目次
- お兄系代表ファッション雑誌メンズナックルには痺れる名言が多い
- メンズナックルとは
- 2003年10月立ち上げ
- 歌舞伎町ホストをモデルに起用し話題となる
- 2004年4月「MEN'S KNUCKLE」に改名
- アウトロー系ファッションをメインに取り扱う
- 現在在籍するモデル
- 陽生
- リョーマ
- 工藤蓮
- メンズナックル伝説の名言キャッチコピー
- ちょっとガキどもに大人を教えてやろうか
- AKBとか知らないけどたぶん全員抱いたぜ
- 男は黒に染まれ
- この瞬間世界の中心は間違いなく俺
- 夏モテ? 悪いがオレは一年中モテだ
- お前を抱きしめるための暖かさを手に入れた
- メンズナックルちょっと笑える名言キャッチコピー
- ガイアが俺にもっと輝けと囁いている
- 千の言葉より残酷な俺という説得力
- 俺の行き先?あの太陽にでも聞いてくれ
- 「大人」っていう駅まで学割でいくらですか!?
- 知ってるか?群馬は最高の伊達ワル産地
- ハシカに負けないオレの伊達ワルコーデ
- 家が全焼しても上品コーデ命
- キャッチコピーを考えるポイント
- 誰かを褒めると見せかけて自分を褒める
- 嘘も方便
- モテる・注目されていること大前提
- 誰にでも分かりやすい言葉を使用
- 漠然とした大きな印象を持たせる言葉を使用
- 時には挑発的な言葉を織り交ぜる
- カタカナを使用して知的さを演出
- 女性雑誌も負けてはいない
- 砦OLはお仕事ブルゾンでいく!(AneCan)
- 私たち、ピンクとともに生きていく!(AneCan)
- 服だって「糖質オフ」の時代です!(AneCan)
- 今の自分のままでモテたい(CanCan)
- 母さん、夏の終わりに豹になる(VERY)
- 35歳、華麗なる貧乏でいこう(Domani)
- 40代女子、万歳!(GLOW)
- 深く考えれば考える程雑誌のキャッチコピーはわからなくなる
メンズナックルに限ったことだけではありませんが、実はキャッチコピーは誰にでもわかりやすい言葉を多く使っています。メンズナックルのキャッチコピーに関しても、文章としては意味不明でも言葉一つ一つは誰でもわかる単語ばかりです。
例えば「ハシカに負けない俺の伊達ワルコーデ」のキャッチコピーが「〇〇ウィルス」とマニアックなウィルスだった場合、面白ささえも伝わりません。わざわざそのウィルスがどんなウィルスか調べなくてはこのキャッチコピーの意味がわからないでしょう。
例えば「ハシカに負けない俺の伊達ワルコーデ」のキャッチコピーが「〇〇ウィルス」とマニアックなウィルスだった場合、面白ささえも伝わりません。わざわざそのウィルスがどんなウィルスか調べなくてはこのキャッチコピーの意味がわからないでしょう。
漠然とした大きな印象を持たせる言葉を使用
今回紹介したキャッチコピーを見ればわかる通り、とにかく規模が大きく、とにかく凄そうな言葉ばかりを使っています。ガイア、世界、太陽など単語だけで見てもインパクトのある言葉です。このインパクトが大事。
大きければ大きい程、インパクトを表現することもできますし、面白いキャッチコピーとしてはつっこみどころ満載になります。中途半端な大きさのものを使ってしまうと、一気にしょぼさが増し、インパクトもなくなってしまうでしょう。
大きければ大きい程、インパクトを表現することもできますし、面白いキャッチコピーとしてはつっこみどころ満載になります。中途半端な大きさのものを使ってしまうと、一気にしょぼさが増し、インパクトもなくなってしまうでしょう。
時には挑発的な言葉を織り交ぜる
今回紹介したキャッチコピーの中なら「ちょっとガキどもに大人を教えてやろうか」がこのポイントをおさえたキャッチコピーになっているでしょう。メンズナックルはちょいわるギャルおやじを対象とし、アウトロー系ファッションを中心としているので挑発的な言葉はぴったりです。
特にアウトロー系ファッションの場合には挑発的な言葉が使われることが多く、服装ともぴったりマッチしています。服装というよりも、その人が言いそうな言葉を選んでいるのでしょう。
特にアウトロー系ファッションの場合には挑発的な言葉が使われることが多く、服装ともぴったりマッチしています。服装というよりも、その人が言いそうな言葉を選んでいるのでしょう。
カタカナを使用して知的さを演出
今回紹介しているキャッチコピーにも多く出ていますが、メンズナックルのキャッチコピーにはカタカナが多く使用されています。これはわかりやすさの演出、文章にテンションをつけるための演出、そして知的さの演出も兼ねているのです。
「ガイア」などは一見規模が大きく馬鹿らしく思えてしまいますが、ギリシア神話の神ということもあり、少しだけ知的に見えます。文章の中に一つカタカナの言葉を混ぜるだけでキャッチコピーのインパクトが大きく変わるのです。
「ガイア」などは一見規模が大きく馬鹿らしく思えてしまいますが、ギリシア神話の神ということもあり、少しだけ知的に見えます。文章の中に一つカタカナの言葉を混ぜるだけでキャッチコピーのインパクトが大きく変わるのです。
女性雑誌も負けてはいない
メンズナックルのキャッチコピーは紹介した通り、常識を破り、破壊力の強いキャッチコピーばかりでした。しかしキャッチコピーが凄いのはメンズナックルだけではありません。それどころか、男性誌だけではないのです。
女性誌もメンズナックルに負けず劣らずのキャッチコピーを掲載しています。男性と違って、女性誌の方があまり恥ずかしいキャッチコピーは書けないイメージがありますが、実は知らないだけで、面白いキャッチコピーがあるのです。
女性誌もメンズナックルに負けず劣らずのキャッチコピーを掲載しています。男性と違って、女性誌の方があまり恥ずかしいキャッチコピーは書けないイメージがありますが、実は知らないだけで、面白いキャッチコピーがあるのです。
コンサティブの意味とは?コンサバティブな人の特徴とファッション! - POUCHS(ポーチス)
コンサバ系ファッションなど、女性誌で良く見かける「コンサバ」という言葉。元々の言葉の意味をきちんと理解していますか?今回はコンサバティブな人の特徴5選をご紹介します。また、コンサバ系女子はモテるという言葉の真相も探ってみましょう!
砦OLはお仕事ブルゾンでいく!(AneCan)
via pixabay.com
OLが仕事にブルゾンで行くというだけでもインパクトがあります。それだけ自由な服装をして仕事に行けるのですから、スペックの高さがあることに確実でしょう。しかしそれだけではありません。
重要なのは「砦OL」の部分です。そもそも「砦OL」というのがどういうOLなのか不明です。茨城県の「取手」ではなく間違いなく「砦」です。どういうOLを指しているのか、そしてどんな服装をしているのか想像が膨らむキャッチコピーになっています。
重要なのは「砦OL」の部分です。そもそも「砦OL」というのがどういうOLなのか不明です。茨城県の「取手」ではなく間違いなく「砦」です。どういうOLを指しているのか、そしてどんな服装をしているのか想像が膨らむキャッチコピーになっています。
私たち、ピンクとともに生きていく!(AneCan)
via pixabay.com
キャッチコピーを見ただけでとにかくピンクの服装やピンクのバッグを持っているのがイメージできます。ピンクの服や小物は可愛く人気があるので、女性の目もひくキャッチコピーです。
ただ「生きていく」まで記載されているので、ワンポイントとしてピンクが入っているわけではないでしょう。それ程までのインパクトのあるピンク色なのか、ピンクの面積が大きいのか、「ピンク」というワードの破壊力が全面に出ているキャッチコピーです。
ただ「生きていく」まで記載されているので、ワンポイントとしてピンクが入っているわけではないでしょう。それ程までのインパクトのあるピンク色なのか、ピンクの面積が大きいのか、「ピンク」というワードの破壊力が全面に出ているキャッチコピーです。
服だって「糖質オフ」の時代です!(AneCan)
via pixabay.com
見事に女性心理を捉えているキャッチコピーです。女性はダイエットワードに弱いので「糖質オフ」というワードが目に入れば、ついつい見てしまうでしょう。どんな服装をしているのかは想像しにくいですが、とにかく目をひくキャッチコピーになっています。
そもそも雑誌は見る人の目をひかなければいけません。「糖質オフ」というパワーワードは、目をひくという雑誌にとっての重要な部分を担っています。キャッチコピーにひかれてそのファッションを真似するようになれば、このキャッチコピーは大成功と言えるでしょう。
そもそも雑誌は見る人の目をひかなければいけません。「糖質オフ」というパワーワードは、目をひくという雑誌にとっての重要な部分を担っています。キャッチコピーにひかれてそのファッションを真似するようになれば、このキャッチコピーは大成功と言えるでしょう。
今の自分のままでモテたい(CanCan)
via pixabay.com
一見自意識過剰のような、ナルシストのような言葉ですが、こちらも女性誌らしいキャッチコピーです。類似した言葉でよく見かけるキャッチコピーは「素のままの自分」などがあります。しかしその言葉ではありきたりです。
そこでたどり着いたのがこの「今の自分のままでモテたい」ではないでしょうか。素のままの自分でいることを肯定し、それでもモテてはいたいという本音を見せています。シンプルな言葉ですが、かなり練られている言葉です。
そこでたどり着いたのがこの「今の自分のままでモテたい」ではないでしょうか。素のままの自分でいることを肯定し、それでもモテてはいたいという本音を見せています。シンプルな言葉ですが、かなり練られている言葉です。
母さん、夏の終わりに豹になる(VERY)
via pixabay.com
このキャッチコピーはメンズナックルにも勝る面白系キャッチコピーです。きっとヒョウ柄の服を着ているというのはイメージできますが、「母さん」と冒頭に入っているだけで一気に面白くなっています。
「豹」もかなりのパワーワードです。きっと服装の中でも豹柄のアイテムが物凄く目立っているのでしょう。このインパクトの強さはメンズナックルにも勝る程です。女性誌でもこれだけのキャッチコピーをつけてくれることがあります。
「豹」もかなりのパワーワードです。きっと服装の中でも豹柄のアイテムが物凄く目立っているのでしょう。このインパクトの強さはメンズナックルにも勝る程です。女性誌でもこれだけのキャッチコピーをつけてくれることがあります。
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