2022年4月4日 更新

韓国発の造語「tmi」の意味や使い方とは?

日本でも、昔は使われなかった造語がどんどん生まれて浸透していきます。それは日本だけではなく、他の国でも同じこと。特に中国や韓国のように近い国の造語は、日本に伝わってくるケースも多いでしょう。韓国で今流行しているtmiの意味や使い方を紹介します。

억텐

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日本でいう「空元気」を意味する造語が「억텐」です。「억지 텐션」の「억지」は強引という意味を持ち、「텐션」は「テンション」という意味を持ちます。そのため、억텐(オクテン)で「無理にテンションをあげている」という意味を持つのです。

落ち込んでいるのに、無理やり明るく振舞っている人に対して「억텐」ということが多いようです。動画などで使われることも多く、登場人物の心情を解説する時にも使われる造語です。

갑통알

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갑통알は元が「갑자기 통장보니 알바해야겠다」と、非常に長い言葉の省略語です。この갑통알(カブトンアル)は、そのまま日本語に訳すと「いきなり通帳を見たところバイトをしなければならない」という意味になります。

すなわち「ちょっと手持ちが少ないから働きたい」や「お金ないから遊びに行けない!」という意味で使われる造語です。友達からの誘いを角を立てずに断りたい時にも使いやすい造語でしょう。「갑통알」と短く答えることで、本当に金欠であるという深刻な雰囲気にならず、少し軽い調子で答えることもできます。

造語をマスターするとネイティブっぽく話せるかも!

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日本語でも、公式な場では造語を使わない方が良いとされていますが、非公式な場では造語を使う方がコミュニケーションがとりやすいことが多いでしょう。たとえば、友達と話していて「本当にそれの意味は理解できません」と言われるよりは「マジそれ意味不だし!」と言われる方が、相手と話しやすいと感じるのではないでしょうか。

韓国語に限らず、外国語でもそれは同じです。しっかりとした場で話す言葉と、友達同士のやりとりで使った方が良い造語を覚えて、ネイティブらしい話し方を身に着けていきましょう。

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