2019年7月26日 更新

37歳が妊娠する確率は?ダウン症やリスクが増加する?

35歳を過ぎてからの妊娠は高齢出産とも言われているのですが、37歳で初産の人もいます。もちろん二人目や三人目の人もいるのですが、年齢が上がるとダウン症などのリスクの確率も増加すると言われています。妊娠の確率や37歳で産むメリットを含めご紹介します。

常位胎盤早期剥離になりやすい

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さらに挙げられるリスクは「常位胎盤早期剥離になりやすい」というリスクです。「常位胎盤早期剥離」を知らない人も多いのですが常位胎盤早期剥離とは普通の人は胎盤が正常な位置にくっついているのにも関わらず、早い段階で剥がれてしまう状態のことを言います。

この状態は母子ともに危険な状態で激しい腹痛や出血を伴う場合が多いとともに入院する必要があります。この常位胎盤早期剥離が起きてしまうと母子ともに危険なのですが、合併症もなりやすいとも言われています。


常位胎盤早期剥離は身体の老化によって起きやすいとも言われているので高齢出産の場合は要注意です。

難産になりやすい

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次にご紹介する37歳の初産のリスクは「難産になりやすい」という点が挙げられます。

この点においては多くの人がイメージしやすいのですが、40歳が女性の妊娠出産目安と言われているのが更年期の関係があるためです。というのも、更年期は主に50歳ごろになりやすいのですが、早い人では40歳になる人もいます。更年期は1年程度月経がない状態のことを指すのですが、月経がない状態が1年続くと閉経と医師から診断されやすいです。

閉経してしまうと当然妊娠できない状態になるのですが、女性の体は自然と歳を重ねるほどこの閉経に向かって変化していくため、歳を重ねるほど体力がないとともに、体の変化による影響で難産になりやすいと言われています。

ダウン症の可能性が高くなる

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他にも挙げられる37歳の初産のリスクは「ダウン症の可能性が高くなる」という点が挙げられます。

ダウン症も多くの人が耳にしたことがある言葉ではないでしょうか。ダウン症とは染色体異常が起きてしまっている子供の事を指すのですが、ダウン症は染色体の老化が大きく影響しています。やはり歳を重ねるほど染色体も老化してくため、脆い状態になってしまいやすく以上が起きやすい状態になります。

そのため、高齢になるほどダウン症になりやすいと言われているのですが、37歳は染色体異常が起きやすいと言われているためダウン症の可能性が他の年齢と比べると高いです。

産後の母体の回復が遅い

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「産後の母体の回復が遅い」という点もリスクとして気をつけるべきです。というのも、途中でも触れていますが、実際に37歳で妊娠して出産して終わりというわけではありません。

出産しているとその日から母親に変わるため、子育てを行なっていく必要があります。しかし、子育てでは様々な点に注意を配らないといけないため、肉体的や精神的に疲れが溜まりやすいです。

ですが、高齢での出産は若い人以上に体力を消耗しやすいとともに回復もかなり遅いです。この体力が回復しきっていない状態でも子育てをしないといけないため、体のバランスを崩して衰弱してしまうリスクがあります。

37歳で不妊治療は効果的?

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37歳での初産のリスクについてご紹介しましたが、次も多くの女性が気になる「不妊治療」についてご紹介します。

途中でも挙げたように、やはりなるべく早い状態で妊娠して出産を行なうのが好ましいので、自然妊娠を意識した子作りをある程度行なってできない場合は早めに不妊治療を意識するのが好ましいです。

しかし、不妊治療で実際に妊娠できるかどうか不安を感じている女性も多いので、37歳での不妊治療の実態についてご紹介しますのでご参考にしてください。

不妊治療の末に妊娠出産した人も多くいる

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37歳の人には自然妊娠できなかった場合は早めの不妊治療がおすすめなのですが、実際に不妊治療を行なって妊娠出産した人も多く存在します。

昔と比べるとやはり多くの調査結果などがあるため、より不妊治療の精度が高まっていると言われています。不妊治療を行っても中にはできない人もいるのですが、多くの人は不妊治療を行って妊娠出産を行っています。

そのため、不妊治療でもタイミングやその人の体にあえば子供を授かることができるので視野にいれるのがおすすめと言えます。

妊孕性の低下は見られる

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「妊孕性」は妊娠する上でもとても重要なポイントなのですが、37歳にもなるとこの妊孕性は低下が見られると言われています。妊孕性をご存じない人も多いのですが、妊孕性とは妊娠する力のことを指しています。

しかし、37歳になるとホルモンバランスの乱れや体の変化・老化によって妊孕性は低下します。

そのため、子供がほしいと考える場合には妊孕性の低下の影響を極力受けにくい状態にするために不妊治療を行っていくのがおすすめです。

着床率は21%

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不妊治療という言葉を耳にすると不安を抱える女性も多いのですが、不妊治療と一言で言ってもその種類は様々です。というのも、不妊治療にはタイミング法や人工授精・体外受精などが存在します。

タイミング法などは言葉からもイメージができやすいように妊娠できやすい時期を検査して調べ、そのタイミングで子作りを行う方法になります。このようなタイミング法などは先程ご紹介した妊孕性の低下の影響も受けやすいのですが、他の方法であれば影響を受けにくいです。

実際に確率でいうと不妊治療を行った際の着床率は21%と言われています。数字からもわかるように5分の1の確率でできる可能性があるため自然妊娠でできないような場合はやはり不妊治療を行ってみるのがおすすめです。

37歳で出産した後も大変

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不妊治療や37歳の初産のリスクなどをご紹介しましたが、無事出産できたら次は子育てのことを考えないといけません。

子育てもかなり大変で、特に小さい頃は気が抜けない状態にほとんどの人がなるのですが、37歳での出産後には若い人と比べてかなり苦労しやすいです。

どのような点が辛いと感じやすいのかご紹介しますので、37歳以降にも子供がほしいと考えている人は出産後の大変と感じる悩みもご参考にしてください。

体力が持たない

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まず最初に挙げられる出産後に大変だと感じやすい悩みは「体力が持たない」という点です。

これは途中でもご紹介したように出産後の母体の回復が遅いという点と関係しているのですが、子供は生まれたときから手がかかります。

さらに、子供が大きくなるにつれて成長するので体力が増加するのですが、逆に母親は体力が減っていきます。そのため、子供に振り回されてしまいやすく、育児の体力がもたないと感じやすいと言えます。

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