2022年7月3日 更新

被写体モデルってなに?バイトとして利用できるの?

「モデル」や「読者モデル」という言葉なら聞いたことがあるという人も多いでしょう。しかし最近では、その2つとは別に「被写体モデル」という言葉もよく使われるようになっています。被写体モデルとはどのようなモデルなのか、誰でもバイトでできることなのか解説していきます。

実際に被写体モデルでトラブルになった事例はあるの?

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被写体モデルとして活動している中で「こんなことに困っている」や「こういう状況は嫌だ」と思っても、モデルのように事務所やマネージャーに相談することもなかなかできません。そのため、「これは自分は嫌だけど実はトラブルじゃないかもしれない」のように、不要な我慢をしてしまう被写体モデルも少なくはないでしょう。

では、実際に被写体モデルはどのようなトラブルに巻き込まれるケースが多いのでしょうか。悩んでいる被写体モデルや、今後被写体モデルとして活動したいと思っている人は参考にしてみてください。

無理やりデートをさせられた

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自分は被写体モデルとカメラマンとして会っているつもりだったのに、なぜか無理やりデートをされてしまうトラブルは非常に多いようです。たとえばカメラマンから「カフェで彼氏に向けるような笑顔を向ける写真が撮りたい」と言われると、それが下心のある依頼なのか、本心からの依頼なのか分からず断れないという人も多いのではないでしょうか。

他にも、明らかにデートスポットのような場所ばかりを指定され、あまり写真を撮られないことで「この人は、そもそもデートが目的だったんじゃないか」と思ってしまうこともあるようです。

報酬の額が約束と違った

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被写体モデルとして活動する時、LINEやSNSのダイレクトメッセージで「〇円払うから被写体モデルになって」のように連絡をし、それに合意をしてから日時などを決めることが多いでしょう。ただし、このやりとりには法的な拘束力がありません。

普通のアルバイトのように契約書を結ぶことをしないため「期待していたほどの実力ではなかった」のように、報酬額をごまかされてしまうケースも多いと言われています。ひどい場合には、全く支払われずに交通費の分だけ赤字になってしまうケースもあるようです。

個室に連れ込まれて怖い思いをした

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意図せず個室に連れ込まれてしまい、そこで暴行を受けそうになるなどの怖い思いをする被写体モデルも多いようです。何度か外で安全な撮影をしてから「PCを使っている写真を撮りたい」や「カラオケのような暗い場所での写真撮影に協力してほしい」と言われると、いつもの依頼の延長線だと考えて個室に入ってしまい、そこでトラブルになるケースもあるようです。

カメラマンから「ついてきたってことは同意したという証拠!」と強く言われると、まるで自分が悪いかのように思ってしまい、罪悪感から周りに相談できないケースも少なくはありません。

マッチングアプリなどに写真を使われた

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写真撮影に協力するために被写体モデルになったつもりが、無断でマッチングアプリなどに写真を使われてトラブルになるケースもあるようです。女性のカメラマンが撮影した写真を不正に利用することもあれば、カメラマンがアップした写真を第三者が不正に利用することもあります。やはり契約書を交わしていないケースが多いため、法的に争うことも難しくなるんだとか。

さらに、その写真を自分の恋人や友達に見られて「どうしてマッチングアプリを使っているのか」等と責められ、そこでトラブルが大きくなってしまうこともあります。

被写体モデルをする時は信頼できる人のモデルになろう!

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「実力のあるカメラマンになりたい」と思っている人たちにとって、強い味方になってくれるのが被写体モデルです。しかしながら、中には悪意のあるカメラマンの人や、写真を見る第三者も多く、被写体モデルとして活動していて怖い経験をする人も少なくはありません。もし被写体モデルになるのであれば、自分の友達など、信頼できる人に限った方が安全でしょう。

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