2019年3月5日 更新

やもめの意味と語源は?やもめ暮らしや未亡人の苦労とは

「おひとり様」などシングルライフを満喫する人たちが増えてきました。古くは「やもめ」と呼ばれていた人たちです、時代の変化とライフスタイルの多様化にともない、「やもめ」に対する偏見も払しょくされつつあります。そうした「やもめ」暮らしのメリット、デメリットについてご紹介していきましょう。

目次

もともとは夫の世話から解放されて綺麗になるという意味

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女性は結婚すれば、掃除、洗濯、子供の世話、家族の食事の世話など、家事、育児だけでも大変な労働が待っています。
子どもが大きくなって、手がかからなくなっても、夫の食事の世話や家事がありますし、夫が病気にでもなれば、今度は夫の介護と世話が待っているのです。

お手伝いさんを雇えるような裕福な環境にいない限り、女性にはなかなか自分の時間を持てる余裕がないのです。
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年取った夫の介護につきっきりで、自分の時間を全く持てなかった女性の夫が亡くなって解放されることがあります。生別にせよ、死別にせよ、そういった拘束から逃れることができた女性が、急に自分の時間を持てるようになってイキイキするようになります。

そういう状況を、「女やもめに花が咲く」と表現したのでしょう。

実際に、長い間の夫の介護から解放されて、一人になってイキイキとなった女性は少なくないでしょう。

結婚生活で苦労した女性は離婚してスッキリする女性も

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また、不如意な結婚生活から解放されて、イキイキする女性もいるのです。
夫の浮気、あるいは夫の暴力、また、生活費を入れない自分勝手な夫など、結婚によって苦労している女性は少なくありません。

様々な理由で、夫と不仲であるのに、経済的な理由で離婚をできない女性も、また少なくないでしょう。
経済的に自立しているか、実家が裕福でない限り、離婚はなかなか難しいものです。

パートナーとうまくいってなければ、気の合わない相手と一緒に生活しているうちに、双方とも心身ともに疲弊してしまうでしょう。
そんな場合、思い切って離婚して、解放感を味わった女性も多いのです。

経済的なリスクはありますが、それとは引換に自由を手にいれることができるのです!

独身女性のほうが、美容や身だしなみに気を使っている女性が多い

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また、独身女性のほうが、既婚女性より、美容や身だしなみに気を使います。パートナーを探しているのと、家族、夫の面倒を見たりしなくともいいので、気持ちに余裕があるのです。

夫の面倒を見なくても済むようになった、既婚女性もまた、美容と身だしなみに気を使うようになります。
そのため、既婚女性よりお洒落になるのです。

気持ちの余裕が出てくるのと、独身時代のように自由になって、気持ちが若返ってくるからです。

離婚や死別後の苦労でやつれる人も

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しかし、離婚、また死別後の苦労でやつれる女性も少なくありません。その多くは経済的な苦労からくるものです。
特に、子育てで専業主婦になっていた女性が離婚、または死別する場合、パートや非正規社員にしかなれないことが多く、収入も少ないのです。

そのため、生活していくための様々な負担が、女性一人の肩にのしかかってきます。
離婚を望んていた女性の場合は、自由と引き換えに、経済的な苦労を引き受けなくてはならないのです。

経済的な理由ゆえに、嫌な結婚生活を我慢して続けている女性は少なくないのです。
夫の面倒を見なくても済む自由をとるか、嫌な結婚生活を続けて、経済的な苦労を自分が背負わないですむか、二者択一の選択しかないのです。

夫と死別した場合は、嫌でも経済的な負担がかかってきます。
特に夫にあまり経済力がなく、持ち家もない場合は、家賃から生活費、子供の養育費まで全部女性の負担になってきます。

そのために、夫と離婚、また死別した女性はやつれることが少なくないのです。
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もちろん、新たなパートナーを見つけて再婚して幸せになる女性もいます。
しかし、子供がいる、あるいは年齢が高いなどのさまざまな理由で、なかなか新たなパートナーを見つけるのは難しいかもしれません。

離別とは違う?死別で独り身になるのがつらい理由とは

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夫と死別するのは、夫が嫌になって離婚するのとは違います。それでは死別のつらさについてみていきましょう。

相手のことが嫌いで別れるわけではないから

Pair Autumn Evening Sun - Free photo on Pixabay (89068)

死別の場合、なんといっても最愛のパートナーを失ってしまうのです。
パートナーと気が合ってれば合っているほど、その別れは耐え難いでしょう。

また、世話をする相手がいなくなってしまった喪失感も大きいでしょう。

喪失感やショックがつらいから

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また、愛する人を失ってしまった喪失感は何ものによっても埋めることはできません。

夫と死別してしまった女性の場合、離婚した女性よりも、そのため、経済的というより精神的なダメージが大きくなるのです。

予期しない死の場合準備や覚悟をする時間がないから

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また、まったく予期していなかった不意の事故や病気などでパートナーを喪失した場合、心の準備ができていなかっただけにそのショックは強くなるでしょう。

精神的な打撃もそうですが、経済的なことなど、もろもろの準備がないと、夫との死別後に取り残された女性にはさまざまな負担がのしかかってくるでしょう。

届出や葬儀など、短時間でやらなくてはならないことが多いから

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