2019年3月4日 更新

おったまげーの意味や元ネタは? バブル時代に流行した言葉たち

バブリーダンスでバブル時代を知った方も多いのではないでしょうか。バブル時代に流行った言葉を笑いに繋げた女芸人、「しもしも~」や「おったまげー」でブレイク中の平野ノラさん。バブル言葉は一体どういう意味があるのでしょうか。元になる元ネタを探っていきます。

言葉だけじゃない!復活したバブリーダンス

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平野ノラさんのバブリーネタをきっかけにバブル時代が到来しました。それを追うように、登美丘高校のダンス部達によるダンスパフォーマンスがきっかけとなり80年代にヒットした曲と共にバブリーダンスブームを巻き起こしました。

登美丘高校のバブリーダンスとは

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大阪府堺市にある大阪府立登美丘高校に通うダンス部の女性部員達に踊られブレイクしました。バブル時代を象徴する衣装やメイクに本気で踊るがコミカルさを匂わす、独特の演出で話題になりました。

登美丘高校のダンスメンバーはJSDA主催の全国高等学校ダンス部選手権で2017・2018年と2年連続で優勝、平野ノラ・荻野目洋子のバックダンサーとして様々な音楽番組に繻子園しています。日本で一番有名で忙しい、女子高生達ではないでしょうか。

バブリーダンスと平野ノラのおったまげーなコラボ

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バブリーな衣装に身を包む登美丘高校のメンバー達とキレッキレのバブリーダンスを披露され話題になりました。メンバー全員、ノラさんと同じ太眉にリュージュの口紅、トサカの前髪に肩パッド入りジャケットで一寸のくるいも無い踊りに誰もが感動しました。

登美丘高校のダンス部が作ったPVを見た平野ノラさんが「おったまげー」や「しもしも~」などのネタが使われている事を知り、「ゲロマブすぎるゾ」登美丘高校を訪れたのがきっかけになります。

バブリーダンスで荻野目洋子が再ブレイク

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「おぎのめちゃん」の愛称で80年代の実力派アイドルとして「ダンシング・ヒーロー」の他に、「六本木純情派」「ダンセビートは夜明けまで」なのがあります。2001年の結婚、妊娠を機に芸能活動を休止していました。

登美丘高校のバブリーダンスを知り、全てが素晴らしいと荻野目洋子も大絶賛!! 何か一緒にできたらイイね、という思いが実現し、今では彼女達とコラボする毎日です。

子供から大人まで踊れる「ダンシング・ヒーロー」はCDが再リリースされ、日本中の誰もが認知する作品となりました。2度もヒットさせる事ができた喜びを語らずにはいられません。

バブル時代を代表する芸能人

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バブル時代を華やかに生き抜いた芸能人は数知れず…。貴方はどの芸能人の方の名前が思い浮かびますか? バブル時代の顔と言えるこの方々をご紹介させて頂きます。

岡本夏生

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モデルとして活躍していた出身地の静岡県を離れ、1987年に上京し全国デビューを果たします。日清カップヌードルのレースクイーンとして活躍し、当時流行ったハイレグスタイルの水着姿で綺麗な身体を披露されていました。

明るいキャラクターで笑顔が印象的な岡本夏生さん。当時流行っていたディスコ、ジュリアナ東京ですが、彼女はその顔とも言えるジュリアナセンスを振り乱しながら、ボディコンスタイルで踊り狂う代表でありました。

バブル崩壊後はメディアの露出も無くなり休業されていましたが、近年のバブル期再ブレイクの波にノリ再び目にした記憶も新しいのではないでしょうか。

当時と全く変わらないプロポーションと美貌に驚きと賞賛の声があげられました。全て努力の賜物であります。

浅野ゆう子

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現在も活躍中の浅野ゆう子さん。綺麗に年を重ねられていて、美しさに変わりはありません。1988年、トレンディードラマの元祖と言われる、月9「君の瞳をタイホする! 」で陣内孝則さん、三上博史、石野真子、柳葉敏郎さんらと共演しました。

ラブコメディーでブランド服に身を包んだ出演者達は渋谷の街に繰り出してナンパやコンパを楽しみ、お洒落なお店で遊ぶというライフスタイルを作り出しました。出演者の大半は刑事なのに!

同年、W浅野共演の「抱きしめたい!」が放映されると、若者達にドラマブームが起き、高視聴率を得る事になります。ワンレンやソバージュ、肩パッド入りスーツなどバブル時代を醸し出すアイテムが満載でした。世の女性達は、彼女らのファッションをこぞって真似ていました。

浅野温子

Woman Happiness Sunrise - Free photo on Pixabay (87106)

1976年、15歳で映画デビュー後、数々の作品に出演し、アカデミー賞を受賞する本格的な女優として現在も活躍されています。W浅野で出演した人気ドラマ「抱きしめたい!」の作品以前には平野ノラさんのネタにも登場する「あぶない刑事」に出演されています。

共演者は館ひろし、柴田恭平、中村トオルなど個性派俳優が揃います。ドラマの内容は刑事もので、館さんと柴田さんのコンビがカッコ良く、キャストの役柄がとても個性的でコメディータッチな部分もあり、シリーズ化される程の人気ドラマでした。

社会現象にもなった月9ドラマ「101回目のプロポーズ」は、1991年武田鉄矢さん演じる星野達郎=恋愛に不器用な男と繰り広げられる大人のラブストーリーであります。スタントマンを使わず身体を張った熱演で、ダンプカーの前に飛び出るシーンが印象に残ります。

これまでにあったトレンディードラマをひっくり返すほどの斬新な作られ方でした。CHAGE&ASKAの [SAY YES]が主題歌でしたが、シングルチャート13週連続1位を獲得するなど話題性がありました。

流行やブームは繰り返される!

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流行語は時代を物語っています。その時代を生きた若者により新しい文化が創られているとしたら、ファッション、音楽、ドラマなどを通して社会とともに成長し次の世代へ何かメッセージを送っているようにも映ります。

この先の時代はどうなっていくのだろう? と少し不安になってみたり、時代を振り返ることで大事な物が見えてきたり、どの時代も大切な事がたくさん詰まっているのではないでしょうか。

既にある物は便利であるが、歴史を知らないとその価値がわからない、現代の新しい物が美しく見えるが、過去と言われる時代にもカッコ良くて今の若者には新鮮な物として新たな価値を生み出しています。

繰り返されて良いものと繰り返してはいけないものとの狭間に私達は常に隣り合わせなのかもしれません。いずれにせよ、平成生まれの若者と、昭和を生きたバブリーな若者の価値観が世代を超えて繋がれたことに、「OKバブリー、おったまげー」です。~完~

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