2019年7月14日 更新

刺青を女性がする理由とは?デザインに応じた意味とは

昔は絶対にタブーであった刺青も、海外の流行を受けて日本でも比較的寛容になってきました。しかし、女性の刺青に対しては未だ否定的な考えを持っている人も多いです。では、なぜ女性が刺青をしたいと思うのでしょうか。今回は和彫りや様々なデザインの意味の解説もします。

目次

チェーンは何かと何かを繋ぎ合わせておく役割を担うため、離れ離れの相手との絆や愛を繋ぎ留めておくという意味で刺青に入れる人も多いです。どれだけ時間が経っても、どれだけ相手が遠くにいてもゆるぎない愛の証であり、チェーンの刺青を見るために恋人に思いをはせる人もいます。

チェーンは長いものでは、腕や手首を一周させるものもあり、短ければハートをチェーンで繋いでいるものもあります。太さや長さも自分でデザインを決められるので、人と被ることも少ないでしょう。

正しい未来に進みたいなら「コンパス」

Adventure Compass Hand - Free photo on Pixabay (477528)

今でこそインターネットによって自分の位置や目的地までの道のりを簡単に知ることができます。しかし、インターネットが普及していなかった時代、頼りになるのはコンパスと地図のみでした。地図があっても、方角が分からなければ道に迷ってしまいます。

そのため、コンパスは進むべき道を教えてくれる道具として重宝されていました。そのことからコンパスは「正しい未来を教えてくれる道しるべ」として刺青に入れる人も多いです。

また、船乗りはコンパスを頼りにするしかなく、どんな状況でも帰る道を教えてくれることから「安全」や「希望」という意味も込められています。

刺激的な人生を目指すなら「さいころ」

Roll The Dice Craps Board Game - Free photo on Pixabay (477529)

さいころはどの面も平等の確率で出るため、予測を付けることができず、ギャンブルにも使われます。そのため、刺激的な人生が欲しいという人はさいころをモチーフにしたデザインを彫ることもあります。

カジノなどでは1つのさいころではなく、何個か用いることが多いことから、刺青でも1つではなく複数のさいころを好む人が多いです。

先の読めない人生だからこそ刺激的で面白く、ついていない日もあればついている日も巡ってくるという意味が込められています。

強い精神力が欲しいなら「蝶」

Butterfly Nature Flower - Free photo on Pixabay (477530)

蝶はそのデザイン性の高さから女性に人気のデザインですが、蝶には強い精神力という意味が込められています。蝶は成長する前は葉を食べる青虫で、自由はありません。しかしさなぎを経て成長したら、羽を持って自由に飛び回ることができます。

また、自分で花を見つけては吸い、誰も頼らずに自由に生きていけるため、女性が蝶のデザインの刺青を入れると、「男性に頼らない強い精神力」を意味します。

今は何もかもが上手くいかなくても、努力し続ければ成功し、華麗な人生を歩むことができるという励ましの意味も込められています。

幸福のお守りが欲しいなら「ツバメ」

Swallows Swallow'S Nest Bird - Free photo on Pixabay (477532)

ツバメは幸せを運ぶ鳥として知られています。これは日本に限らず世界でも信じられているもので、日本ではツバメが巣をつくる家には幸運が訪れるとして大切に保護されてきました。

自身で身を守る能力が低いため、人の近くにいれば天敵となるカラスや蛇が近づかないため、わざと人が集まる騒がしい場所に巣をつくるようになったようです。

また、帰巣本能が強いのでどれだけ遠くに飛び立っても必ず巣に帰ってきます。このことから「家族への愛」という意味も込められています。

刺青への批判について

Justice Judgmental Justitia - Free photo on Pixabay (477534)

刺青への理解が高まってきた現在でも、根強く批判する声はあります。海外のようにファッション感覚で入れることを理解できない人も多く、街で刺青を入れている人を見かけると陰でこそこそ噂話をする人は今もいます。

それらについて、刺青を入れている人はどのように感じているのでしょうか。

入れていない人々が騒ぎ立てているだけ

Protest Action Group Of - Free photo on Pixabay (477537)

日本人は協調性を大切にするあまり、人と違った行動をおこすと誰かが騒ぎ立てたり批判したりします。そのため、刺青を入れていない人からしたら、刺青を入れている人は常識外れの行動をしている人々であり、一生分かり合えないと考えているのです。

刺青を入れていない人が正しい、刺青を入れている人は間違っているという、誤った価値観を押し付けている人も多いため、勝手に騒いでいるとさほど気にしていない人も多いです。

特に確固たる決心を持って刺青を入れた人にとってはさらっと聞き流すことができるようです。

生活にそこまで支障はない

Girl Woman Joy Of Life - Free photo on Pixabay (477538)

刺青を受け入れられないという人の中には、生活に支障が大きい=誤った行動をしているという認識をしている人もいます。しかし実際に刺青を入れた人は、そこまで生活に支障があるとは感じていないようです。

もちろん、プールや温泉などの公共の場では断られることもありますが、ワンポイントであれば刺青を覆うシールなどもあり、問題なく利用できることもあります。そもそも、そのような問題は刺青を入れる前から覚悟していたことであるため、不便は感じていないようです。

また最近では刺青が入った外国人でも、日本文化である温泉が楽しめるようにと、刺青に寛容的な温泉施設も増えてきています。

受け入れられない人がいることも理解している

Agree English Consent - Free photo on Pixabay (477540)

刺青に対して寛容的な人が増えてきたと言っても、絶対に受け入れられない人がいることは刺青を入れた人も理解しているようです。

そのような人達に無理に受け入れてもらおうともしておらず、刺青を入れたい人は入れたらいい、入れたくない人は入れないままでいたらいいという考え方をしている人が多く、受け入れられない事に関して特別怒りなどは感じていないようです。

また、受け入れられない人がいるために、隠せるところに刺青を入れて偏見の目を持たれない努力や周りに迷惑をかけない努力をする人もいます。

刺青が入っていても入っていなくても中途半端な人は不平不満ばかり言う

Butterfly Paper Flying - Free photo on Pixabay (477542)

世の中にはいろいろな考えを持っている人がいます。そのため、どんな行動を起こしても全員が賛成し、批判する人が1人もいないという状況はほとんどありません。

特に批判するのは中途半端な人が多く、他人の一挙手一投足が気になって批判ばかりする人も多いです。しっかりした考えを持っている人は論理的に考えることができ、批判しなくても良いようなことには黙って見守り、特に関係しないという特徴があります。

批判することで刺青を入れている人々へマウントをとりたいと考えている人もいて、そのような人には冷めた目で見ているようです。

一生付き合う刺青にはしっかりと意味を込めてみよう

Cap Boy Smile - Free photo on Pixabay (477004)

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