2022年4月4日 更新

神絵師の称号”神絵師時計"とは?企業のマーケティング戦略と手に入れる方法

神絵師だけが貰えると噂されている神絵師時計。時計を身に着けたキャラクターがTwitter上に多数掲載され「どうやったら貰えるの?」と疑問を感じている絵師も多いことでしょう。そもそもSNSで話題になっている”神絵師時計”の本当の意味を知らない人も多いかもしれませんね。神絵師の称号としても広まりつつある”神絵師時計”を貰う条件、発行企業等を詳しく解説していきましょう!

神絵師時計とは

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TwitterやInstagramなどのSNSで話題になっている神絵師時計。神絵師がイラストを書いた時計?神絵師が販売する時計?どちらも違います。まずは、話題の神絵師時計の正しい意味について解説していきましょう。

時計企業のマーケティング

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神絵師時計とは、神絵師に時計が配られるマーケティング方法の1つです。時計を製造・販売する企業が絵師を選び、自社製品である時計を無料で提供します。無料で提供する変わりに、絵師は自身のキャラクターに貰った時計を身に着けさせたイラストを作成。

その後、作成したイラストを自身のSNSで発信します。依頼する企業の目的は、商品の周知と購買行動の促しです。お気に入りの絵師が紹介する商品を「購入したい」と思ったり「実際に購入した」ことのある人も多いことでしょう。

こうしたマーケティング効果を期待して、時計を製造・販売する企業は、商品を無料提供します。

なぜ絵師なのか

なぜ時計を製造・販売する企業は、絵師をマーケティングに組み込むのでしょうか。その理由は、いくつかあります。1つ目の理由は、フォロワー数が多いためです。有名絵師ともなると、フォロワー数が100万人を超えていることも珍しくありません。

影響を与えられる消費者の数が多いことから、企業は絵師にマーケティングを依頼するのです。2つ目の理由は、若年層の取り込みです。X・Y世代と呼ばれる1965~2000年前後に生まれた世代は、腕時計を持つことが一般的でした。

X・Y世代の場合、現代のように1人1台携帯電話を持つことが当たり前ではなかったため、時間を把握するためには腕時計が必至だったのです。その名残から、現在も携帯電話とは別に腕時計を身に着けています。
一方若年層であるZ世代は、幼少期から携帯電話が身近な存在でした。時間を確認する時、時計を見るよりも携帯電話で確認する週間が身についているのです。つまり、若者の腕時計離れを防ぐため、若年層人気の高い絵師をマーケティングのターゲットにしました。

3つ目の理由は、インパクトです。実際に存在するモデルが腕時計を着けている写真・動画は、巷に溢れています。広告として、ありきたり過ぎるのです。人々の注目を集め、商品に興味を持ってもらうためには広告のインパクトが必要ですね。

そこで実際には存在しないイラストと、実際に存在する時計をコラボさせ、広告全体のインパクトを狙うため絵師に依頼すると考えられます。他にも、事務所等に所属していない絵師などのインフルエンサーは、採用コストが低く抑えられるなど理由が考えられるでしょう。

なぜ神絵師時計と呼ばれるのか

神絵師時計と呼ばれる時計のマーケティング依頼は、イラストレーターなら誰でも依頼されるわけではありません。限られた絵師にのみDM等で依頼があり、マーケティングに参加できるのです。

限られた絵師の中には、カリスマ的人気を誇る絵師、フォロワー数が多い絵師が含まれています。そのため、限られた絵師=神絵師となり、神絵師だけが貰える時計として”神絵師時計”と呼ばれるようになりました。

神絵師時計を貰う条件

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神絵師時計は、神絵師だから貰える時計ではありません。神絵師時計を貰っている絵師は、いずれも魅力的なイラストを作成しています。しかし、どこかの企業に神絵師と認定されたから時計を貰っているわけではありません。

それぞれの時計販売・製造企業が独自のルールで選定した絵師に、時計を提供しているだけなんです。それでは、どんな絵師なら神絵師時計を貰うことができるのでしょうか。ここからは、神絵師時計を貰う条件について解説していきます。

SNSを使っている

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まず第一の条件は、SNSを使用していること。TwitterやInstagram、YouTubeなど日本で普及しているSNSであればどれでも構いません。理由は、マーケティング内容がSNSを使ったものだからです。

神絵師時計のマーケティングは、地上波メディアやネット番組等でCM動画を流すわけではありません。全てSNSを使ったマーケティングなので、SNSを使っていることが第一条件なのです。また、採用行為もSNS上で行われます。

会社間で契約書を取り交わすわけではなく、SNS上でコンタクトを取り合い合意したのちマーケティングに移行するのです。そのため、SNSを利用していない絵師とはコンタクトの取りようがありませんね。神絵師時計を貰いたいのにSNSを活用していない人は、まずアカウントの解説から始めましょう。

フォロワー1万人以上

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時計販売・製造企業各社、明確な数字は明確にしていませんが、神絵師時計を貰うためには最低1万人のフォロワーを抱えている必要があります。神絵師時計に関するマーケティングには、SNSが大きく関わってきます。

マーケティングを依頼するのも、広告としてイラストを掲載するのもSNS上です。そのため、採用基準にはSNSのフォロワーが関係しています。企業側はより多くの消費者に自社製品を「知ってもらいたい」「購入してもらいたい」と考えているので、当然フォロワーが多ければ多いほど魅力的な人材と認識するのです。

ですから、よりフォロワーが多い人材に企業は時計マーケティングを依頼します。結果、時計マーケティングを行っている絵師はフォロワー数が多い神絵師となるのです。

エロ・グロもOK

神絵師時計マーケティングの特徴は、イラストの特徴がエロ・グロでも問題ないところです。過激な描写を描く絵師だったとしても、フォロワー数が多いなど影響力が高いと、マーケティング依頼が来ます。時計は広く一般的に普及した商品であり、老若男女問わずマーケティング対象です。
そのため、思想や言動に幅広く配慮した広告内容になると予想できますね。性的・過激描写を排除し、当たり障りのない穏やかな広告になってもおかしくありません。しかし神絵師時計マーケティングには、過激描写を特徴とする絵師も採用されています。

その理由は、マーケティング対象をあえて絞り込んでいるから。時計離れが目立つ若年層に絞り込み、効果的な内容を効果的な媒体で発信しているのです。ですから、エロ・グロ描写を得意とする絵師にも、神絵師時計のマーケティング依頼が届きます。

絵師限定ではない

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