2022年7月3日 更新

ネットでよく見る「アウロリ」の意味や使い方は?

「アウロリ」という言葉を聞いたことはあるでしょうか。あまりネットを使わない人、スラングに詳しくない人は、「アウロリ」という言葉を聞いても意味が分からない人も多いでしょう。そこで「アウロリ」の意味や、その言葉を使うメリット・デメリットなどを解説していきます。

「アウロリが好き」ってどういう意味の言葉?

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SNSなどを見ていると「やっぱりアウロリが良いよな」とか「バレないようにアウロリを保存しておきたい」なんて言葉を見かけることもあるでしょう。その「アウロリ」という言葉、意味が分かる人はそれほど多くないのではないでしょうか。不思議な響きなので「英語とかの外国語かな?」なんて感じる人もいるかもしれません。

そこで、ここではまず、「アウロリ」という言葉の意味や使いやすい状況、そして「アウロリ」という言葉が生まれた経緯について紹介していきます。

「アウロリ」の意味とは?

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「アウロリ」という文字列だけを見ていると、意味が分からないと感じる人も多いでしょう。実は「アウロリ」は「合ロリ」という言葉がもとになったネットスラングだと言われています。「合」が「アウ」と読むことから、「アウロリ」という言葉が生まれました。

この「合ロリ」は「合法ロリ」という言葉をさらに略した言葉です。「合法ロリ」とは、見た目は子どものように見えるのに、実年齢が18歳以上(あるいは20歳以上)である女性のことを意味します。すなわち、違法性のないロリータだと解釈することができるでしょう。

「アウロリ」はどういう状況で使う言葉?

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「アウロリ」とは「見た目が幼女なのに、実年齢は18歳あるいは20歳以上」である女性を意味する言葉です。とはいえ、「高校生くらいに見える」成人女性ならいるかもしれませんが、どんなに幼い顔立ちの人でも体格などの差があるため、養女に見える成人女性がいるはずはないことは分かるでしょう。

そのため、基本的に「アウロリ」という言葉が使われるのは漫画などのキャラクターに向けられることが多いようです。二次元のキャラクターに対して「これはまさにアウロリ」のような使い方をする人が多いと言われています。

どうして「アウロリ」という言葉が生まれたの?

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「アウロリ」という言葉が使われるのは、基本的に二次元のキャラクターが対象です。一般的に、二次元のキャラクターであれば、どのような描写をしても刑罰によって処罰されることはないため、そもそも「アウロリ」という概念自体要らないと考える人もいるのではないでしょうか。

ですが、明らかに未成年のキャラクターが飲酒や喫煙をしていたり、性行為をしていると良心が咎める人も多いと言われています。そういう人たちが「この子は本当は成人してるから!」と納得するために「アウロリ」という言葉が生まれたと言われています。

また、一部では童顔の芸能人に対して「この人もアウロリ」という言い方をする人もいますが、当然ながら本当に幼女に見えているわけではありません。「年齢よりも若く見える」をスラング的な表現で表した言葉だと解釈して良いでしょう。

「アウロリ」はどんな人?「アウロリ」が好きな人の特徴も解説!

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既に「アウロリ」の意味や、「アウロリ」という言葉が生まれた機嫌については解説していますが、ここではもう少し掘り下げていきましょう。実際に「アウロリ」扱いされる人にはどのような人がいるのでしょうか。また、どのような人が「アウロリ」という存在を求めるのでしょうか。

これから「アウロリ」についての理解を深めたい方、または「アウロリ」の具体的な例を知りたい方は、ぜひこちらの項目もチェックしてみてください。

「アウロリ」だと言われるのはどんな人?

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「アウロリ」と言われる漫画のキャラクターは、非常に多く存在しています。たとえば有名なところでは、「ハンターハンター」の「ビスケ」というキャラクターは、自身の能力でロリータのような外見をしていることから、まさに「アウロリ」の具体例だと言われることも多いでしょう。

また、芸能人の場合は、女優の安達祐実さんや声優の竹達彩奈さんが「アウロリ」扱いされることも多いようです。ただし、こちらのケースは当然ながらネタのような言い方です。また、「アウロリ」自体が褒め言葉ではなく、どちらかというと失礼な言葉にあたるので、ご本人はもちろんファンの前でも使わない方が良い言葉です。

「アウロリ」を求める人の特徴は?

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では、「アウロリ」を求めるのはどういう人が多いのでしょうか。「合法」という注釈をつけてまで「ロリ」を求めるので、当然ながら大半はいわゆるロリコンの人たちです。「幼女が好きで幼女をお酒が飲みたい」あるいは「幼女と性行為がしたい」という欲求を持った人が、二次元で「アウロリ」を求めるのです。

もちろん、こういう人たちは「実際に子どもと飲酒をするのは許されない」や「児童ポルノ法に抵触することはしたくない」という自制心を持っている人がほとんどです。「アウロリ」という言葉を使っているからといって、変態扱いすることは絶対にやめましょう。

「アウロリ」という言葉を使うメリット・デメリットは?

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「アウロリ」という言葉は確かに特殊な言葉ではあるものの、ネットスラングであるということを考えると、それほど特殊な性癖とも言えないでしょう。「アウロリ」を使っているだけで良い・悪いという判断をすることはできません。

では、なぜ「アウロリ」という言葉を使う人が多いのでしょうか。また、もしあまり意味を理解しないままに「アウロリ」という言葉を使うと、どのようなデメリットがあるのでしょうか。「アウロリ」という言葉を使うメリットとデメリットの両方を考えていきましょう。

【メリット】罪悪感を減らせる

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いくら「合法」とはいえ、やはり幼女に対して自分の欲求を向けることに対して罪悪感がある人は多いでしょう。特に二次元の場合、「成人しているという設定」という注釈さえつけておけば、キャラクターの精神年齢や身体的な発達が幼女と全く同じであっても、「アウロリ」と呼ぶことができます。

そんな時「成人に見える幼女」という言葉を使わずに「アウロリ」というスラングを使うことで、幼女に対して欲求を向けているという罪悪感を軽減することができるのです。理性的だからこそ、「アウロリ」という言葉が生まれたといっても過言ではないでしょう。

【メリット】仲間意識を持ちやすい

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「他の人には伝わらない自分たちの言葉」を使うことで、仲間意識を高める効果が期待できます。たとえば、子どもたちが自分たちだけに通じる合言葉や暗号を使いたがるのも、それが目的だと言っても良いでしょう。

「アウロリ」も同じで、その言葉を知っていることで「同じように幼女を求めている仲間」という仲間意識を持つことができます。罪悪感を抱きがちな幼女趣味だからこそ、そのように同好の士と仲間意識を持つことが余計に重要になるのかもしれません。

さらに、一見しただけでは意味が分かりづらいスラングであることから、SNSでも堂々と「アウロリ」という言葉を使えるというのも、メリットの一つだと言えるでしょう。

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