国際結婚の割合と離婚率は？出会いのきっかけや必要な手続きも

国際結婚は甘くない？

背が高くて、体つきががっつりしていて、顔の凹凸がしっかりしている海外の人。日本人はそんな存在にどうしても魅力を感じてしまうものです。そして、いつかは国際結婚をして目がクリクリとしたブロンドの髪の毛を持つ天使のような赤ちゃんが授かれたら…なんていう憧れを持つ人も多いのではないでしょうか。

"国際結婚なんて英語が話せて、意思の疎通ができれば余裕でしょ"なんて思う方もいるとは思いますが、実はその考えは"甘い"ようなのです。今回は国内結婚をする時に起こり得る困難・問題について解説をしていきたいと思います。

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どの国が多い？国際結婚の割合

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日本が国と認めている数は"196カ国"になります。これだけある国の数の中で日本人はどんな国の人と結ばれているのでしょうか？女性が日本人だった場合の、男性の国籍は？男性が日本人だった場合の女性の国籍は？一番多い組合せの国を紹介していきましょう。

30組に1組が国際結婚

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実は30組の夫婦に１組が国際結婚と言われています。地域にもよりますが、学生の頃の1クラスの人数が平均30人前後だったのではないでしょうか？要は、クラスに1人の割合が外国人と結婚をするということです。

身近に国際結婚をしたカップルはいますか?身近に国際結婚した人なんていない"と思う方も多いかと思いますが、実はこんなにも国際結婚をするカップルがいるのです。ではどんな国の人と国際結婚をしているのでしょうか？

妻が中国人・・・38%

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一番国際結婚が多いのは日本人男性×中国人女性の組合せになります。中国人の女性というのは、"美人が多い・外見が日本人に近い・日本から近い・相談所を通してすぐにお見合いできる"という傾向があります。そして中国人の女性というのは年の差をあまり気にしない傾向があります。

日本人の女性はどっちかというと"タメの人がいい・1歳～5歳くらい上の人がいい"と思う傾向にあります。逆に中国人の若い女性は、"結婚するなら落ち着いた40代の男性と結婚したい"と考えているのです。また、中国人の男性は浮気癖が多いイメージが強くついており

、逆に日本人は真面目なイメージが強くついているので日本人が好まれる傾向があるのです。その為、40代で第二の人生を中国人の若い女性と歩み始めるという日本人男性がかなり多いのです。近年では中国人女性ではなく、フィリピン人の女性・ベトナム系の女性との国際結婚率が急激に伸びているようです。

夫が韓国人・・・25%

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近年増え続けているのが、韓国人男性×日本人女性の国際結婚です。数年前から韓流ブーム・KｰPOPなどが日本で大流行した事も理由になっているのではないかともいわれています。

最近では、小学生・中学生・高校生・大学生の中にも「韓国人の男性ってかっこいい、結婚したい」と思っている女性はかなり多いのです。一時の日本では考えられないことでしょう。

そして理由としましては、前述で妻が中国人・夫が日本人の国際結婚と同様、"かっこいい人が多い・外見が日本人に近い・日本から近い・相談所を通してすぐにお見合いできる"という理由が大きいでしょう。これからも韓国人男性×日本人女性の国際結婚をするカップルはどんどんと増えていくのではないか？と言われています。

離婚率70％は嘘？国際結婚の離婚割合

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国際結婚の離婚率は"70%"ともいわれています。この数字だけを見ると"え！せっかく国境を越えて結婚したのにそんなに多くの夫婦が離婚してしまうのか"となんだかやるせない気持ちになってしまう方も多いでしょう。国際結婚で言われている70%という離婚率は、"特殊離婚率"と言われています。

特殊離婚率とはその年の離婚件数÷その年の婚姻件数になります。例えば平成29年、全体の特殊離婚率が35%（212,262組÷606,866組)・日本人同士の離婚率が34%（200,603組÷585,409組）・国際結婚の夫婦の離婚率が54%（11,659組÷21,457組）という結果でした。

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この数字だけをみて飛躍をしてしまうと、"日本人同士の夫婦の離婚よりも国際結婚した夫婦の方が離婚しやすいんだ"と思ってしまいますがそれは間違っているのです。

勿論、70%という数字は嘘なわけではありません。特殊離婚率が70%だった時期も確かにありました。ですが現在では54%という数字まで落ちてきているのです。

平均の数字をきちんと出すには、婚姻件数・離婚件数、そして"婚姻期間を"この3点考慮して計算しなければ、"国際結婚をした夫婦の離婚率は○%！"というようなことは断言できないのです。

夫婦どちらかが外国人・・・30.5%

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2015年・2016年・2017年の3年間の離婚件数・婚約件数で平均値を計算した所、夫婦どちらかが外国人の場合、つまり国際結婚をした夫婦の約3割が離婚をしてしまっているということになります。

噂をされている「国際結婚の離婚率は70%」「国際結婚をした夫婦は2組に1組が離婚しているんだ」などという噂は嘘だということがよくわかります。日本人の方よりも愛情の表現を表に出してくれるという外国人がほとんどです。

その為、多くの国際結婚をした夫婦は仲の良い関係を築き、幸せな日々を過ごしている人は多いのです。

日本人同士・・・30.2%

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前述で説明した"夫婦どちらかが外国人の離婚率"と見比べていただくと分かるように、数字に大きな差はありません。数字だけを見ると、「日本人同士の結婚よりも、国際結婚の方が、離婚率は高いとは言えるがその差は微量なものであり、ほとんど同じような離婚率である」と言う事が言えるのです。

"日本人同士の結婚だから一生を添い遂げる"、"国際結婚の夫婦だからそのうち結婚するんだろう"なんていうことは絶対にないのです。性格の不一致があったら、国は関係なく別れとなってしまう事もあるでしょうし、価値観の違いがあった場合にも、国は関係なく別れとなってしまう事もあるのです。

日本に馴染みのないプレナップとは

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みなさん、"プレナップ"という言葉を耳にした事がありますか？そろそろ国際結婚をしようとしている"というカップルのみなさんの中には「外国人の結婚相手からプレナップという言葉を聴き、意味・存在を知りました」という方も多いのではないでしょうか。

プレナップとは、正式名プレナプシャル・アグリーメントと言い、結婚をする前に"結婚後の生活・約束ごと"などをあらかじめ書面などで取り交わすことを指します。

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