2020年5月3日 更新

旭川市科学館「サイパル」は見どころや楽しみ方!実験や工作もできる?

北海道・旭川市には旭川市科学館の「サイパル」があります。ここでは自然現象や宇宙などの不思議な現象の仕組みを学べるスポットとなっており、旭山動物園とセットで観光する人も多く訪れます。今回は旭川市科学館「サイパル」の見どころや楽しみ方を紹介します。

旭川市科学館「サイパル」の見どころや楽しみ方

@asahikawatcher on Instagram: “旭川市天文台と十勝岳連峰 2020.04.13撮影 旭川市天文台(小ドーム)・左端の襟首形がオプタテシケ山・ほぼ中央が美瑛富士・その右が美瑛岳・右端が十勝岳  #旭川市天文台#オプタテシケ山#美瑛富士#美瑛岳#十勝岳#十勝岳連峰 #旭川の自然#旭川から見える山…” (865704)

旭川駅から徒歩圏内に旭川市科学館「サイパル」があります。ここは地球や宇宙の自然現象の仕組みを科学的に学ぶことができるスポットで、観光にもおすすめです。

元々は1963年に常磐公園内に「旭川市青少年科学館」がオープンしていました。それが2015年に閉館し、同年に北彩都あさひかわ地区に新築移転したことで、「旭川市科学館 サイパル」が誕生しました。

今回は「旭川市科学館 サイパル」について見どころや楽しみ方を紹介します。

旭川市科学館の常設展示コーナー

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旭川市科学館には様々な見どころがありますが、1年を通して常に見ることができるのが常設展示です。

ただ展示を見るだけではなく、自身の体で体感できるものも多くあり帰る頃には自然とたくさんの知識が付いていることでしょう。対象年齢も6歳以上など幅広いので家族連れにも人気です。

ここでは常設展示コーナーである「地球コーナー」「北国コーナー」「宇宙コーナー」について、それぞれどのような展示が行われているのかを紹介します。

地球コーナー

dokokanojun on Instagram: “内臓パズル。#旭川市科学館サイパル #科学館#サイパル #内臓パズル” (865709)

地球コーナーは地震や雲などの自然現象、人体の仕組み、生命の誕生など身近で起こる不思議なことを楽しく学べます。地震はどうして起こるのか、火山はなぜ噴火するのか、雲はどのようにできるのかなど日ごろ疑問に思うことの仕組みを学ぶことができます。

疑似CTスキャンを使って体内の様子を観察できるなど、大人も楽しめる内容となっています。その他にも、生命の誕生など子供に聞かれてもしっかり説明できない事柄を図で分かりやすく解説してくれるので親にとっても助かることが多いです。

クイズのコーナーもあり、“勉強している”という感じがしなくてもしっかりと学べるコーナーです。

北国コーナー

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旭川をはじめとする北海道の自然現象に焦点をあてたのが「北国コーナー」です。北海道は日本列島の最北に位置しているため、他の都道府県では見られない自然現象も起こります。

なだれの仕組みや雪の結晶を見られるほか、マイナス30度の低温実験室ではダイヤモンドダストを実際に作ることができると人気です。

観光客にとって、出身地や居住地によっては雪自体が珍しいものであることも多いため、北海道の自然現象の仕組みを学べるのは興味深いでしょう。

宇宙コーナー

Ryouichi Yoshida on Instagram: “#旭川市 #旭川市科学館 #旭川市科学館サイパル #科学館 #サイパル #宇宙ゴマ #体験 #無重力状態 #宇宙飛行士 #訓練用装置 #大人も楽しい #ぐるんぐるん #ふらふら” (865712)

宇宙にはまだ解明されていない不思議なことがたくさんあります。分かっているのはほんの一部であり、まだ誰もたどり着いたことがない惑星もたくさんあると予想されています。広大な宇宙に夢を持っているのは子供に限りません。

そんな宇宙のことを学べるのが「宇宙コーナー」です。月面と地球の重力の違いを体感できる「ムーンジャンプ」や宇宙飛行士の訓練にも使用されている無重力空間を体感できる「宇宙ゴマ」は子供から大人まで人気の体験コーナーです。

他にも星の回転運動を体験できるコーナーや月の満ち欠けの仕組みを学べるコーナーなど、体験を通して宇宙に関する知識が深められます。

旭川市科学館の人気施設

KEN’s Instagram post: “破れない便箋と壊れないシャボン玉弱いけど小さいけど負けるとは限らないぜ#高橋ヨシオ#フルコート#シャボン玉#サイパル” (865711)

常設展示以外にも、旭川市科学館には多くの施設があり、見どころのひとつともなっています。ここではその中でも人気のある3つの施設を紹介します。

プラネタリウム

yoshie on Instagram: “今月は、月といろいろな衛星がテーマでした。月に行ったような錯覚になりました(ㆁωㆁ*)#プラネタリウム#月#サイパル” (865707)

旭川市科学館ではドイツのカールツァイス社製の最新プラネタリウム投影機を導入しています。ドームは直径18mにのぼり、見上げると星空が飛び込んでくると評判です。

客席は170席あり、中には障がい者と介護者が一緒に見られるペアシートや車いす専用のシートなど、ユニバーサルデザインで誰でも楽しめるように配慮されています。

プラネタリウムには6種類あり、一般番組・なかよしタイム(幼児番組)・ドームシアター・小学生向け学習番組・中学生向け学習番組・特別番組があります。

年齢に合わせた解説と動画内容となっており、星空の綺麗さだけではなく学べることがたくさんあります。

天文台

佐藤 康弘’s Instagram post: “サイパルの天文台✨天気が☁️で星は見えなかったけど、すごく大きい望遠鏡に感動😀#天文台 #科学館 #望遠鏡 #旭川 #サイパル” (865705)

旭川市科学館には天文台が2つあります。ドームは大小ありますが、それぞれに大型の天体望遠鏡が設置されており、昼間でも明るい星を見ることができます。小天文台はドームが直径5m、屈折望遠鏡は口径20cmです。

一方、大天文台は直径8m、口径65cmのカセグレン式反射望遠鏡を設置しています。観測デッキからは旭川を一望することができ、リフトもあるので車いすの方も気軽に利用できます。

午前9時半から午後5時までは昼間でも見える星や太陽の黒点の観察が行われており、雲のない晴天時のみ誰でも無料で観測できます。

ミュージアムショップ

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旭川市科学館の1階にあるミュージアムショップには、科学館関連のグッズや天文グッズ、オリジナルの商品などここでしか買えないものがたくさんあります。

北海道ならではのお土産ではありませんが、科学館に訪れたことを忘れないようにお土産を買って帰るのもいいでしょう。おにぎりやパンなどの軽食も購入できるので、見学中に小腹がすいた場合も心配ありません。

団体が利用している時は混雑してしまうので少し時間を空けて訪れた方がいいかもしれません。何も買わなくても見て周るだけで面白いものに出会えます。

ミュージアムショップで購入できるおすすめ商品

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先ほど人気施設のひとつとしてミュージアムショップを紹介しましたが、ここではミュージアムショップで購入できる商品を紹介します。

ここでしか買えないものも多いので、ぜひチェックしてみてください。

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