2019年10月20日 更新

レズビアンのセックスの内容は?始め方と終わり方についても!

近年、セクシュアルマイノリティが周知され始め、自身の性的指向に自信を持ちやすい時代になりました。しかし、タブー視される風潮であったため、同性同士の恋愛やセックスの内容はあまり詳しく知られていません。特に、レズビアンのセックスは、未知の世界と言えるでしょう。

レズビアンのセックスは始まりも終わりも曖昧?

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セクシュアルマイノリティは、近年ようやく周知され、認められるようになりました。しかし、現在でも多くの人々はセクシュアルマイノリティに悩み、カミングアウトや周囲の反応に悩まされています。

特に、身近な存在に相談しづらいという特徴を持つ性的指向は、一人で悩みを抱え続けやすく、また正しい情報も集めにくいのが現状です。この記事では、セクシュアルマイノリティの中で、特に情報が少なく、繊細で細分化されたレズビアンの特徴について、詳しく解説していきます。

レズビアンがなぜ、セクシュアルマイノリティの中で複雑化しているのか、また曖昧な点が多いのか、理由も合わせて解説していきましょう。

レズビアンのセックスに関する疑問

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前項でご紹介したように、セクシュアルマイノリティの中でレズビアンは特に細分化され、状況が繊細に分かれているという特徴を持っています。そのため、自身がレズビアンである場合、友人や家族がレズビアンである場合、理解しようと試みても難しいのが現状です。

ここからはまず、レズビアンに関する一般的な疑問を紹介します。レズビアンという性的指向に関して、人々がどのような疑問を持っているのか、またなぜそれらが理解されにくいのか、詳しく解説していきましょう。

始め方がわからない

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レズビアンという性的指向で、最も疑問視されている部分は、セックスの始め方がわからないという部分です。男性同士、または男性と女性のセックスの場合、男性器の勃起がスタートの合図だと明確に理解できます。雰囲気だけではなく、視覚的に理解できるため、パートナーの要求に応えやすいと言えるでしょう。

しかし、レズビアンでは、視覚的に判断する要素を持ち合わせていません。レズビアンのセックスに慣れている人であれば、雰囲気でセックスを察することも可能ですが、セクシュアルマイノリティではない人、レズビアンのセックスに慣れていない人であれば、雰囲気で察するというのは非常に困難な事なのです。

終わり方がわからない

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レズビアン同士のセックスでは、始め方が分からないという疑問と同じく、終わり方が分からないという疑問も見られます。これらの疑問があがる理由は明確で、男性器の勃起、射精がないからです。一般的なセックスでは、男性器の変化を起点に、行為が進んでいきます。

自身にもパートナーにも、起点となる男性器がない女性同士のセックスでは、始め方も終わり方も分かりにく、性行為に不安を感じることも少なくないのです。さらに、レズビアン同士のセックスでは、相手とのコミュニケーションで判断していくことが多く、明確な基準が存在しません。

レズビアンのセックスは、綿密なコミュニケーションが必要な行為だと言えるでしょう。

セックスの内容が想像できない

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セックスの始め方や終わり方が分からないという以前に、セックスの内容が想像できないという疑問も存在します。一般的なセックスでは、男性器を女性器に挿入するという基本的動作が存在していますが、挿入する男性器が存在しないレズビアンのセックスに関して、内容を想像できない人も少なくないのです。

レズビアンのセックスは、独自の動作が存在するものの、基本的セックスからそれほどかけ離れたものではありません。セックスをする根本的理由である「欲望」「愛情確認」「愛情表現」といった理由も変わりませんし、「わからない」という状況が、レズビアンのセックスを困難に見せていると言えるでしょう。

レズビアンのセックス基本知識

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レズビアンのセックスに関する疑問は、レズビアンという存在そのものの情報が少なく、理解できないことが原因と言えます。レズビアンの特徴や、知識などを理解していれば、ある程度想像でき、実行する際も抵抗や不安を持ちにくくなるのです。

ここからは、レズビアンのセックスに関する基本的な知識をご紹介していきます。レズビアンが一般的に使用する用語と、それらが意味するものについて、詳しく解説していきましょう。

ネコ

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レズビアンの世界では、セックスする際の立場、生活するうえでの立場が存在し、それらを「ネコ」と表現します。「ネコ」とは、セックスする際、刺激を与えられる側、積極的に攻めない側の女性の事です。

ネコと呼ばれる人々は、フェム(femme)と表現される場合もあり、どちらもセックスの際、受動的ポジションをとる人を表しています。一般的なセックスで考えると、女性側の役割を担う人という意味です。

ネコという言葉は、そのまま「ネコ」と使用することもありますし、「バリネコ」「タチネコ」と使用する場合もあります。バリネコは、パートナーによって立場を変えることなく、いつでも受動的なセックスを好む女性、タチネコは都度立場を変える女性という意味です。

タチ

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レズビアンのセックスにおいて、ネコと対になる存在の呼び方は、「タチ」です。受動的なネコを攻め立てる役割を担う女性を、タチと呼びます。一般的なセックスで考えると、男性側の役割を担う女性のことです。

タチは、ブッチ(butch)と呼ばれることもあり、どちらもセックスする際リードする側の女性を表しています。タチやネコというポジションは、基本的に変わることはありません。しかし、当初のポジションが全く変化しないわけではなく、相手や状況によって、タチやネコが変わる場合もあります。

リバ

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前項でご紹介した、相手や状況によってネコやタチと呼ばれるポジションが変化する人の事を、「リバ」と表現します。リバと呼ばれる女性は、ネコのように受け身をとることもできますし、タチのようにセックスをリードすることもできる女性のことです。

リバは、「全天」と呼ばれる場合もあります。全天とは、全天候の略称です。リバと呼ばれる存在は、相手や状況によって立場を柔軟に変えられることから、初心者の相手として非常に適していますが、バリタチやバリネコからは中途半端な存在として見られることもあります。

バイセクシャル

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