2021年5月25日 更新

ヘアドネーションは意味がない?噂の発端や人毛が望まれる理由も

口コミや芸能人によって、ヘアドネーションという活動が注目を集めています。しかしその一方で、髪の毛を寄付しても無意味であるという噂もあります。今回は、この噂に注目し、その発端やウィッグに人毛が望まれる理由について解説します。

目次

病気を患って髪の毛が抜けた事がない人にとっては、「たかが髪の毛くらいで」と思うかもしれません。しかし、特に女性にとっては髪の毛は大切なものであり、それが抜け落ちるのは心が引き裂かれるくらい辛いものです。

人毛の医療用ウィッグが手に入ることで、周りの人にウィッグを被っていることがばれないという自信や好きなヘアアレンジや髪型にできるという楽しみができることで精神的な支えになります。

また、抗ガン治療が終われば数か月後から徐々に自分の髪の毛が生えてくるため、その日を楽しみに辛い治療も頑張って乗り越えようという気持ちになります。

金銭的負担の軽減

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ヘアドネーションは基本的に無償で提供しているため、必要としている人々の金銭的負担を軽減することにも繋がります。がんの治療自体は保険に加入していたり自治体から補助金が出ていたりしても決して安いものではありません。

できることなら治療以外のお金はあまりかけたくないでしょう。しかし、髪の毛が抜けるようになるとウィッグなしでは外を出歩けなくなってしまいます。自分に合うようにオーダーメイドにしようとすると高額になってしまうため、諦める人もいます。

ウィッグを購入する場所によってはメンテナンスやカットにもお金がかかることがありますが、基本的に初期費用がかかることはありません。ヘアドネーションのおかげで自信を持って、外出したり学校に登校できるようになったりした人は少なくありません。

ヘアドネーションに条件はあるの?切り方は?

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ここでは正しいヘアドネーションの基本情報について紹介します。インターネット上で簡単にヘアドネーションについて調べることができますが、中には悪意のある誤った情報や勘違いも多くあります。

正しい知識を知ることで、適切な方法でヘアドネーションに協力することができ、人の役に立つことができます。ヘアドネーションを行っている団体によってルールが異なることがあるため、送付する際はまず確認しましょう。

長さは15~31cm以上

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受け取る団体によって異なりますが、多くは15cm以上か31cm以上と決めています。31cm以上というとかなり長く感じますが、ウィッグを作る際にV字に人毛を植えていくため、出来上がりは半分の長さになってしまいます。

そのため、フルウィッグを作るには全ての髪の毛が31cm以上であることが最低条件となるのです。しかし、ウィッグを着用する女性はできるだけロングヘアーにしたいという願いが多く、少しでも長い髪の毛を希望しています。

15cm以上でも団体によっては寄付することができますが、フルウィッグではなく部分的なものや帽子とセットにしなければ着用できないものであることを知っておきましょう。

傷んだ髪でも問題ない

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「自分の髪の毛はカラーやパーマがかかっているからヘアドネーションできないのかな」と疑問に思う人もいるでしょう。しかし、それらをしていても特に問題はありません。

集められた髪の毛は、専用の薬剤に漬けられ、全ての髪質や色が均等になるようにします。そのため、基本的にはパーマやカラーをしていても問題はないと考えて良いでしょう。

ただし、パーマやカラーの髪の毛でも受け付けているところでも、両端を持って引っ張るとちぎれてしまうような極端に傷んだ髪の毛は断られることが多いです。その場合は残念ですがヘアケアをしてから再挑戦しましょう。

切り口を輪ゴム等でしっかりと固定する

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切る前に髪の毛を束に分け、切り口がそろうように輪ゴムなどで固定します。送る過程でほどけてしまうと、髪の毛がバラバラになってしまい、髪の毛の向きも仕分けるのが難しくなってしまうからです。

ゴムであれば基本的には何でもいいですが、あまりに緩い場合はほどけてしまう可能性が高いので、きつく縛るようにしましょう。また、切り口ギリギリでゴムを留めてしまうと外れる可能性があるので、切り口から1cmから2cmのところを留めるようにしましょう。

乾いている髪の毛を使用

Hairdressing Blow-Dry Stylist - Free photo on Pixabay (481320)

髪の毛をカットする際は必ず乾いた髪の毛であることに注意しましょう。濡れているとダメージを受けやすく、摩擦などによって団体に到着するまでにウィッグに使用できない程傷んでしまうこともあります。

また、髪の毛が濡れたまま長時間放置していると、条件によってはカビが生えてしまい、健康な髪の毛にも繁殖してしまうこともあります。昔に切った髪の毛を保管している場合でも、条件を満たしていれば寄付することができます。

少しならくせ毛でも大丈夫

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湿度の高い梅雨の時期などに髪の毛がまとまりづらいなど、くせが強い人もヘアドネーションができるか不安になる人が多いようです。しかし、くせ毛も少しくらいであれば問題はありません。先ほど紹介したように、専用の薬剤につけるので問題ないのです。

ただし、あまりにも癖が強い髪の毛の場合は断られてしまうことがあります。傷んだ髪とは違い、その場合はヘアドネーションに再挑戦することも難しいでしょう。違う方法で何か自分のできることを探す方が良いかもしれません。

同一人物の髪であること

Girl Portrait Woman - Free photo on Pixabay (481321)

ウィッグを作る際、まず長さによって選別を行うので、その作業がしやすいように、複数人をまとめて送る場合でも1つにまとめず、個人ごとに束ねる必要があります。

全ての髪を1つにまとめると、長さが均一で無くなり、選別するのに膨大な時間がかかってしまうためです。また、レターパック等で送付する場合には、紙やビニール袋に入れる必要はありません。切った髪を個人でまとめて送ることができる点も気軽に寄付できると人気になっています。

ヘアドネーションはどうすれば良いの?送り方は?

Map Navigation Hands - Free photo on Pixabay (481327)

ヘアドネーションのことを知り、やってみたいという気持ちはあってもどのようにすればいいのか分からず、タイミングを逃してしまうこともあるでしょう。しかしウィッグを待っている人は多くいるため、より多くの髪の毛が必要とされています。

ここでは、ヘアドネーションの方法について紹介します。

自宅でのカットも可能

Cord Hemp Bind - Free photo on Pixabay (481331)

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