2019年7月14日 更新

据え膳食わぬは男の恥とは?意味や使い方と今の男性におすすめの行動

今や同意のない性行為は犯罪だという認識が広まりつつある中、チャンスがあれば女性に手を出すことをよしとする「据え膳くわぬは男の恥」という考え方は時代遅れになってきています。この記事では据え膳くわぬは男の恥の意味や現代的な位置づけについてもご紹介しています。

目次

誰かれかまわず手を出すのは、絶対に避けねばなりません。女性は往々にして平和主義であり、男性との関係がこじれたり気まずい関係になることを恐れて、嫌だと思っていてもはっきりと拒絶をすることが難しい場合もあります。

女性がやんわりとした拒絶をしたり抵抗をしていたにも関わらず、それを十分に理解しないまま、あるいは「嫌よ嫌よも好きのうち」と都合のいい解釈をして女性に手を出してしまったのならば、それは立派なセクハラであり性犯罪でもあります。

また、手当たり次第周囲の女性に手を出すと、その中には彼氏や夫がいる女性が含まれていることもあります。この場合、女性のパートナーとトラブルになったり、場合によっては訴えられるリスクもあるのです。

よくある男性の勘違い

Model Lenses Bad - Free photo on Pixabay (480271)

据え膳食わぬは男の恥という言葉を素直に信じ込み、女性に手を出してしまうとセクハラや性犯罪を犯してしまうこともあり得るでしょう。

多くの女性は、生理的に無理な男性からアプローチされたとしても、あからさまに拒絶をしたりすることはせず、やんわりと優しく断る傾向にあります。

男性はそのような女性の配慮を察することができず、「嫌よ嫌よも好きのうち」と自分に都合のよい解釈をして、さらに強引に迫っては女性に害を与えているのです。

ここからは男性によくある勘違いをご紹介していきますので、男性の皆さんはぜひ反面教師としてご覧になってください。

家に来るor呼ばれたらOK

Couch Furnitures Indoors Interior - Free photo on Pixabay (480272)

「家に来る、あるいは彼女の自宅に招待されたならば性的関係をもってよい」というのは、勘違いであることを知っておきましょう。

もちろん、お家デートをすることで男性をそれとなく誘っている女性も存在するのは事実です。ですが、全くそのつもりがなく、ただ単に家でデートをしたいと思っている女性が多く存在することも忘れてはなりません。

「家に来たんだから迫ってもいいはず」と思い込み、女性の意志を確認せずに強引に関係を持とうとすれば、場合によっては犯罪にもなりかねないので要注意です。

ボディタッチが多ければOK

Couple Hands Holding - Free photo on Pixabay (480273)

ボディタッチの多い女性ならば手を出していいというのも、男性にありがちな勘違いのひとつとして挙げられるでしょう。確かにボディタッチを通じて男性を誘いたいと考えている女性がいるのも事実ですが、何も考えずにボディタッチをしている女性もいます。

男性に好意があってボディタッチをしている女性であっても、性的な関係を持ちたいとまでは考えていないことも往々にしてあるでしょう。

また、そもそも男として全く意識していないから、こそ軽々しくボディタッチをしてしまうという女性もいるのです。

露出の多い服装をしていたらOK

Beauty Woman Portrait - Free photo on Pixabay (480274)

男性がよく勘違いしがちなのが、露出の多い服装をしていたら手を出してもよいということです。これは、全くの間違いであることを理解すべきでしょう。

女性のファッションやヘアメイクを、男性のためのものであると勘違いするのはとんでもないことです。女性のほとんどは、自分のために着飾っているのであって、男性のために着飾っているわけではありません。

露出の多い服装をしているのは男性を誘惑したいからではなく、ただ単にそのような服装をおしゃれだと思っているだけなのです。

無防備な姿を見せたらOK

Girl Sleep Female - Free photo on Pixabay (480275)

無防備な姿を見せているのは手を出されたいという女性のサインであるというのも、男性がしがちな勘違いの一つに含まれるでしょう。

無防備な姿を見せるということは、多くの女性にとって、男性と性的な関係を持ちたいということを全く意味しません。むしろ、相手の男性を全く「男」として意識していないからこそ変に警戒する必要がなく、結果として無防備な姿を見せているというパターンも多いのです。

自分の前で酔っぱらったり眠ったからと言って、それを「OK」のサインと勘違いして女性の意志も確認せずに手を出せば、性犯罪になってしまうこともあり得ます。

据え膳食わぬは男の恥は通用しない時代

Stop Shy Cover - Free photo on Pixabay (480276)

今回は据え膳食わぬは男の恥という言葉の由来や類語に加えて、それに対する肯定的・否定的な意見についてご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。

繰り返しにはなりますが、据え膳食わぬは男の恥という考え方はもはや時代遅れであることを忘れてはいけません。もちろん、パートナーがおらず、女性から明らかに誘惑されているのならばそれに乗っかるのは問題はありません。

ですが、女性に勝手に性欲を押し付けてそれを正当化するために「据え膳食わぬは男の恥」という考えを持ち出すのは、とても卑劣な行為です。

女性から本当に誘われているのか、自分の勝手な勘違いではないのかをよく見極める目を養うことが必要だと言えるでしょう。欲を抑えて誠実な振る舞いができるようになってこそ、現代が求める「男らしい男性」になれるのではないでしょうか。

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