セックスレスは離婚の原因になり得る！レスといえる期間と慰謝料は？

多くの夫婦が抱えるセックスレスの悩み

「セックスレス」という言葉が一般的になってどのくらいでしょうか。
年齢が上がるに連れて「セックスレス」になっていくのは、体力的なものもありますから致し方ない部分もありますよね。

けれど高齢でもないのに「セックスレス」だと、男性も女性もお互い自信がなくなってきてしまいますよね。
人によっては、本当にパートナーに愛情があるのか疑ってしまうのではないでしょうか。

日本人の変な美意識（？）と言いますか、歳がいっているのに性的な行為に積極的だと恥ずかしいとか、「セックスレス」なんて恥ずかしいから誰にも相談できないといった傾向があるようです。

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そもそも「セックスレス」の定義についてですが、日本性科学会によれば「病気など特別な事情がないのに、1ヶ月以上性交渉がないカップル」を指すそうです。

日本家族教会の調査によると「既婚者のセックスレスが44・６％に増えた」そうなのですが、この割合を高いとみるか低いとみるかは人それぞれですね。。。

ちなみにアメリカ合衆国においては、性交渉が1年に10回を下回る夫婦をセックスレスとし、20%の夫婦が当てはまるとされています。

夫婦の営みの頻度は？

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仲の良いママ友といえど話題にしにくいのがこちらなのではないでしょうか。
聞きたいけど聞けない！　皆はどのくらいのペースでセックスしてるの？？

他人と比べても仕方のない事かもしれないけれど、正直気になるところですよね！
そんなアナタの疑問を解決するべく、一緒に見ていきましょう！

週に1回以上

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20～40代の既婚男性100人を対象にした調査によると。100人中20人が「週に1回はしたい」という理想を持っているそうです。

平日は仕事もありますし疲れているでしょうから、週末で次の日が休みという日を狙っている方が多いようです。
（まぁ男性はお休みがありますが、女性は年中無休だと言うことを忘れないで欲しいものですが）

週に３日以上続くと飽きてしまうという方もいますので、適度なスキンシップの方がお互い快感も得られて丁度良いのかもしれませんね。

月に1～2回

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もう少し回数を増やしたいと思ってはいても、疲れやストレスが溜まっていたり、加齢のせいで体力的にきつかったりと理由は様々ですが、実際はこのくらいのペースの方が多いようです。

恋人時代の時は週末にはデートをして、その流れで夜はセックスをしていたというカップルは多いと思いますので、夫婦になったとたん減ってしまうのは残念というか悲しいというか、このままで良いのか！？と悩んでしまいそうではありますね。

けれど結婚は生活ですから、恋人時代には見れなかったものが見えてきますし、子供がいれば小さければ小さいほど女性は睡眠不足と疲労困憊で、セックスどころではありませんよね。

激務でも仕事をこなす真面目な日本人には、これくらいがちょうど良いのかもしれません。

半年に1回

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「半年に１回」しか致さないのですから、「セックスレス」の部類に当てはまりますね。
盆暮れ正月の行事のようになっている事も珍しくはないそうです。

男性側の理由として目立つのは「仕事で疲れている」「出産後何となく」という回答。そして、女性側の理由として目立つのは、「出産後何となく」「面倒くさい」といった回答です。

「面倒くさい」という回答、なんだか寂しい気もしますね。
結局は疲れているというのもあるのでしょうけど、求められているのであれば応じてあげてください！！

極端に性欲の薄い人もいますし、強要できるような内容ではありませんから、淡白なパートナーを持つと誘う側も根気と忍耐が必要になってきますよね。

子供が小さくて寝室が旦那さんとは別になっていたり、妊娠・出産後になんとなくそんな気分にならなくなった、という事も多々あるようです。

何年もしていない

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年単位になってくると、もう仙人の領域だと思いませんか？
パートナーに全く愛情がわかないのであれば仕方ありませんが、そうでなければ少なからず執着やら興味がありますよね。

「セックスレス」になってしまった過程は様々だと思いますが、誘っても断られる事が続くと、（男女共に）また次誘って断られたら嫌だなぁ、と誘いにくくなりますし、何より萎えますよね。

デリケートな問題ですから、本当は夫婦でよく話し合いたいところだけれど、なかなかパートナーが向き合ってくれなかったり、そもそも話し合うことすら言いにくくてできずにズルズルと。。。といったこともあるのではないでしょうか。

こんなに何もなくても大丈夫だなんて！と、パートナーの浮気を疑ったりしたこともあるはず。
結婚して数年も経つと、相手の事を異性として見れなくなるという方もいますが、そうならないようお互い努力が必要なようです。

セックスレスが原因で離婚はありえるか

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”性格の不一致”での離婚はよく聞きますが、「セックスレス」という”性の不一致”で離婚はできるのでしょうか？
民法上離婚の訴えを提起するには、①不貞行為　②悪意の遺棄　③3年以上の生死不明　④回復しがたい精神病　⑤その他婚姻を継続し難い重大な事由（民法770条1項各号）のいずれかに当てはまらなければなりません。

そう考えると、「セックスレス」の場合は⑤のその他婚姻を継続し難い重大な事由に当てはまる事が考えられます。
例えば、子供をつくることを前提に結婚したのに、夫が性交不能を隠していたケースや、結婚した後に性交が一切なく、改善の努力も見られないケースです。

ここからは、相手の同意がある場合と無い場合でどう違うのかをご説明していきますね。

相手の同意がある場合

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民法の定める法定離婚原因が必要なのは「離婚訴訟」によって離婚するケースのみです。
相手の同意がある場合の協議離婚では、夫婦が話し合ってお互いの合意さえあれば、離婚の条件や慰謝料・親権や養育費といったものまで、基本的には自由に決めることができるとされています。

ですからセックスレスを離婚の条件にすることについて相手が合意をすれば、離婚は成立することになります。
この場合慰謝料の金額等についても、相手が支払うこととその金額に合意さえすれば、特に問題なく成立するといえます。

相手の同意がない場合

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問題なのは相手の同意が得られない場合です。
「セックスレス」が法律上の離婚原因として認められる為には、「婚姻を継続しがたい重大な事由（セックスレスのこと）」が、「夫婦関係を破綻させるまでに至っている」と判断されることが条件となります。

継続し難いかどうかの判断は人それぞれ異なりますし、最終的に判断するのは裁判所となります。
その為裁判所が納得できるような証拠品を提示しなければならなくなります。

そして難しいの「セックスレス」であるという立証方法です。
余程の事がない限りセックスは密室で行われますから、どのように相手に性交渉を求め、相手がどのように拒否したのかを事細かく日記などに記すか、ICレコーダーに録音させるなどを行わなければなりません。

他にも貴方がセックスレスを相談している親しい友人がいれば、その方の証言も有力な証拠になります。

セックスレスといえる期間

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