2019年10月31日 更新

おなべのセックスとは?おなべの性事情や体験談についても

自己主張の強いオカマと違い、おなべの生活やセックスは現在も謎に包まれています。セクシャルマイノリティが多様化してきたため、そもそもおなべの概念さえ曖昧な人もいるでしょう。この記事では、おなべの概念から、セックス事情まで詳細にご紹介していきます。

おなべとのセックスはどんなセックス?

Man Board Drawing - Free photo on Pixabay (729625)

近年、インターネットの普及や、セクシャルマイノリティの多様化によって、恋愛模様やセックス事情が千差万別であることが世間に周知されるようになりました。しかし、多様化しあらゆる情報が発信されるようになったことから、自身のジャンルや、それらに関わるセックス事情がわかりにくくなったと言えます。

「おかま」や「おなべ」という言葉は、古くから使用されていましたが、現代ではどういった人々を示す言葉なのか、またどのようなセックスを行っているのかなど、疑問を持っている人も少なくないのです。今回POUCHSでは、おなべと呼ばれる人々の特徴や、セックス事情についてまとめました。
Runners Silhouettes Athletes - Free photo on Pixabay (729626)

自身のセクシャルマイノリティに悩んでいる人、恋人や好意を持っている人がおなべだという人は、参考にしてみましょう。等記事は、セクシャルマイノリティに限らず、多様化する世界をより深く理解する際にも、活用することができます。自身の視野を広げたい、知識を深めたい場合などで、活用してみましょう。

このように、POUCHSは女性の恋愛・ライフスタイルを応援する記事を多数取り扱っております。等記事以外にも、女性のライフスタイルに寄り添った記事を多数取り揃えていますので、是非活用してみましょう。

おなべとは

Cook Kitchen Cooking Pot - Free photo on Pixabay (729677)

まず、「おなべ」とは、どういった人々の事を示す言葉なのか、ご紹介していきます。おなべとは、男性らしい身なりを好む女性の通称です。出生時の性別が女性であり、自身で自覚している性別つまり性自認が男性の場合も、おなべと呼びます。近年の言葉で表すと、ブッチやダイクです。

おなべという呼び方は、古くは女性同性愛者に限定した呼び方でした。女性でありながら、男性らしい外見、振る舞いを行い、性や恋愛対象を同性である女性に限定した人々の事を、おなべと呼んでいたのです。

しかし近年、おなべという言葉は、性自認が男性であり、男性らしい外見や振る舞いを行う人々全体の呼び方となりました。つまり、女性同性愛者だけを、おなべと呼ぶわけではないということです。おなべであっても、性対象や恋愛模様は様々存在し、広義で解釈されるようになりました。
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おなべという言葉は、広い意味で理解・使用されるようになりましたが、一般的に活用することは避けた方が良い言葉です。「おかま」という言葉の派生として誕生し、使用されるようになった「おなべ」という言葉は、差別的な意味合いを含んでいます。

出生時の性別と、性自認が異なる状況を「性同一性障害」と認定したことから、それらの特徴を差別的に示す「おなべ」「おかま」という言葉は、差別用語として嫌がられる傾向があるのです。

もし、女性でありながら男性らしい振る舞い、男性としての認識がある人物を呼ぶ際は、これらの言葉を使用せず、FtMまたはTG(トランスジェンダー)などと呼びましょう。

おなべの知られざる世界【身体編】

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等記事は、差別的な意味は一切込めず、おなべの特徴を詳細にご紹介するために、出生時の性別と性自認が異なるFtMについて、おなべと表現します。おなべと呼ばれる人々について、それほど多くの情報は出回っていません。性生活はもちろん、恋愛対象や身体的特徴も謎に包まれているのです。

ここからは、おなべと呼ばれる人々の身体的特徴について、ご紹介していきます。おなべの身体は、それぞれが持っている性自認の特徴によって、取り入れている方法や治療も違い、状態が異なっているのです。

男性ホルモン注射

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おなべの中で、頻繁に行われる行為が、男性ホルモン注射です。男性ホルモンとは、外見や機能を男性らしくする作用を持つホルモンの総称となります。通常男性ホルモンは睾丸で生成されますが、睾丸を持たない女性は、それらを補うために、定期的に男性ホルモンを注射するのです。

女性の体に男性ホルモンを注射することによって、生理が止まったり、髭が生えてくるなど、男性らしい身体的変化が表れます。男性ホルモンを取り込む方法は、注射以外にも存在し、塗り薬や飲み薬、パッチタイプのものなど生活スタイルに合わせて選択できるようになりました。

男性ホルモンを意図的に取り込んでいる女性であっても、男性器が整形されたり、体内で精子が作られることはありません。また、男性ホルモンを体内に取り込む行為には年齢制限があり、二次性徴が終わってからとなるため、身長が伸びたり、胸がなくなるといった効果はほとんど期待できないでしょう。

バスト除去

Lonely Man Sitting - Free photo on Pixabay (729728)

おなべの中には、バスト除去手術を行っている人もいます。バスト除去手術を行えば、胸のふくらみを完全に取り去ることができ、より男性に近い身体を手に入れることができるのです。バストは、女性らしさの象徴でもあります。

性自認が男性であった場合、女性の象徴に嫌悪する人は少なくありません。バストの他には、生理や生理痛を異常に嫌う人もいるのです。生理は、男性ホルモンの投与で止めることができますが、膨らんだバストを取り去ることはできません。

そのため、より男性に近い理想的な身体を手に入れるため、バスト除去手術を行うのです。バスト除去手術は、日本でも海外でも行うことができます。

性適合手術

Testicles Testicular Cancer Penis - Free photo on Pixabay (729782)

おなべと呼ばれる人々の中には、性別適合手術を受けている人もいます。性別適合手術を受けている場合、身体的特徴や戸籍が男性となるため、おなべという呼び方は当てはまらなくなるでしょう。性別適合手術は、子宮を取り除き、男性器を形成します。

一般的に腕の組織を使用し、男性器を形成するため、亀頭部分には痛覚がありますが勃起はしません。将来、自身の子供を誕生させたいという欲求を持っているおなべは、子宮を残して男性器を作る場合もあります。大掛かりな手術のため、リスクが全くないわけではありません。

しかし、性別適合手術を受けていないと、戸籍の性別を変更することができないため、リスクを負ってまで手術に臨むのです。性別適合手術は、日本でも受けることができますが、待ち時間が数年であり費用も高いことから、海外で受けることが一般的となっています。

おなべの知られざる世界【アイテム編】

Sex Vibrator Masturbation - Free photo on Pixabay (729788)

おなべと呼ばれる人々の中には、独自のアイテムを使用している人も存在します。手術によって身体を変えることに抵抗がある人、手術費用を工面しづらい人など、様々な理由から、アイテムを使用し身体的特徴を補っているのです。

ここからは、おなべが使用するアイテムと、それらの用途をご紹介していきましょう。アイテムの使用目的や費用、選別方法など、具体的に解説していきます。

ナベシャツ

Guy Sunglasses Tank Top Muscle - Free photo on Pixabay (729793)

おなべの中で、愛用者が多いアイテムは、「ナベシャツ」です。一般的に知られている、タンクトップと類似した形状をしています。ナベシャツは、膨らんだ胸を圧迫する構造になっており、着用することによって胸を平らに見せることができるアイテムです。

腹部まで覆うタイプのものと、胸部のみを覆うタイプの2種類が一般的に使用されています。また、乳首のような突起がついているものもあり、ナベシャツを着用していることがわかりにくいデザインも販売されるようになりました。価格は1,000~10,000程度です。

ペニバン

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