2019年7月18日 更新

パラフィリア障害の原因とは?簡易診断と治療法についても

パラフィリア障害をご存知ですか。パラフィリア障害は、とても特殊な障害ですが、ある意味、誰もが持っているかも知れ無い障害なのです。まずは、パラフィリア障害についてしっかりと理解を深め、もしその疑いがあるのなら正しい治療方法を取り入れてみましょう。

パラフィリア障害の原因は、どういったところになるのでしょうか。こうした性障害を持ってしまう理由はさまざまですが、重要なことはもし自分がパラフィリア障害になったときに、何が原因でそういった性欲を持ってしまったのかを突き止めることです。

もし、パラフィリア障害を克服したいという考えを持っているのであれば、なぜパラフィリア障害になったのか、その理由について突き止めておきましょう。原因を突き止めることができれば、自分に合った改善策を取り入れることができるようになります。

薬の影響

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実はパラフィリア障害は、薬による影響から発症してしまうことがあるのです。薬の影響、つまりは副作用によってパラフィリア障害になってしまうことがあるのです。

薬の副作用はさまざまですが、中には成長を止めてしまうような副作用や、考え方や感じ方が一般的な人とは違うようになってしまう副作用もあるのです。こうした薬による影響により、パラフィリア障害になってしまった人は、意外にたくさんいます。

薬による場合は、治療により克服できる可能性があります。

脳疾患

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また、脳疾患によりパラフィリア障害になってしまうこともあります。これは、先程の薬の副作用と違い部分がありますが、脳の発達不足や脳へ強い衝撃が加わってしまうことで、一般的な人とは違う考え方や感じ方が備わってしまうのです。

幼稚な考え方がそのまま残ってしまったり、性に対する考え方が他の人よりも極端に偏っているなど、脳疾患を抱えている人は一般的人には理解できない特徴が現れてしまうことが多いのです。脳疾患による原因の場合には、改善は少し難しいとされています。

生活環境

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生活環境によってこうした症状が現れることもあります。実は、この生活環境によって起こるパラフィリア障害は、とても多いのです。

小さなことから養われた生活環境によって、特殊な性欲が芽生えてしまった場合には、なかなか解消させることができません。親の教育や、持っていたおもちゃなどによって出来上がっていく性格なので、改善をするにはとても多くの時間がかかってしまいます。

生活環境によって作り上げられた性格などは、その人の根底の性格を作り上げてしまうのです。そのため、生活環境で出来上がったパラフィリア障害は、完治させにくいという特徴もあるのです。

それでも時間をかけて克服していけば、きっと改善できます。

求愛障害

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求愛障害も、パラフィリア障害の一つとされています。求愛障害は、愛情を極端に欲してしまう障害です。

自分の愛情や相手からの愛情無しでは生きていけないと考えてしまう面があり、そうした考え方が一般的な人では理解ができないような性癖になってしまうのです。しかし、求愛障害は決して珍しい障害ではありません。

愛されたい、愛したいという感情は至って当たり前の考え方であり、求愛障害の人は、確かに極端な面がありますが、理解できなくもない考え方なのです。しかし、こうした求愛障害が過度になっていけば、多くの人は受け入れることはできなくなります。

そうなってしまわないように、こうした障害があると認識できればすぐに改善を行うように心がけましょう。

精神的なもの

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パラフィリア障害は、精神的なものという見解もあります。精神的なものと言えば、さまざまなことがイメージできるかもしれませんが、中でも最も多い原因は強いストレスです。  

強いストレスを繰り返し受けてしまうことで、パラフィリア障害になりやすいのです。強いストレスは、自分自身のもともとの性格を変えてしまうだけではなく、根本的な考え方をも変えてしまいます。

強いストレスを繰り返し受けてしまうことで、一般的な人には理解できないような性癖を持ってしまうことは十分考えられます。しかし、これはあくまでも憶測です。

実は、パラフィリア障害のはっきりとした原因は特定されていないのです。

パラフィリア障害の簡易診断

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それでは、自分がパラフィリア障害になっているのかを診断してみましょう。パラフィリア障害は、とても多くの人がかかっている可能性が高いです。

自分では気が付かないうちに、重度のパラフィリア障害になっていることもありますので、事前に次にご紹介するパラフィリア障害の診断を行ってみましょう。あくまでも簡易的な診断ですが、次にご紹介する内容がたくさん当てはまるようであれば、パラフィリア障害になっている可能性が高まりますので、じっくりと確認して行きましょう。

性欲のコントロールができない

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まず、あなたは性欲に対して自分でコントロールができますか。多くの人は、自分で上手にコントロールをして生活をしているはずです。

しかし、パラフィリア障害の人は、自分でコントロールができないことが多いです。コントロールできないというのは、自分で自分を抑えることができないという意味です。

性欲のコントロールができなくなれば、他の人に迷惑をかけてしまうような行動に移る場合もあります。自分で自分を抑えることができるかどうかを考えてみましょう。

こうした性に関するコントロールが自分自身でできなくなるようであれば、パラフィリア障害にかかっている可能性が高くなります。性欲のコントロールがしっかりできているか、自問自答してみましょう。

性癖が異常

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そもそも自分は性癖が異常だと思いますか。性癖が異常に感じる場合は、間違いなくパラフィリア障害に陥っている可能性があります。
 
しかし、多くの人は、自分の性癖は普通だと思っているはずです。とくにおかしいことはない、むしろベーシックな性癖だと思っているのです。

こうした考え方の人の中にも、パラフィリア障害の人はたくさんいます。性癖が異常である場合には、なかなかこうしたチェックでははっきりとしないことがあるのです。

性的行為で相手が苦痛を覚える

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自分の性行為は、相手は喜んでくれていますか。もし、相手が苦痛だと感じているのであれば、それはパラフィリア障害に陥っている可能性があります。

性の快楽は人それぞれですが、人によっては相手が苦痛だと感じることを快楽として捉えることがあるのです。相手が苦痛だと感じていることが性の楽しみ方だと思ってしまえば、パラフィリア障害の可能性が高くなります。

パラフィリア障害の人は、こうした苦痛を与えることを一方的に迫ってくる傾向もあります。相手が嫌がっていることを性の快楽だと思ってしまえば、とても危険な状態です。

自分で性的行為に苦痛を感じる

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