2019年4月23日 更新

塚本廉が経歴詐称!中卒ニートと自白するも本当は文京学院大学卒?

「東大卒」「17社起業」との謳い文句で講演や事業に引っ張りだこだった塚本廉。しかし、学歴詐称・事業活動無しといったショッキングなニュースが飛び込んできました!実は文京学院大学卒業であったり、中卒ニートなど他にも詐欺関連の余罪がありそう…詐欺罪での逮捕も?!

目次

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「東大卒業」「起業家」といった偽りの経歴を認めた後も、塚本廉は「中卒ニートである」と嘘の経歴を発表しました。「中卒ニート」といった嘘は、その後すぐに嘘であることが分かります。

しかし、短期間の間にバレた嘘にも関わらず、それらによっても少なからず影響を受けた人たちも存在しているのです。そして、こうした度重なる嘘によって、「さらに荒稼ぎするのでは」「反省していないのでは」といった意見も飛び交っています。

活躍する中卒ニートへの憧れと称賛

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「中卒ニート」といった経歴が嘘であるにもかかわらず、それらを信じようとしなかった人たちもいます。中卒ニートという低学歴にも関わらず、多くの講演会・セミナーを成功させあらゆる場面で活躍しているといった部分だけが注目されてしまったためです。

この嘘は、低学歴や低所得で悩んでいる人たちに、一種の希望のように映りました。中卒ニートで大活躍する塚本廉に憧れと称賛の声が多く集まったのです。これまで「東大卒」と偽っていたことも、「正直で気持ちがいい」「学歴など関係ない」といった援護の言葉も数多く寄せられました。

暴露後もカリスマは妄信される

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「中卒ニート」といった経歴も嘘であったことが、すぐに露見します。しかし、あらゆる嘘が発覚した現在でも、塚本廉はカリスマ的な存在として妄信され続けているのです。

その理由としては、学歴に関係なく人々を惹きつけた手腕や、実際にセミナーや講演会に参加し、声や演説を聞き、感化されたという理由になります。自身の生き方に少なからず影響を与えた人物であることから、「最後まで信じぬきたい」「さらなる大躍進を期待したい」といった発信も見られるのです。

話題性を生むための嘘の可能性が高い

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塚本廉は、東大卒というバレにくい嘘がバレた直後、なぜもっと露見しやすいであろう「中卒ニート」といった経歴詐称を行ったのでしょうか。「中卒ニート」といった嘘は、話題性を生むためのだけの嘘の可能性が高いと言われています。

つきとおすつもりは毛頭なく、全てが露見したのなら、さらに大きな話題性を手に入れ、自身に活用しようと試みた可能性があるのです。

少ない可能性としては、「中卒ニート」という弱者を演じ、炎上を鎮めようとした可能性も考えられますが、一部コミュニティで影響力を持っている人物であったことから、話題性を望んだ可能性が高いと言えるでしょう。

その他の事業家たちの反応

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塚本廉の経歴詐称問題は、これまで接点があった他の事業家たちにも大きな影響を与えています。関係のあった会社や、講習会を開催していた企業は、こぞってHP上に謝罪と、現在連絡が取れていない旨を発表しました。

今後もさらに多くの場所への影響が考えられる今回の経歴詐称問題ですが、ここでは、その他の事業家たちの反応についていくつかご紹介していきます。

喜多恒介@kosukekitabot

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大学院生として学びながら、「株式会社」「社団法人」「NPO法人」などを経営している喜多恒介氏は、自身のTwitterを更新し、塚本廉に触れています。各所で塚本廉と交流を持っていた間柄であり、今回の発覚によって喜多恒介氏にも数多くの問い合わせがあったからです。

Twitter上では、自身も強いショックを受けていること、塚本廉の嘘を信じ「東京大学卒業生である」と周囲に伝えてしまったことにたいして、深くお詫びしています。

事業家@Midnight_Tokyo

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今回の経歴詐称問題を明るみに出す立役者となった、Twitterアカウント「事業家」も、塚本廉の一連の騒動に触れています。

「学歴詐称」という事柄単体では、特定の誰かに迷惑をかける恐れはないが、今回の学歴詐称では多くの人々が嘘の内容に釣られ、金銭を失ったことは重い罪であるといった内容と、これらの騒動が「詐欺」の可能性が極めて高い事案であると発信しています。

また、「事業家」は非常に冷静に現状を分析し、塚本廉を起用していた企業などにたいして、クライアントやユーザーへの謝罪が必要であると発信しているのです。

本件に隠れた問題点

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塚本廉の経歴詐称問題は、詐欺罪に問われる可能性もあり、今後ますます大きな影響をもたらすと考えられます。Twitter上でも、塚本廉を責め立てるような内容が目立つようになりました。

しかし、今回の経歴詐称問題は、塚本廉という人物だけに問題があったのではありません。本件に隠された、現代のさまざまな問題点があるのです。最後に、この問題に隠された問題点について、ご紹介していきましょう。

不確かな情報が萬栄するネットの闇

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本件の問題点の一つは、不確かな情報が萬栄しているネット世界の闇です。多くの情報が得られる魅力的なネットという世界では、正しい情報と同じように真相が定かではない情報も萬栄しています。

それらを確かめもせず、鵜呑みにしてしまう人々が多すぎることから、今回の経歴詐称問題はここまで発覚が遅れたと言わざるを得ません。

塚本廉の本質は誰も見抜けなかったのか

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「東大へ入れるための勉強法」に関する書籍が多数販売されていたり、学歴を聞いただけで、その人の信頼度は格段に高くなる傾向があります。日本では学歴を尊重する風潮があり、「学歴」という事柄は信頼に値する何か特別なものを持っているということになります。

それなのに、塚本廉の本質は誰も見抜けませんでした。つまり、学歴によって「信頼できる」といった判断や、学歴が優れている=人としても優れているといった価値観は、なんら当てにならないということになります。

人の内面を尊重せず、外的要因や肩書きに囚われた判断をしてしまうのは、非常に危険な問題なのです。

なおも虚像を崇拝し続ける「意識高い系」

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