精

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不妊治療の方法は、人工授精です。人工授精とは、子宮内に直接精子を注入する方法です。卵管を通り抜けることができるようになっているということが大事です。卵管を通って、受精しなければ妊娠することはできなくなります。普通に射精する場合、入り口付近から射精する形になります。

しかし人工授精では、入り口よりももう少し奥に注入することで、より妊娠しやすい環境を作るというのが目的です。人工的とはなっていますが、タイミング法と同じく、自然妊娠に近い方法だと言えるでしょう。38歳の人工授精での妊娠の確率は5~10%くらいだと言われています。数回繰り返し人工授精を行うことで、結果が得られるという場合も多いです。

体外受精

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不妊治療の方法は、体外受精です。体外受精とは、子宮の中ではなく、体の外で精子と卵子を受精させ、受精したのち子宮の中に戻す方法です。タイミング法や人工授精でも妊娠できなかった場合に最終ステップとして試す方法でもあります。

体外受精は、女性に大きな負担がかかり辛いと思うこともあるでしょう。38歳の場合、1回で妊娠できる確率は10%程度になります。数回体外受精をすることで、妊娠する確率も高くなってくるのです。

38歳で初産の場合のリスク

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