目次
- 新婚初夜の本来の意味とは?
- 新婚初夜の今と昔
- 昔は結婚するまで処女を守るのが一般的だった
- 今はお付き合いの段階でも性行為をするのが一般的
- 昔は新婚初夜に初めて夫婦で性行為をした
- 今は新婚初夜に必ずしも性行為をするわけではない
- 新婚初夜のマナー
- 思いやりを持つ
- 性行為を強要しない
- 相手を傷つけない
- 恥じらいを大切にする
- 気持ちを言葉で伝える
- 新婚初夜にしがちな失敗
- お酒を飲み過ぎて潰れる
- 恥じらいがなくムードが台無しになる
- 義務で性行為をする
- 下着に色気がない
- 現代の一般的な新婚初夜の過ごし方
- 結婚式で疲れて寝てしまう
- 二次会や三次会で朝まで盛り上がる
- ロマンティックな演出をする
- のんびり過ごす
- ハネムーンの準備で慌ただしく過ごす
- 日本の新婚初夜の風習
- 床入り問答とは
- 小笠原流古式
- 傘問答
- 柿の木問答
- 便所問答
- 馬問答
- 世界の新婚初夜の風習
- 韓国の新婚初夜覗き
- 韓国の新郎扱い
- 中世ヨーロッパの初夜権
- 中国のナオ・ドンファン
- 一部地域では新郎の父と新婦が性行為をすることも
- 風習に縛られず自分たちらしい新婚初夜を
床入り問答のバリエーションの一つに、「馬問答」というものがあります。これは、どこの地域でなされていた床問答なのかは分かっていませんが、このような会話をしながら性行為をしていたと言われています。
新郎が、「あなたの所には、馬はいますか?」と質問します。新婦は「一匹飼っております。」と答えます。すると新郎は「どこに飼っていますか?」と聞き、新婦は「探してください。」と答えます。
ここから新郎は新婦の身体を触ります。新郎は新婦の首に手をやって、「ここに居ますか?」と聞きます。新婦は「いません」と答えます。そして新郎は新婦の腰に手を入れます。腰に手をいれて「それでは、ここに居るかな?」と問います。
新婦は「そんなところには、居ません」と答えます。すると新郎は新婦の股に手を入れます。新婦の股に手を入れて、「それではここらへんに居るかな?」と問います。新婦は「イヒ、イヒ、イヒン」と、笑います。新郎は「馬がないた!いたいた!こんなところに居た。この馬に乗ってみることにする」といって、性行為をしていました。
新郎が、「あなたの所には、馬はいますか?」と質問します。新婦は「一匹飼っております。」と答えます。すると新郎は「どこに飼っていますか?」と聞き、新婦は「探してください。」と答えます。
ここから新郎は新婦の身体を触ります。新郎は新婦の首に手をやって、「ここに居ますか?」と聞きます。新婦は「いません」と答えます。そして新郎は新婦の腰に手を入れます。腰に手をいれて「それでは、ここに居るかな?」と問います。
新婦は「そんなところには、居ません」と答えます。すると新郎は新婦の股に手を入れます。新婦の股に手を入れて、「それではここらへんに居るかな?」と問います。新婦は「イヒ、イヒ、イヒン」と、笑います。新郎は「馬がないた!いたいた!こんなところに居た。この馬に乗ってみることにする」といって、性行為をしていました。
世界の新婚初夜の風習
via pixabay.com
ここまでは、日本の昔の結婚初夜の風習を紹介してきましたが、世界にも結婚初夜の風習はありました。以下に、「韓国の初夜覗き」や「韓国の新郎扱い」というもの、そして、「中世ヨーロッパの初夜権」、「中国のナオ・ドンファン」を紹介していきます。
一部の地域では、新郎の父と新婦が性行為をするという風習もあります。ぜひこの記事で海外の新婚初夜の風習を参考にしてください。
一部の地域では、新郎の父と新婦が性行為をするという風習もあります。ぜひこの記事で海外の新婚初夜の風習を参考にしてください。
韓国の新婚初夜覗き
via pixabay.com
世界の新婚初夜の風習の一つに、「韓国の新婚初夜覗き」という風習があります。読んで字のごとくですが、「新婚初夜の夫婦の性行為を覗き見する」という伝統的な風習です。
「シンバンヨッポギ」と呼ばれていて、シンバンとは新婚初夜の寝室を意味しており、ヨッポギとは、覗くという意味があります。日本の昔の風習と同じように、しょうじに穴を開けて、性行為を覗き見するという風習です。昔は日本と同様に、結婚する年齢がとても若く、性行為ができるのかどうか?失敗しないかどうか?という事を確認していたといわれています。
「シンバンヨッポギ」と呼ばれていて、シンバンとは新婚初夜の寝室を意味しており、ヨッポギとは、覗くという意味があります。日本の昔の風習と同じように、しょうじに穴を開けて、性行為を覗き見するという風習です。昔は日本と同様に、結婚する年齢がとても若く、性行為ができるのかどうか?失敗しないかどうか?という事を確認していたといわれています。
韓国の新郎扱い
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世界の新婚初夜の風習として、「韓国の新郎扱い」というものがあります。これは、結婚式が終わったあとに、新郎をみんなでいじめるという風習です。これは、新郎が新婦と性行為をするために新婦の家にいくときに、行われます。
新郎をいじめるのは、新婦の身内、親戚や、近所の人です。たくさんの人が新郎を囲んでいじめます。紐で足首を縛り付けてさかさまにしたり、棒で新郎を殴るといったいじめもありますし、新郎に「詩をつくれ」といい作らせて、「下手だ!」と新郎を否定する事で精神的にもいじめるという風習がありました。
新郎をいじめるのは、新婦の身内、親戚や、近所の人です。たくさんの人が新郎を囲んでいじめます。紐で足首を縛り付けてさかさまにしたり、棒で新郎を殴るといったいじめもありますし、新郎に「詩をつくれ」といい作らせて、「下手だ!」と新郎を否定する事で精神的にもいじめるという風習がありました。
中世ヨーロッパの初夜権
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世界の結婚初夜の風習として、「中世ヨーロッパ初夜権」というものがあります。これは、中世のヨーロッパでは、それぞれの地域にその地域を統治する権力者がいました。その権力者が、その地域の新郎新婦の結婚初夜に、新郎よりも先に、新婦と性行為をすることができるという「権利」の事をいいます。
初めて性行為をする時、女性は出血します。昔は、女性の血液には災いをもたらすと言われており、その夫婦に災いが起こらないように、権力者が初夜権をもち、処女の新婦と性行為をしたとも考えられています。
初めて性行為をする時、女性は出血します。昔は、女性の血液には災いをもたらすと言われており、その夫婦に災いが起こらないように、権力者が初夜権をもち、処女の新婦と性行為をしたとも考えられています。
中国のナオ・ドンファン
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世界の結婚初夜の風習の一つに、「中国のナオ・ドンファン」というものがあります。結婚式が終わった後に、新郎と新婦が初夜を迎える家に親戚が集まり、二人のなれそめを聞いてキスをさせたりして、新郎新婦をからかうという風習です。
本来は、新郎新婦の新居の邪気払いの為に行われていたとも言われています。また、韓国の覗きと同じで、若い新郎新婦が性行為で失敗しないように性教育として行われていたとも言われています。
本来は、新郎新婦の新居の邪気払いの為に行われていたとも言われています。また、韓国の覗きと同じで、若い新郎新婦が性行為で失敗しないように性教育として行われていたとも言われています。
一部地域では新郎の父と新婦が性行為をすることも
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一部の地域では、新郎の父親と新婦が性行為をすることもありました。これは日本でも世界でも同じです。日本では岐阜県でそれが普通に行われていたといいます。
新郎の父親だけでなく、新郎の兄弟が性行為をしたという事もありました。それは、処女を奪ってやりたい!という気持ちだったのか、または女性の血が災いをもたらすから、その災いから新郎新婦を守るためだったのかは、誰にも分からない事ですが、どちらにしても個人の自由で新婚初夜を過ごすことはできなかった時代があったのです。
新郎の父親だけでなく、新郎の兄弟が性行為をしたという事もありました。それは、処女を奪ってやりたい!という気持ちだったのか、または女性の血が災いをもたらすから、その災いから新郎新婦を守るためだったのかは、誰にも分からない事ですが、どちらにしても個人の自由で新婚初夜を過ごすことはできなかった時代があったのです。
風習に縛られず自分たちらしい新婚初夜を
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結婚初夜の昔の風習を紹介してきましたが、現代では個人が尊重される時代です。ほとんどの人が自由に恋愛をして、自由に結婚することができます。結婚初夜も、お互いの好きなように過ごすことができるのです。ぜひ「決まり」や「風習」にとらわれずに、自分たちらしい、新婚初夜を迎えて、これからの結婚生活を素晴らしいものにしていってください。
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