2022年7月3日 更新

反戦の意思を表明しよう!「no war」の使い方を徹底解説!

最近では特に、ロシアのウクライナへの侵攻を受け、国際情勢や世界平和に興味や関心を持つ人も増えています。そういう人たちの中には「no war」という言葉を見つけ、意味や使い方が気になる人もいるのではないでしょうか。意味や使い方を解説していきます。

国際社会で注目されている「no war」とは?

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現在、日本だけではなく世界中で「no war」という言葉は注目を集めています。ロシアのウクライナ侵攻に限らず、今もまだ世界の各地では戦争が起き、それに苦しむ人たちも決して少なくはありません。そんな国際情勢の中で、「no war」という意思を表明することは非常に重要です。一人一人は小さな声でも、たくさんの人が声をあげることで大きな力になることもあるでしょう。

では、「no war」とはどういう意味なのでしょうか。昨今のご時世も含めて、ウクライナ語やロシア語での表現方法も一緒にチェックしていきましょう。

「no war」の読み方と意味は?

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「no war」は簡単な単語だけで構成された言葉です。だからこそ文脈から意味を推測することができないので、訳し方に困ってしまう人も多いのではないでしょうか。しかし、「no war」の意味は、深く考える必要はありません。そのまま直訳で「戦争反対」という意味になります。

また、読み方はカタカナで表記すると「ノー ワァー」となっています。たとえば口頭で戦争反対という意味の言葉を伝えたい時には「ノー ワァー!」ということで自分の意思を示すことができるでしょう。

「no war in the future」はどういう意味?

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「no war」という言葉を調べていると「no war in the future」という言葉を目にすることもあるでしょう。これは単体の「no war」よりも少し複雑な文章に見えますが、難しい意味ではありません。直訳すると「未来に戦争はない」という意味になります。他にも「戦争のない未来」という意味で使われることもあります。

日本のアイドルグループ、日向坂46(けやき坂46)が2018年に「NO WAR in the future」という曲をリリースしています。歌詞を見ると、戦争のない平和な未来を望む歌であることが分かるでしょう。

「no war」のウクライナ語・ロシア語の表現方法は?

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現在では、ウクライナとロシアの情勢を気にする人も多いでしょう。そこで「no war」をそれぞれの言葉で表記する方法が気になる人も多いのではないでしょうか。ウクライナ語で「no war」という意思を表明するためには「Противійни」という表記が使われます。また、ロシア語の場合は「Нет войне」という表記で戦争に反対する意思を表明することができます。

日本に住んでいる場合はなかなか使う機会がないかもしれませんが、自分の反戦の意思を表明したい時には、これらの表記を使ってみるのも良いのではないでしょうか。

「no war」の使い方は?どういう時に使う人が多いの?

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「no war」あるいは「no war in the future」が反戦の意思を表明したい時に使われる言葉だということは、ここまでの説明で分かっていただけたかと思います。しかしながら、日本は昔から自分の意思を表明することに消極的な人が多いと言われています。そのため「反戦の意思表示をしたいけど、どういう場所ですれば良いのか分からない」という人も少なくはないのではないでしょうか。

そこで、ここでは「no war」という言葉を使う主な場所を3つ紹介していきます。「意思表示をする場所を知りたい!」という人は、ぜひチェックしてみてください。

SNSで

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最近では、反戦に限らず自分の意思を表現する場として、SNSが最も身近で手軽な場所だと言われています。最近では女性にヒールを穿くことを強制することに対する反対運動として「Ku Too」というハッシュタグが流行ったことも記憶に新しいのではないでしょうか。また、セクハラなどをSNSで告発する人もいますよね。

そのように、SNSでは個人の意思表明も活発に行われています。そのためハッシュタグなどを使って「#nowar」と投稿するだけで、自分の意見を話せるでしょう。同じ意見を持つ人や同じ問題に関心を持つ人と意見交換ができるかもしれません。他にも、プロフィール欄や名前欄に「no war」と書くことで意思表明をする人も多いと言われています。

デモや集会で

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デモや集会というと拒否反応を示す日本人が多いと言われていますが、SNSよりも多くの人に自分の意思を伝えたいのであれば、デモや集会に参加してその様子をSNSで拡散するのもおすすめだと言われています。特に、ロシアによるウクライナへの侵攻が始まってからは、反戦集会やデモが開かれることも多いため、「no war」を使う機会も多いでしょう。

自分でデモや集会を主催するのは、それなりの参加経験や事前の警察などへの届け出、そして人が集まるような広報活動など、色々な手間がかかります。今までそういったものに参加したことがないという人は、一度誰かが主催するデモや集会に参加してみるのも良いかもしれません。

テレビなどで

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テレビなどで「no war」と表明をすることで、SNSを使わない人や集会の情報を得られない人たちにも意思表明ができるでしょう。実際、「no war」という意思表示をテレビで行った人もいます。

ロシアの国営テレビのアナウンサーであったマリーナ・オフシャンニコワさんは、ロシアによるウクライナ侵攻が始まった直後の2022年3月14日に、生放送の番組で自分自身の反戦の意思を表明しました。彼女の持つポスターには、英語とロシア語混じりで「戦争をやめて。プロパガンダを信じないで。あなたは騙されている。戦争に反対するロシア人より」と書かれていたと言われています。
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ロシアは日本のように言論の自由が認められていません。実際、ウクライナ侵攻後もプロパガンダ(=思想誘導)によって、国民たちに「戦争はウクライナを開放するために必要なもの」という意識を植え付けるような報道がされていると言われています。そんな中、国営放送のアナウンサーが戦争反対の意思表示をするのは、非常に勇気が必要だったことでしょう。

ちなみに、こうしたプロパガンダは諸外国に限った話ではなく、第二次世界大戦当時の日本でも行われていました。当時の隣組などの体制を考えてみれば、マリーナさんの行動がどれほど勇敢なものなのか想像できるのではないでしょうか。

「no war」を主張するメリット・デメリットがあるって本当?

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戦争によって傷つく人のことを考えると、戦争は決して良いことではありません。どういう手段であれ、自分自身の「no war」という意思表示をするのは良いことでしょう。ですが、それによってメリットだけではなくデメリットも起きる可能性があります。それらを両方見ていきましょう。

まず、「no war」という意思表示をすることで、以下のようなメリットがあると考えられるでしょう。
・周りの人に自分の意見を伝えられる
・国際問題に興味がない人が興味を持つきっかけになる
・実際に戦争に苦しむ人の精神的な支えになる
・政策などにも影響を与える可能性がある
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