セックスレスは離婚の原因になり得る！レスといえる期間と慰謝料は？

上記でも触れましたが、「セックスレス」とは「特別な事情がないにもかかわらず、カップルの合意した性交あるいはセクシュアル・コンタクトが1ヶ月以上ないこと」を指します。

この「セクシュアル・コンタクト」の中には、キスやペッティングなども含まれます。
そう考えてみると、１ヶ月という期間が短く感じるか長く感じるかは、本当に人それぞれなのではないでしょうか。

ただ、１周間に１度では不満という人もいれば、数ヶ月に１度で充分という人もいるでしょう。
夫婦のどちらかがセックスをしていない事で不満や苦痛を感じていれば、期間の長さは関係なく「セックスレス」となります。

ですから例えセックスをしていなくても、お互いに不満等がなければ「セックスレス」にはならないのです。
あまり期間に囚われず、２人の関係を見つめ直す事も大切かもしれませんね。

セックスレスで離婚を考える人の心理

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結婚するよりも離婚することの方が難しいと、昔から言いますよね。
それは日本だけではないようですが、やはり一度神仏や親族・友人などに誓った結婚ですから、それを覆すとなると諸々の手続きなども大変だろう事は用意に想像できますよね。

それでも耐えきれずに離婚を考えるという事は、やはり余程の事なのですよね。
「セックスレス」で離婚を考えてしまう人は、どうしてそこまで追い詰められてしまうのか。

そうならない為にも要因を考えていきましょう。

このまま一生誰ともセックスできないのか…

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年齢にもよるのかもしれませんが、２０台３０代・・・４０台でも「このまま一生誰ともセックスできない」となったら！
恐怖ですよね。。。

お互い愛し合って結婚したはずなのに、むしろ「セックスレス」なんて他人事だと思っていたのにどうして！？
という方もいっらしゃるかもしれません。

もちろん体の不調で”したくてもできない”という方もいるでしょうが、「したくてもできない」と「しなくても良い」は違いますよね。

「セックス」はお互いの愛情を伝え合える行為の１つですよね。
ケンカしてても「セックス」で仲直りできてしまうなんてこともありますよね。

今のまま一生そういう機会が訪れないとしたら、「離婚」の二文字が頭をよぎっても仕方ないのではないでしょうか。

性欲を解消したい

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男性にばかり焦点が行きがちですが、女性にだって性欲は存在するのです！（当たり前ですね）
既婚者では、他の相手を見つける訳にもいかないのが悲しいところですね（まぁ、道を踏み外してしまう方も多々いらっしゃいますが）

男性であれば外で（いわゆる風俗ですね）発散する機会もあるでしょうが、女性にはなかなかそのような機会はありませんよね。

自分で処理すれば良いのでしょうけれど、それが続くと寂しさや虚しさでいっぱいになりますよね。
そうなった男女が婚外の恋愛に踏み出してしまうのを、悪いことではあるけれど、一概に責められないと思うのは筆者だけなのでしょうか。

求められない悲しさ

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「セックス」に限らず、例えば家族や仕事で自分を必要とされていないとなったら？
誰かに必要とされる・求められるというのは、実はとても幸せなことなのではないでしょうか。

夫婦の間で「セックス」を求められないままだと、自分に自身がなくなってきてしまいますよね。。。
それだけではなく、パートナーに他に好きな人でもできたのか！？と浮気を疑ってしまうかもしれません。

ともあれ、求められないということは、本当にとても辛いものです。
拒絶され続けていたら、自尊心なんてもう粉々になっていますよね。

一緒に住んでいるのに、ただの同居人か家政婦なのか？と、自問自答してしまっているかもしれません。

子どもが欲しい

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もともと子供好きだったり、周りの友達の出産ブームが重なってきたりすると、「セックスレス」ではそもそも子供ができない！！！と泣くに泣けないですよね。

聖母マリア様ではないのですから、何もしなかったら授からないのだと、夫側はきちんと理解できているのでしょうか？
そうでなくとも悲しいことに、女性には出産のリミットが存在しています。

５０歳過ぎても授かれる人なんて、本当に稀ですからね。
けれど、それだけの理由で離婚なんて。。。と戸惑いながら悩まれている方も多いようです。

ただ、「子供なんていらない」という方もいますので、パートナーが子供を欲しいと思っているのか、きちんと話し合いをすることが大切ですね。

愛情がなくなってしまった

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相手に求められず、必要とされていないと感じられるようになってきたら、愛情が冷めてしまってもおかしくはないですよね。。。

子供がいたら簡単には離婚を考えられないですし、家族としての情のようなものはあっても、それは愛情とは別物なのですよね。

愛情が冷めてきてしまうと、女性であれば夫の事を「お金を稼いでくれる人」男性であれば妻の事を「家政婦みたいな人」のような扱いに変わってしまうかもしれません。

愛し合って結婚したはずの夫婦がこのような関係になってしまうのは、なんだか寂しい事ではありませんか？

セックスレスで慰謝料請求はできる？

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結婚や出産を機に専業主婦になっていたりすると、いざ「離婚」となった時に真っ先に考えるのは「お金」の事ではないでしょうか。

性生活の不一致で悩んだ分、慰謝料は少しでも高額を受け取りたいと思うのは当然のことですよね。
「慰謝料」という言葉が使われますが、これは精神的被害に対する損害賠償の事を言います。

ですから当然「セックスレス」の場合においても当てはまる訳です。
ここからは慰謝料の相場や、実際の判例などをご紹介していきますね。

セックスレスで慰謝料は請求できるのか？

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不倫やDVの場合と同様に、「セックスレス」でも慰謝料請求が可能です。
慰謝料の金額はセックスレスの状況によって大きく変わってきますが、具体的には相手に与えた精神的・肉体的苦痛の大きさによって決められますが、平均すると100万円前後になると思われます。

もっとも、様々な状況に応じて金額は変動しますが、その幅は数十万円〜200万円のようです。
セックスレスの場合に慰謝料請求するための大前提として、相手が「デキルのにしない」という状況であることが必要となってきます。

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つまりEDの場合などで、そもそも性行為をしたくてもできないという場合には慰謝料請求はできません。
他にも、調停や裁判による「どのくらいセックスレスなら慰謝料請求できるか？」という期間についてですが、概ね1年間以上セックスレスでないと慰謝料請求は認められないケースが多いようです。

請求できた判例

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